
紅白紙はどこで買える?ベビー用品店、デパート、大型雑貨店
紅白紙はどこで買えるでしょうか?これは赤ちゃんのお食い始めで使ったりしますのでベビー用品店やデパート、ハンズやロフトのような大型雑貨店、ショッピングモールで購入できるようです。紅白紙がどこで買えるかよく分からない場合はネットで買うのがいいでしょう。
紙の知識と雑学の世界へようこそ!このブログでは製紙会社に技術者として16年間勤務した元製紙会社社員が、その経験を元に紙の知識と雑学について語ります。紙に関する悩みを解決する紙のコンサルタント、略して「紙コンサル」として紙に関する本音を公開します!
管理人の紙コンサルこと、
べぎやすです。
このカテゴリでは紙と料理について
お話したいと思います。
料理に紙を使うシーンって
意外にあるんですよね。
たとえばお菓子。
クッキーやチョコレートを包んだり
ケーキの下に敷いておくとか。
天ぷらだったら天ぷら用の敷紙。
かき揚げを作るときに
クッキングシートに材料を乗せて
そのまま天ぷら油に入れて揚げる、
という使い方もあるようです。
このカテゴリでは料理や
お菓子作りに使われる紙の
用途や特徴について
管理人が調べたことをお伝えします。
【紙と料理 料理に使われる紙の色々】
冒頭でもお話しましたが、
紙は料理で色々使われるんですね。
キッチンペーパーのように
拭き取るというのはもちろんですが、
ワックスペーパーのように
油や水に強い紙を使って
お菓子を包むとか
ケーキの下に敷くというのもあります。
またクッキングシートだと
耐熱温度が250℃くらいあるので
天ぷら油に入れても
燃えたりはしないんですね。
ちなみに、
紙の発火温度は約450℃ですから
通常食品を加工する程度の温度では
そう簡単には燃えません。
そういえば石板とかフライパンの上に
クッキングシートを敷いて焼肉すると
後片付けがラクでいい、
といっている人もいましたね。
では料理に使われる紙がは
どんな感じで作られるのでしょうか?
【料理で使われる紙の製造方法】
ここからは元製紙会社社員として
お話をさせて下さい。
これまでに出てきた
ワックスペーパーとクッキングシート、
これらを例にして
特徴と製造方法の関係をお伝えします。
<ワックスペーパー>
ワックスペーパーは
なぜお菓子にくっつかないのか?
これは製造方法に理由があります。
まず原紙にグラシン紙を使います。
厳密には紙はなんでも良いんですが
グラシン紙が使われることが多いです。
グラシン紙というのは
細くて短いパルプで製造した紙を
スーパーカレンダーという装置で
圧力をかけて作ります。
この紙は圧力がかかってますから
平滑度や密度が高くなります。
その代わり半透明な紙になります。
そのグラシン紙にワックスを含浸します。
ワックスはロウソクですね。
含浸するというのは
紙に染み込ませるということです。
実はロウソクの成分は
水にも油にも強いんです。
そしてグラシン紙は圧力がかかって
押しつぶされています。
だから密度が高くて小さな穴が少ない。
そのためグラシン紙に
ワックスを含浸させれば
耐水性、耐油性が良好で
液体が染み出しにくい紙になります。
そしてロウソクの成分は
ツルツルしてくっつきにくい。
こういう性質がお菓子を包んだり
下に敷いたりするのに都合がいい。
ということでワックスペーパーが
よく使われるわけです。
<クッキングシート>
クッキングシートは不織布に
シリコーン加工するものが多いようです。
不織布の製造方法も色々ありますが、
パルプを原料とした方法は
王子キノクロス(王子製紙)の
エアレイド法がメジャーのようです。
エアレイド法の説明はこんな感じ。
バラバラにほぐした
繊維や粉体を水を使わないで、
空気の流れに乗せて均一分散させ、
金網上に吸い取らせる方法です。
不織布の原料および
製法は多種多様です。
製法には湿式と乾式があり、
乾式のなかでも接着剤型、機械結合型、
紡糸型などさまざまですが、
エアレイドは接着剤型に属します。
ということです。
水を使わずに接着剤で
繊維をくっつけるようですね。
接着剤で繊維をくっつけていますから
紙のように水には溶けません。
そしてこの不織布を原紙として
両面にシリコーン塗工をします。
シリコーンを塗工すると
水や油をはじきやすくなります。
表面の摩擦が少なくなって
ツルツルします。
専門的には表面エネルギーが
小さくなると言うようです。
身近に使われているのは
ラベルの台紙ですね。
ラベル台紙は剥離紙と呼ばれますが
シリコーンが塗工されています。
だからベトベトしている粘着剤が
キレイに剥がれるんですね。
それからテープの背面にも
塗工されています。
テープもシリコーンを塗工しないと
上手く剥がれてくれないですから。
クッキングシートを使うと
かき揚げとか、焼肉とかが
サラッと剥がれるというのも
同じようなことです。
【管理人のまとめ】
今回は紙と料理について
お伝えしました。
紙は意外と料理のときに
使われているんですね。
キッチンタオルのように
布巾として使われるのもありますし、
ワックスペーパーのように
クッキーやチョコレートなどの
お菓子やケーキを包んだり
下に敷いたりするというのもあります。
クッキングシートなんかは
天ぷら油に入れてもいいような
耐熱性があるのですから
上手く使えば色々便利そうです。
メーカーのHPを見ると使い方について
いろんな提案が記載されてますね。
グラシン紙にワックスを含浸させたり
不織布にシリコーンを塗工したりと
紙に色々な加工をしている
ということのようです。
このような紙をうまく使えば
お菓子作りや料理の腕も上がるはず。
ただしどこまでいっても紙ですから
いくら耐熱性があると言っても
水も入ってないのに直火で加熱するとか
長時間オーブンに入れるとか
メーカーが推奨していないことは
しないようにして下さい。
便利な紙を使って美味しい料理を
たくさん作って下さいね!
紅白紙はどこで買えるでしょうか?これは赤ちゃんのお食い始めで使ったりしますのでベビー用品店やデパート、ハンズやロフトのような大型雑貨店、ショッピングモールで購入できるようです。紅白紙がどこで買えるかよく分からない場合はネットで買うのがいいでしょう。
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落し蓋の代用はなにが使えるでしょうか?台所にあってすぐに使えるものとしてはアルミホイル、キッチンペーパー、クッキングシートになるでしょう。いずれも鍋の大きさに合わせたサイズにして空気の抜ける穴を開けることになります。落し蓋の代用は意外に簡単ですね!
ミートペーパーを売ってる場所はどこになるでしょうか?卸売市場などにはあるでしょうがそれ以外だとホームセンターや釣具店なんだそうです。肉以外に魚の鮮度を保つときにも重宝するからだとか。ミートペーパーを売ってる場所が近所になければ通販で購入が便利です。
ミートペーパーは魚にも使えるのでしょうか?肉を包むものではありますが血やドリップを吸収するので優秀なんだそうです。熟成するときに出る余分な水分が戻らないようにして旨味を凝縮し鮮度を保つ。ミートペーパーは魚にも使えて食材全般の保存に役に立つようです。
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グラシンカップのシリコン加工だとお菓子が全然くっつかないんだそうです。普通は剥がすときにちょっとはがれてなんだかもったいない気分になるんですがそれがなくなるんだとか。グラシンカップのシリコン加工ならキレイに剥がれて気持ちよく食べることが出来ますね!
食べられる紙とは何でしょうか?実はデンプンを主成分としたものが実際に販売されています。また食べても問題ないインキもあるので専用のプリンタで印刷して誕生ケーキに顔写真を貼り付けてデコレートするなんてことも。食べられる紙、面白い使い方ができそうですね!
キッチンペーパーとクッキングシートの違いはなんでしょうか?不織布とグラシン紙というのもありますが、それ以上に後者はシリコーン加工しているのでくっつきにくい、というのが大きいです。キッチンペーパーとクッキングシートの違いは表面性ということになります。
紙鍋が燃えない理由はなんでしょうか?これは火をつけてもその熱が水に吸収されるからです。発火点は上質紙で450℃と言われますから、沸点の100℃では燃焼には全く不十分ということ。紙鍋が燃えない理由は頭では理解できても不思議なことにかわりはないですね。
クッキングシートにセロテープを貼ってオーブンに入れるとどうなるでしょうか?これはかなり危険です。紙はある程度大丈夫なのですが、セロハンや粘着剤は熱で溶けたり燃えたりする可能性があるからです。そもそもクッキングシートにセロテープは貼りつきにくいです。
クッキングシートがくっつかない理由は何でしょうか?それは紙表面へのシリコーン加工によるものです。これはシールの剥離紙にも使われる薬品で、粘着剤のようなものさえくっつきません。クッキングシートがくっつかない理由はそういう品質設計をしているからです。
紙は電子レンジに入れて大丈夫でしょうか?これは少しくらいならOKです。実際にはそう簡単に燃えることはありません。たとえばハンバーガーは袋ごと入れても特に問題ないし、肉まんは敷紙を付けて温めています。普通、紙は電子レンジに入れても発火はしないのです。
紙コップを電子レンジでチンして大丈夫でしょうか。これは基本的にダメです。特に水系のものを温めてはいけません。内側にラミネートされているポリエチレンは耐熱性が80度程度なので、加熱されると軟化するためです。紙コップを電子レンジで使うのは危険なのです。
ワックスペーパーは揚げ物に使えるでしょうか。これは水や油には強く、くっつきにくい紙になっているので食品の包装などに使えます。ただし、耐熱性は良くないのでクッキングシートのように高温で使うことはできません。ワックスペーパーを揚げ物に使うなら下敷です。
洋菓子の下に敷く紙の名前はなんでしょうか?多いのはワックスペーパーです。ケーキだと模様の入ったレースペーパーもあります。くっつかないという意味ではクッキングシートも使われます。洋菓子の下に敷く紙の名前をグラシン紙と呼ぶ人もいますがちょっと違います。
和菓子の下に敷く紙の名前は「かいしき」と言うんだそうです。似たような使い方で「懐紙」もあります。両者は微妙に違うそうです。前者は料理でのみ使われ、後者は包む、書く、といったシーンでも使用されるんだそうです。和菓子の下に敷く紙の名前はややこしいです。
パラフィン紙を料理に使うとき、オーブンに入れても大丈夫なのか。これはダメですね。熱をかけると含浸しているロウソクが溶ける可能性があるからです。ただし、よく似た紙のクッキングシートは使えます。加熱するときは、パラフィン紙を料理に使わない方がいいです。