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筋入りの封筒の名前。薄茶色のものはなんという品種なのか?

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は筋入りの封筒の名前について。

茶封筒でも黄色い感じで
筋が入ったやつがありますが

あの封筒に使われる
紙の名前は筋入クラフト紙。

もう少し詳しく書くと
筋入り未晒片艶クラフト紙。

管理人が子供の頃
筋入りの薄茶色の封筒に

伝票なんかを入れているのを
見た記憶があります。

駄菓子屋のお菓子とか
商店街のコロッケなんかも

この紙でできた袋に
入れていた記憶があります。

レトロな昭和の感じですね。

最近は筋入り封筒も紙袋も
見ることが無くなりました。

IT化が進んで伝票も減ったし
ポリ袋があるから紙袋はいらない。

そんな感じで封筒も紙袋も
減っているんだと思います。

管理人の年齢だと
子供の頃は高度成長期。

古き良き時代を思い出させてくれる紙
ということになるでしょうか。

ただし、生産量は減っていますが
今でも紙の製造はされています。

筋入クラフト紙で検索すれば
通販で入手は可能です。

昔懐かしい雰囲気を出したいなら
ちょうどいいアイテムじゃないかなと。

ということで。

この記事では筋入りの封筒について
管理人なりに調べたことをお伝えします。

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筋入り封筒の品種は未晒片艶クラフト紙

ここからは元製紙会社社員として
お話させて下さい。

筋入り封筒の名前は筋入クラフト紙。

品種名は未晒片艶クラフト紙となります。

大きな分類では包装用紙ですね。

製造は片艶紙なのでヤンキーマシン。

ヤンキーマシンというのは
乾燥工程でヤンキードライヤーという

直径の大きなドライヤーを使う方法で
ドライヤーに接触する面がツルツルです。

また米坪(1㎡当たりの紙の重さ)が軽いので
円網マシンで抄造されることが多いです。

それからあの筋は抄紙マシンの
フェルトに模様が入っているそうです。

フェルトは紙を脱水するときに
使われる用具。

パルプがシートになってある程度
脱水されたあとにフェルトで紙を挟んで

更に脱水するんですが
このときに使われるんですね。

まだある程度紙に水分があるので
フェルトの模様が紙に転写される。

フェルトに縦筋が入っていれば
筋入の入った紙になるわけです。

ちなみに、フェルトなんですが
管理人は毛布と呼んでました。

一応、毛織物ですから。

吸水性がよくて耐久性も良い
という条件を満たすために

これはこれで布の織り方など
技術的に難しかったと記憶しています。

筋入りクラフト紙の筋は強度対策

ところで筋入クラフト紙になぜ筋が
入っているのか疑問に思いませんか?

なんでわざわざあんなものを入れるのか?

管理人が気になったので調べてたところ
あの筋は強度対策なんだそうです。

クラフト紙は紙としては強いのですが
やっぱり紙ですから破れやすい。

その対策として筋を入れておけば
横方向には裂けにくいんですね。

紙が断紙(破れる)するときは、
だいたい耳(紙の一番端の部分)に

傷が入ってそこから裂けて
切れることが多いんです。

特に薄い紙は破れやすい。

そのときに筋が入っていると
端から裂けても筋の所で止まる。

そういう意味で縦筋が入っているそうです。

ただの模様ではなくて
実用的に必要なものだったんですね。

筋入クラフト紙のその他の用途

筋入クラフト紙は封筒や紙袋としては
見かけなくなったのですが

実はそれ以外の用途では
まだ使われています。

ただ数量が少なく表に出てこないので
一般的には知られていないんですね。

たとえば、金属合紙、果実袋、
マスキングペーパーなどの原紙ですね。

それぞれ必要な加工をされて
特殊な用途で使われています。

金属合紙はその名前の通り
金属表面を傷つけないように金属間に

挟む紙ですが工程紙なので
数量も少ないし人目にも触れません。

果実袋だと、
梨袋、りんご袋、ブドウ袋、

桃袋、マンゴー袋、キウイ袋、
みかん袋、びわ袋などがあって、

風雨等から果実を保護し、
肌を綺麗に仕上げる目的で使われます。

マスキングペーパーは塗装のときの
養生用として使われます。

塗装の場合養生というのは、
塗らない場所を確保することですね。

こんな感じで筋入クラフト紙
数量は少ないですが

まだ色々と使われていると
いうことなんですね。

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管理人のまとめ

今回は筋入り封筒について
お話しました。

筋入り封筒の名前は筋入クラフト紙。

品種としては包装紙の片艶クラフト紙で
詳しく言うと筋入り未晒片艶クラフト紙。

未晒片艶ということから分かるように
薄茶色で片面がツルツルしています。

それから、あの筋は抄紙機のフェルトに
模様をつけて入れているそうです。

筋が入っている理由は
薄い紙を裂けにくくするためでした。

そんな筋入クラフト紙ですが、
事務用品としての封筒は見なくなったし

紙袋はポリ袋に変わってしまい
身近で使われることは少なくなりました。

最近見かけなくなった筋入クラフト紙ですが
その他の用途として金属合紙、果実袋、

マスキングペーパーなどでは
まだ使われています。

数量は少ないし目立たないのですが
結構重要な役割を持ってるんですね。

管理人としてはレトロな雰囲気の
あの紙袋が復活しないかなと思うんですが。

この記事が筋入りの封筒を使うときの
参考になればと思います。

レトロな筋入りクラフト紙を
うまく使って下さいね!

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