西洋紙のコピー用紙の関係はどうなる?その一部となります!

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西洋紙 コピー用紙

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、西洋紙のコピー用紙の関係は
どうなる?その一部となりますというお話。

管理人、西洋紙、という言葉は
実は聞いたことがありません。

そんな言い方しないもんな~

調べてみると言わなくもないんですね。

洋紙と和紙に違いを強調するために
西洋紙という言い方になるみたいです。

それで。

この西洋紙とコピー用紙の関係は?
という質問があったんですが。

回答としてはコピー用紙は洋紙だから
西洋紙の中に含まれるということ。

ではこの関係を詳しくみてみましょうか。

ということで。

この記事では、西洋紙と
コピー用紙の関係について

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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西洋紙とコピー用紙の関係。コピー用紙は西洋紙の一種

すでに回答を記載しましたが
コピー用紙は西洋紙の一種。

西洋紙というのが洋紙のことですね。

それで、洋紙がすでに和紙との
対比で使われる言葉なんですが

西洋紙というのはそれをさらに
強調したということなんでしょう。

一応洋紙に含まれるものとしては
コート紙、上質紙などの印刷用紙

包装紙、段ボール原紙などの
紙全般が対象となります。

コピー用紙は情報用紙なんですが
これももちろん洋紙になります。

製造側から見ると、コピー用紙は
上質紙の仲間といえるでしょうね。

古紙入りPPCだと中質紙
ということになるでしょうか。

上質紙や中質紙は印刷用紙ですが
コピー用紙と原料はだいたい同じ。

紙の品質としてオフセットなどの印刷機に
合わしているかプリンタに合わしているか。

それはそれで大きな違いではあるのですが
一般的な目から見るとちょっとした違い。

見た目だけなら似たようなものです。

もうちょっと言うと。

西洋紙、洋紙の代表例は模造紙でしょう。

模造紙は基本的に上質紙と同じ。

コピー用紙も原料的には上質紙と同じ。

製造するマシンの設定条件が
違うだけという感じですね。

まあそんなわけでコピー用紙は
コピー用紙という独立した

種類があるわけではなくて
西洋紙の一種ということです。

西洋紙と和紙の違い

ここまで、西洋紙とコピー用紙の
違いについてお話しました。

また西洋紙は、和紙との違いを明確に
するために使われる言葉でした。

では洋紙と和紙は何が違うのでしょうか?

これは結構難しいんですよね。

特に和紙の方が。

洋紙は基本的に木材パルプを
原料として機械で生産した紙。

原料としては長繊維の針葉樹、
短繊維の広葉樹になります。

その他、古紙も使いますね。

そして、機械で大量生産する。

品質的にもかなり均一なものになる。

工業製品、というわけです。

一方の和紙なんですが。

基本的に原料はコウゾとかミツマタ。

そして手漉き。

なんですが。

本当にこの通りに製造している
和紙はもうかなり少ないそうです。

現実的には機械漉きの和紙もある。

原料にコウゾやミツマタ以外の
針葉樹木材パルプを使うこともある。

和紙は今となっては特殊な紙で
使い方も洋紙とは違いますけど

価格を考えると機械で製造しないと
割が合わないんだと思います。

原料もコウゾやミツマタを製造している
農家が少なくなっていると聞きます。

現在流通しているものは昔ながらの
手漉き和紙ではなくて機械で作った

和紙風の紙が和紙として
使われているようです。

品質的な特徴としては洋紙よりも
和紙のほうが繊維が長いことですね。

紙の繊維が長ければそれだけ
紙の強度が増すことになります。

今だとこのくらいしか違いは
ないんじゃないでしょうかね。

あえて言うと、ですけど。

和紙でコピー用紙は出来るのか?

先程は洋紙と和紙の
違いを少しお話しました。

では和紙でコピー用紙が出来るのか?

これは、ハードルは高いです。

まず価格は全く合わないでしょう。

現在家電量販店で販売されている
コピー用紙は本当に安いですから。

国内メーカーが大型抄紙機で生産しても
あの価格でできるかどうか不明ですね。

輸入紙だから出来ると思います。

和紙となるともっと厳しい。

手漉きでは全く無理でしょうし
機械で生産してもロットが出ない。

価格面は全く無理なので
そこは目をつぶったとして。

品質的にはどうか?

これも結構難しいと思います。

コピー用紙の場合は繊維の配向性を
調整する必要がありますが

手漉き和紙ではそういうのは
多分無理なんじゃないでしょうか。

それから紙厚の制御ですね。

機械和紙なら出来るかも知れませんが
どこまで均一にできるのかが問題。

それにトナーの定着性や
寸法安定性も問題ですね。

これらはある程度対策が出来るような
気がしますがそう簡単ではない。

薬品も必要になるし。

原料的な心配としては和紙の場合
長繊維なので断裁するとヒゲが出る。

これがトラブルになるかどうかは不明ですが
あまり良いイメージはないんですよね。

大量にコピーすると搬送不良を
起こすのではないかと思います。

そもそも和紙はコピー機に対応してません。

なのでうまくいくわけないんですけどね。

管理人のまとめ

今回は、西洋紙のコピー用紙の
関係はどうなる、というお話でした。

結論から言うとコピー用紙は
西洋紙の一種ということでした。

また、西洋紙、という言い方は特殊で
一般的には洋紙と呼んでいます。

それで、わざわざ西洋紙、というのは
和紙とは違うということためでした。

コピー用紙の場合はコピー用紙という
独立した種類があるわけではなく、

洋紙の一種でありその中の
情報用紙の一種になります。

原料からすると上質紙や
中質紙の仲間ということです。

この記事が、西洋紙とコピー用紙の
関係の参考になればと思います。

紙の種類、たまには気にして下さいね!

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