この記事は約 5 分で読めます。
管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、筆ペンがにじまない？
顔料インクタイプを使えば和紙でもOK
というお話。
管理人、年賀状で筆ペン
使ったことがあります。
今はもう面倒なのでボールペンですが。
筆ペンは便利なんですけど
にじむことがあるんですよね。
しかし。
そんな筆ペンでも今はにじまない
タイプのものがあるんだそうです。
ということで。
この記事では筆ペンがにじまない？
顔料インクタイプを使えば和紙でもOK
について
管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。
筆ペンがにじまない！顔料インクタイプの商品は？
にじまないタイプの筆ペン。
こんなやつだそうです。
紙としてもにじまないように
色々と工夫をするわけですが
同じ紙に書いても油性ボールペンは
にじまないけど万年筆はにじむ。
筆記用具のインクで随分違うわけです。
筆ペンも同じこと。
インクが染料タイプ可顔料タイプかで
にじみ具合は全く違うということです。
墨汁は顔料になるんですけど
あれは筆に墨をつけるし
水で薄めることもできるので
インクの流動性は考えなくて良い。
しかし。
筆ペンとなるとカートリッジの中で
固まってしまったら最悪なわけで。
そのときインクとしては染料のほうが
顔料よりも対応しやすいはずなんです。
でも染料タイプはにじみやすい。
発色もいいし扱いやすいけど
にじみやすいということです。
では顔料タイプはどうかと言うと
にじみにくいけど扱いにくい。
この部分は色々難しかったと思います。
管理人は詳しいことは分かりませんが
分散技術のレベルが上ったんでしょう。
インクジェットの開発のときも
そんなことを聞いた気がします。
管理人は紙の開発でしたが
インク開発はもっと大変だと。
顔料を均一に安定して分散させるか。
染料なら考えなくて良いところなので
難しい技術なんじゃないかと思います。
紙の方としてはにじまないインクが
増えてくれると色々とありがたい。
定着剤とか無駄な薬品が減らせますから。
顔料インク筆ペンの選び方
顔料インク筆ペンを選ぶときの
ポイントはこんな感じだそうです。
- 用途に合わせたペン先の硬さを選ぶ
- 柔らかい筆先は、流れるような線を描くのに最適。
- 硬めの筆先は、細かい文字やイラスト向け。
- 速乾性の有無をチェック
速乾性のある筆ペンは、作業効率を高め、仕上がりを美しく保てます。 - インクの補充が可能か
環境に配慮するなら、インクの補充ができるタイプも検討しましょう。
いずれにしても。
ペンと紙には相性がある。
半紙に万年筆で書いたのでは
にじんで仕方がありません。
筆ペンも同じ。
にじまない紙に書くなら
染料タイプで問題ないし
にじみやすい紙に書くなら
顔料タイプを選ぶべき。
こういうのは正しく使ってほしいですね～
管理人のまとめ
今回は筆ペンがにじまない？
顔料インクタイプを使えば和紙でもOK
というお話でした。
筆ペンのにじみ問題を解決するには、
顔料インクタイプを選ぶのがポイント。
顔料インクは、にじみにくいだけでなく、
耐水性や色あせのしにくさもメリット。
特に和紙に文字やイラストを書く場合は
顔料インク筆ペンを使うのが良さそう。
筆ペンを選ぶ際は用途や紙質に
応じて適切なタイプを選びたい。
筆ペンをストレス無く使えると思いますよ！
この記事が筆ペンがにじまないように
するための参考になればと思います。
筆ペン、上手く使って下さいね！
（参考）
こんな記事も読まれています。
万年筆がにじむのはなぜ？紙が対応していなければ書けない！
⇒https://kamiconsal.jp/mannenhitunijimu/
印字の耐久性について。インクジェットとレーザーの違いは？
⇒https://kamiconsal.jp/injitaikyusei/
写経した紙の処分はどうすればいい？基本はお寺に納経です！
⇒https://kamiconsal.jp/syakyokamisyobun/
