印刷はマットがいいの?イラストで使うべき紙の種類について

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印刷 マット

 

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、イラストを印刷するのは
マット紙がいいのか?というお話。

管理人は絵心がないのでイラストが
描ける人はすごいなと思います。

最近はパソコンで絵を描いて
インクジェットで印刷とかするようで。

同じ道具を使っているのに
なんであんなに出来栄えがちがうのか。

絵が上手い人は本当に尊敬しますね。

それで、その絵をどんな
紙に印刷すべきなのか?

そういうことで悩んでいる人もいるようで。

管理人は元製紙会社社員ですから
紙のことならなにか話せるかも。

ということで。

この記事では、イラストを印刷するのは
マット紙がいいのかということについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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イラストの印刷にマット紙を使うかどうかは好みの問題

インクジェット用紙には、普通紙、マット紙、
光沢紙といくつかの種類があります。

その中でどの紙を選べばいいか?

管理人の考えとしては
自分の好みで選べばいい、です。

考え方としては、イラストの雰囲気と紙の
雰囲気があっているかどうかが重要かなと。

カラフルではじけるようなイラストなのに
普通紙を使うのはちょっと合わないとか。

インクジェットプリンタで出力した
イラストの使いみちにもよるでしょう。

印刷がキレイにできるのは写真用の
インクジェット用紙ですが値段が高い。

普通紙は安いですがカラフルでインクの
吐出量が多い絵柄には耐えられない。

マット紙はインク量が多い重たい絵柄でも
大丈夫ではありますが光沢は出ません。

というような特徴がありますから、
それなりに用途を考えないといけない。

枚数は少なくていいのでキレイな
イラストを印刷したいなら写真用がいい。

光沢感はあるし、色に深みもあります。

基本的に写真が印刷できるわけですから。

そこまで光沢感を求めることはないが
枚数がそれなりに必要ならマット紙。

印刷柄によってはガサつく
感じがするかも知れませんが

コストパフォーマンスを考えると
そのへんで妥協しましょうという感じ。

 

普通紙とかコピー用紙は、
カラー印刷には向きません。

文章とか、せいぜい図表やグラフですね。

イラストもベタの少ないモノクロになら
使えるかも知れませんが。

写真用やマット調のインクジェット用紙と
同じインク量で印刷するとにじみますから

カラー印刷のイメージチェックに
使うのもどうかなと思います。

当然ですがパソコンの画面で描いたものと
普通紙やマット紙に出力されたものは

印象がずいぶん違いますから
そのへんは割り引いて見る必要があります。

管理人としては、イラストを印刷するなら
写真用の光沢インクジェット用紙が

色の再現性なども高くていいと思いますが
コストとの見合いという感じがしますね。

あとはイラストの世界観になるでしょうか。

写真用インクジェット用紙でも銘柄で品質が違う

ここからは余談です。

イラストを印刷するならマットよりも
写真用の光沢インクジェットがおすすめ

というお話をしましたが、その光沢紙も
メーカーや銘柄で品質が違います。

これは各メーカーの製造方法が
それぞれ違うので当然なのですが

紙のことを知らない人からすると
紙なのに品質差があるの?と思うでしょう。

管理人はインクジェット紙の開発に
関わったことがありますから言いますが、

実は各メーカーで使用している塗料用の
薬品も塗工設備も違っています。

他社品を分析してもなかなか
同じ塗料を作ることは出来ませんし、

同じ塗料を使ったとしても
塗工設備が違えば品質は変わる。

さらにいうと、同じ設備が使えたとしても
その操業条件でも品質は変わる。

OEM生産を請け負うのであれば
同じ品質の製品も出来るでしょうが

原紙、塗料処方、塗工設備、塗工条件、
それらを合わせないとなかなか難しい。

最終的には製品になったときに同じ
品質になるように調整が必要なわけで

ある程度の許容範囲があるとは言え
そう簡単な話ではありません。

OEMでもそう簡単でないのですから
独自開発となるともっと難しい。

後発メーカーは先発メーカーの
真似をすればいいのでまだマシですが

それでも特許もあるのでこれに
抵触しないように開発するのは大変。

特許の性質も色々あって、製造方法の
特許ならそう簡単にバレませんが

品質に関するパラメータ特許だと
紙質分析されたらすぐバレる。

光沢インクジェットの先発メーカーは
写真屋さんだったので厳しかったですね。

そういう制約がある中で無理して
販売されているのが実際のところ。

こういう薬品、塗工方法を使えばいいんだが、
それは特許で使えないとか

他社品の再現が難しいとか
そういう問題が出てくるわけで、

自社品は他社品に比べて
品質が劣ると思っても販売するしかない。

それで、銘柄によって品質が違う
ということになるわけです。

 

電化製品なんかでもあることですが、
紙であっても同じことが起こるんですね。

もちろんにじんで仕方ない
というようなものは販売しませんが

発色の鮮明さとか印刷物の透明感とか
光沢感とか微妙なものは変わってくる。

それが誰が見ても一番いいというのではなく、
個人の好みがあるのが難しい。

光沢インクジェット用紙でも、
白紙光沢はそれほどでもないが

印刷光沢は結構高い
というものもあるわけで、

白紙も印刷もピカピカがいいか、
白紙は抑えて印刷が光るのがいいか、

そういうものも個人の好みやイラストの
世界観で変わる、というわけですね。

管理人のまとめ

今回は、イラストの印刷で使うのは
マットがいいかどうかというお話でした。

管理人は個人の好みとイラストの
世界観で選ぶのがいいと思います。

マット紙よりも写真用の光沢紙のほうが
パソコンの画面を再現しやすいですが、

銘柄によっても発色が違いますから
色々試して選ぶしかないと思います。

フルカラーのイラストなのに普通紙とか
そういうのはダメだと思いますが。

この記事がイラストを印刷する
紙を選ぶ参考になればと思います。

イラストの印刷にふさわしい
紙を選んで下さいね!

紙と印刷
プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
>>https://kamiconsal.jp/profile/

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