紙の広告にメリットはある?信頼性、保存性、一覧性、質量感

記事内に広告が含まれています。

この記事は約 8 分で読めます。

紙の広告 メリット

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は紙の広告にメリットはある?
信頼性、保存性、一覧性、質量感
というお話。

管理人は元製紙会社社員。

チラシの紙の担当もしました。

入社してすぐの担当が微塗工紙で
まさに安いチラシの紙でしたね。

その当時は今のようにネットもなく
広告といえばテレビ・ラジオ・新聞。

そしてチラシを配る特感じでした。

まさかこんなに紙の広告が
減ってしまうとは思いもしない。

ちょうど平成元年ですから
チラシを撒けば売れるバブル。

コート紙や微塗工紙も作れば売れる。

今思えば夢のような時代でした。

バブル経済とはよく言ったものです。

ところが今は違う。

ネットが出てきて紙の広告に
意味があるのか問われる時代。

スマホに広告が出せるなら
チラシになんの意味があるのか?

新聞を読む人が減っているのに
折込チラシに意味はあるのか?

WEBで動画がいくらでも見れるのに
高級カタログは必要なのか?

そもそも電子媒体に対して
紙媒体の優位性はあるのか?

考えてしまいますね~

なので。

管理人もちょっと調べてみました。

ということで。

この記事では、紙の広告にメリットはある?
信頼性、保存性、一覧性、質量感について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

紙の広告のメリットはさわることができること

管理人が調べて考えたことは。

紙の特徴ははさわることが出来ること。

触覚ですね。

調べた感じではとりあえず4つあって
信頼性、保存性、一覧性、質量感。

なんですが。

このなかで電子媒体に無理なのは質量感。

もちろん今後どうなるかは分かりません。

しかし今のところディスプレイに
表示される広告に質量感はない。

目で見るだけですから。

しかし紙の広告はさわることが出来る。

これ、意外と大きいかなって思いました。

たとえば。

高級車があったとして。

これをスーパーのチラシのような
紙に印刷したら逆効果ですよね?

何だこの安物という感じになる。

逆に安売りのスーパーのチラシが
分厚いアート紙だったら敬遠される。

いくら安い価格が書かれていても
それは本当だろうかと思いますから。

こんな感じで、紙の質と厚みは
広告として結構重要なわけです。

ディスプレイに表示されるときは
そういう差別化はありませんよね。

同じパソコンで高級車も見るし
安売りのチラシも表示される。

質量感の違いはありません。

販売している物の価値に見合った
質量感を演出できるのは紙媒体。

表示されている印刷以上に説得力がある。

逆にれ以外のメリットはない気がします。

視覚に頼るものは電子媒体が優位。

VRとか出てくればもっと優位になる。

紙はその部分では競争は
難しいかなと思います。

以前履歴書なんかのところで書きましたけど
やっぱり厚みがない紙は印象が悪いです。

(過去記事)
履歴書の紙質はどんなものがいい?厚めの上質紙が好印象です
https://kamiconsal.jp/rirekisyosisitu/

広告媒体も同じことで商品に合った
紙を使わないと良い広告にならない。

コピー用紙に印刷した高級住宅とか
やっぱり信用できませんからね~

紙の広告は信頼性、保存性、一覧性がある?

ここまでは紙の広告の質量感
についてお話しました。

紙の広告が電子広告に勝てるのは
ここくらいじゃないのかなと。

ではそれ以外のところはどうか。

信頼性、保存性、一覧性も
紙に優位性があるのかですが。

管理人的にはこれ微妙なんですよね。

信頼性は紙の出版物はちゃんとしている
ということだと思うんですがどうか?

ネットで信頼性なさそうなものよりは
紙媒体のほうがいくらかマシと言う程度。

しかしこれについては媒体の違いより
誰が発信しているかとかが重要でしょう。

紙の広告はコストがかかるので
信頼性は高い用に思いますが

いい加減な広告というのは紙でも
ネットでもいい加減ですからね~

次に保存性なんですが。

紙媒体は物理的に残すことが出来ますが
電子媒体はデータを保管しないといけない。

ただ、保存したければどちらも
長期に渡って保存は可能です。

紙媒体はスクラップブックにでも
入れておけば一生残るでしょうし

電子媒体もクラウドに上げておけば
よほどのことがない限り残るでしょう。

うっかり捨ててしまうと言うなら
そのリスクはどちらにもあります。

あえて言えば紙のほうが端末などが
不要なので残しやすいですかね。

あと一覧性なんですけど。

ちょっと昔なら圧倒的に紙だったんですが。

今はディスプレイのサイズも大きくて
一覧性で紙の優位性はありません。

ましてや画面を複数使うとか
拡大縮小が自由であるとか

そういう利便性を考えると
電子媒体が勝ると思いますね。

結局、視覚に関する部分で紙は
電子媒体に勝てそうにない。

調べてみて余計にそう思いましたね~

管理人のまとめ

今回は紙の広告にメリットはある?
信頼性、保存性、一覧性、質量感
というお話でした。

管理人の考えでは質量感は紙の
広告でしか表現できませんが

それ以外は電子広告の方が
メリットがある感じですね。

特に視覚による部分は電子広告。

紙媒体は紙そのものの光沢感とか
厚みとかいう部分を活かすしかない。

紙に触れたときにこの商品はきっと
高級なんだろうと思わせる演出とか。

紙を見た瞬間に今日は大安売り
と分かるような使い方とか。

もうそれくらいしか電子広告との
差別化は難しいのかなと思います。

ただ残念なのは。

コストや利便性は圧倒的に電子広告。

なので紙の広告は減るだろうということ。

だから。

紙の広告、生き残って欲しいですね~

この記事が、紙の広告の
メリットの参考になればと。

紙の広告、上手く使って下さいね!

(参考)
こんな記事も読まれています。

段ボールが湿気を吸収!箱が潰れるほど圧縮強度が下がるのか
https://kamiconsal.jp/danborusikkekyusyu/

グラシンペーパーとは?ドロドロのパルプで作った半透明の紙
https://kamiconsal.jp/glassinepaper/

古紙100%は環境にやさしいのか?品種によって違います!
https://kamiconsal.jp/kosi100/

タイトルとURLをコピーしました