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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、チョコレートが銀紙の理由は?
香りを保つ、遮光、溶けにくいと言うお話。
管理人、チョコレートは好きです。
でもバレンタインではもらえませんね~
もらえたのは母親と保険屋と
職場の義理チョコくらい。
こういうのほしいですけど。
フェレロ ロシェ Ferrero Rocher ヘーゼルナッツミルクチョコレート菓子 ギフト クリスマス 個包装 限定品 詰め合わせ 42粒 525g
もらえないのは残念なことです。
それはどうでもいいんですけど。
このチョコレート、包み紙って銀紙ですよね?
透明なやつもありますけど
多くは銀紙だと思います。
ではなぜ銀紙なのか?
ちょっと確認してみましょうか。
ということで。
この記事ではチョコレートが銀紙の理由は?
香りを保つ、遮光、溶けにくい、について
管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。
チョコレートが銀紙の理由。風味の劣化を防ぐため
チョコレートに銀紙を使う理由なんですが。
風味の劣化を防ぐのが重要だそうです。
まずは香り。
普通の紙では香りが逃げたり
他から移ることがあります。
しかし銀紙はアルミホイルですから
バリア性は抜群なんですよね。
普通の紙はシートでもスカスカ。
パルプ繊維がシートになっているので
繊維と繊維の間は空隙がありますから。
しかしアルミホイルは金属が延伸されたもの。
穴なんて空いてませんから気体も通さない。
すなわち香りも逃げないし
移っても来ないというわけ。
風味を失わない工夫ということです。
それから遮光。
光による劣化は紙でも起こりますが
チョコレートでも起こるんですね。
紫外線が当たると有機物は分解される。
そうして劣化する。
紙の場合は黄変化しますがチョコも
品質が悪くなるみたいですね。
最悪はブルームと言ってカカオバターが
溶けて表面が白くなることがあるとか。
こうなると味も悪くなってしまうらしい。
まあそういう品質の劣化を防ぐために
銀紙で遮光するということのようです。
あとは溶けにくくすること。
アルミ箔で巻いておけば
温度が内部に伝わりにくい。
多分、アルミが金属なので
体温の熱を逃がすんでしょう。
チョコレートは温度に弱い。
これは誰でも知ってますよね?
そもそもカカオバターは
28℃前後で溶けるそうです。
だからこれ以上にしてはいけない。
推奨温度は15-18℃なんだとか。
冷蔵庫の野菜室で保管しておいて
食べる直前に出してくる感じか。
管理人は面倒なので普通に
冷蔵庫に入れてますけど。
チョコレートの包み紙。透明なものもある理由は見栄え
チョコレートの包み紙ですけど。
管理人が見た限り銀紙が多い。
アルミホイルってことですよね。
中には薄葉紙にアルミ蒸着とか
アルミ箔の貼合とかもあるかな?
しかし。
透明なフィルムで包んでいるものもある。
これとか。
この理由なんですが。
それは見栄え、だそうです。
そのまんまか!
チョコレートの状態を確認するとき
中身が見えたほうがいいわけですよね。
そしてどんなチョコレートか
見えたほうが見栄えがいいと。
それからPPフィルムは紙よりも
透気度が高いので気体は通さない。
ある程度の酸化劣化は防げるでしょう。
まあ捻って包装していれば
そこまでの効果はないですが。
ただ遮光性はないので光による
劣化には役に立たないでしょう。
だから品質維持というよりは見栄え。
お菓子ですから売れてくれないと
どうしようもないですからね~
管理人のまとめ
今回はチョコレートが銀紙の理由は?
香りを保つ、遮光、溶けにくいという
お話でした。
チョコレートに銀紙が使われる理由は
風味の劣化を防ぐということでした。
香りが逃げないようにすること
光で劣化しないようにすること
体温で溶けにくいようにすること
というのが主な理由でした。
酸素や紫外線、水分に弱いというのは
チョコレートも紙も同じなんですね~
この記事が、チョコレートが銀紙の
理由の参考になればと思います。
チョコレート、美味しく食べてくださいね!
(参考)
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