紙の名前一覧

管理人の紙コンサルこと、
べぎやすです。

このカテゴリのお話は
紙の名前の探し方などです。

多くの人は毎日何の気なしに
紙を見ていると思います。

いちいちこの紙の名前は?
なんて思わないでしょう。

しかし、もしも自分が
コピー本を作ってみようとか、

チラシ、名刺、ハガキなど、
何かを作ってみようと思ったら、

この紙の名前は何?
と気になりはじめるはず。

管理人の場合は
元製紙会社社員ですから、

製紙会社にいたときは
紙の名前が気になりました。

本屋に入ると雑誌のコーナーで
女性向けの雑誌を手に取って

この紙はなんだろうとか、
印刷上がりはどうだろう、

コシはどうかなとか、
見てしまうことがありました。

おっさんが女性向け雑誌って
なんだか不審者っぽいですけど。

今はそんなことはしませんが、
紙を作る側として気にしたものです。

何でもそうですが気になるのは
自分ごとになるからなんでしょう。

ただ紙の名前の場合、
調べて分からないことも多いです。

ではどうやって
紙の名前を探すのか?

このカテゴリでは
紙の名前を探す方法について

自分なりにやってきたことを
お伝えしたいと思います。

【紙の名前の探し方】

紙の名前の探し方といっても
通常細かい銘柄は分かりません。

この本に使われている紙は
どのメーカーの何という銘柄か。

こういう情報は、
実際に使用している印刷会社や

納入している代理店や卸商、
そういうところでしか分かりません。

紙だけ渡されて、
これなんですか?と言われたら、

これはコート紙ですねとか
上質紙ですねとか

そういうレベルの話はできますが、
銘柄の特定は難しい。

製紙会社が分析したとしても、
そう簡単ではありません。

しかしそんな情報が必要なのは
製紙会社や印刷会社、

代理店とか卸商など、
そういう紙関連の企業のお話。

普通の人が本を自作しようというのなら
そこまで必要ないですよね。

多分、ある程度の品種が分かれば
十分ではないかと思います。

ではどうやって品種を確認するのか?

管理人がやっていた手順を説明します。

<紙の名前の確認には用途が重要>

まずは用途確認です。

その紙が何に使われているのか、
それが分かれば品種名は絞れます。

しかも品種名が
用途そのものだったりします。

たとえば、
辞書や辞典に使われる紙。

超軽量印刷用紙、インディアペーパー、
薄葉紙などと呼ばれますが、

辞書用紙とか辞典用紙で検索しても
正式な品種や銘柄が分かります。

製紙会社が販売している銘柄は、
トモエリバー、コロナ、オークなど。

実際に購入するなら
銘柄が必要なわけですが、

それは薄葉紙を調べていれば
そのうち出てくるというわけ。

他の例で行くと、
インクジェット用紙、新聞用紙、

コピー用紙、キッチンペーパー、
ティッシュペーパーなど。

だから紙の名前を調べるなら、
まずは用途を確認することです。

<紙の名前の確認には見た目が重要>

用途がわかれば
次に重要なのは見た目。

色が白いのか黄色いのか、
表面の光沢はあるのかないのか。

そういう見た目のことです。

たとえばチラシの紙。

チラシ用紙と検索すれば
色々出てきます。

新聞折込に使われるチラシは、
複数の種類があります。

最も使用量の多いのはコート紙。

次いでマットコート紙、上質紙、
という感じです。

そこで紙の名前が分からないなら
見た目を確認する。

色が白くて表面がテカテカして
光沢があればコート紙。

色が白いが表面に光沢がなければ
マットコート紙か上質紙。

マットコート紙と上質紙の違いは、
印刷物なら印刷光沢の有無。

印刷光沢があればマットコート紙
なければ上質紙。

それ以外だと、
表面を1円玉でこすってみる。

黒い筋が入るなら
マットコート紙の確率が高い。

慣れれば見て分かるようになりますが
慣れないと難しいかもしれません。

チラシに使われる他の紙としては、
黄色い紙はキザラ、グレーなら更紙。

あとは微塗工紙というのもありますが、
名前の通り少し塗工した紙なので

コート紙や上質紙との区別は
ちょっと難しいです。

いずれにしても用途が分かっていれば、
それに使われる紙の種類は限られる。

だからこの紙の名前は何か、
というのも絞りやすくなります。

【紙の名前 銘柄の特定は難しい】

ここからは元製紙会社社員の
技術部だったときの体験談。

管理人は元製紙会社社員ですから、
自分が担当していた紙の他社銘柄、

つまりライバルの製品名を
覚えなければいけませんでした。

主要銘柄の名前は
知っていて当たり前ですから。

しかし営業からこの紙はどこのものか、
という問い合わせが来ると困りました。

手元に同じ紙があれば比較して、
これだろうと当たりもつきますが、

そんな仕組みも出来ていなかったし、
だいたいどこの紙も品質的に

似たような感じに作るので
特定は難しかったんですね。

紙の場合、同一グレードは2社購買、
というユーザーも多かったので、

なおさらどうにでも使えるように
良く似た品質の紙になっていました。

逆に言うと紙を使うときは、
品種やグレードは重要ですが

細かい銘柄までこだわらなくても
それなりに使えるということ。

こだわりのある人からすると、
この銘柄でなければならない、

というのがあるんでしょうが、
元製紙会社社員からすると、

どこの紙でもだいたい使えますから、
銘柄は気にしなくてもということです。

管理人が後発の製紙会社社員で
ユーザーから品質的なことで、

A社は使えるのに、オタクは使えない、
という感じでいじめられたので

余計にそういうことを
思うのかもしれませんが。

【管理人のまとめ】

今回は紙の名前についてでした。

紙の名前を確認するときは
何よりも用途を明確にして下さい。

多くの紙は「○○用紙」で検索できます。

その後、正式名称や代表銘柄を確認。

あとは見た目ですね。

用途が特定できていれば、
見た目で大体の品種が分かりますから。

いずれにしても紙を使うなら
その品種とグレードが重要です。

この記事が紙を選ぶときの
参考になればと思います。

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