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コピー用紙でグレー。新聞のような低白色のものはあるのか?

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回はコピー用紙でグレーの紙について。

コピー用紙は基本的に上質紙なので
グレーの紙というのはなかったんですね。

新聞紙のような色合いとなると
白色度がまったく離れていますし。

しかし、古紙入り品が開発されて
「低白色再生紙」とか「低白色コピー用紙」と

呼ばれる白色度の低い
コピー用紙が販売されています。、

官公庁とか学校のプリントで
使われることが多いようですね。

ネットで見た感じでコクヨの
「KB用紙」などが該当するみたいです。

紙の大きさとしてはA4、A3など
色々あるようですね。

メインはA4だと思いますが。

こんな感じでコピー用紙の
グレーの紙は実際にあるわけです。

ということで。

この記事では、コピー用紙の
グレーの紙について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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コピー用紙のグレーの紙は低白色再生紙

先程お話したように、コピー用紙の
グレーの紙は低白色再生紙。

官公庁や学校のプリントで
見かけることが多いです。

ただし、年配の人がイメージする
わら半紙とはちょっと違います。

見た目は似ているかも知れませんが、
技術的なところではかなり違うんですね。

普通のわら半紙、更紙ですが
これにはコピー適性がありません。

コピー用紙ではないですからね。

まず抄紙技術の部分から違います。

コピー機で使える抄紙条件に
合わせないと紙詰まりを起こします。

専門的に言うと、ジェットワイヤー比(J/W比)
というようなマシンの条件があって、

コピー機で問題なく搬送されるように
いくつかの条件を設定する必要があります。

一般的な更紙の場合は印刷用紙。

だから設定する条件が違うんですよね。

どちらがいいとか悪いとか
そういう問題ではありません。

あくまでも使用用途によって
設定を変えているということです。

原料としてはどちらも古紙が使われます。

ただし、低白色再生紙の場合は
基本が上質紙なのでパルプ配合が

化学パルプと古紙の配合なんですが
更紙の場合は機械パルプと古紙の配合

という感じになっていて、
ここでも違いが出てきます。

ただし、配合に関しては各社各様なので
管理人の経験ではこうだったということです。

それから、紙のPHが違いますね。

低白色再生紙の場合は
中性抄紙が多いと思います。

用途がコピー用紙ですから
長期保存が必要なんですよね。

酸性抄紙の場合は上質紙でも
20-30年で紙がボロボロになるので

そうならないように中性紙に
なっていることが多いかなと。

逆に一般の更紙は保管を想定しません。

だから酸性紙でも特に問題はない。

それに機械パルプが入っていると
ちょっと光にあたるとすぐに日焼けします。

中性にする意味があまりないんですよね。

管理人の勤務していた頃は
こんな感じでしたし

管理人の考え方はいまでも
大きくは変わっていません。

ただ、時代は流れて新聞紙が
中性紙化されているわけですから

更紙が中性化されていても
不思議ではありません。

ここも各社によってというか
そのマシンによって都合があるので

一概には言えないのですが
更紙は酸性紙が多いと思いいます。

コピー用紙のグレーの紙。古紙入り品以外の場合

ここからは元製紙会社社員としての
管理人の本音をお話させて下さい。

コピー用紙のグレーの紙は
低白色再生紙だとお話しました。

しかし、古紙の入っていない
グレーの紙もあります。

それは色上質紙。

上質紙に染料で着色したものです。

身近でよく見るのはポストイット。

カラフルなポストイットは
色上質紙が使われますね。

各社とも数十色の品揃えだと思います。

管理人が勤務していた頃聞いたのは、
桃、クリーム、浅黄、うぐいす

というのが主要4色で他の色は
たまに売れる程度だったと思います。

そんな色上質紙にも
コピー用紙がありました。

グレー色はなかったと思いますが、
クリームやアイボリーはありますね。

色上質紙は上質紙ですから
古紙は入ってません。

昔は酸性紙でしたが
今は中性紙が多いと思います。

この場合はマシン条件の調整だけで
原料系を変更することなく

色上質のコピー用紙を
製造することが出来るはず。

コピー用の添加薬品はあると思いますが。

ただ、色上質紙は値段が高い。

特に生産量の少ない色は
コストが高く付くんですよね。

だから製紙会社はやりたがらない。

技術的に製造することは簡単でも
コスト的には面倒というのが本音。

だから、趣味で使うとか高くていい
というならいいんですが

一般のコピー用紙より安くしたいから
使うというのならちょっと違うんですよね。

低白色再生紙は格安の白いコピー用紙より高い

もうちょっと本音をお話させて下さい。

実は低白色再生紙、色が黒いのに
格安の白いコピー用紙より高いです。

原料配合を考えれば
古紙を使うんだから安いはず。

しかしながらそうはいかない。

格安の白いコピー用紙はたいてい
インドネシアからの輸入品なんですよね。

一方古紙入りのコピー用紙は国産品。

海外で大量生産した格安のコピー用紙と
古紙原料が使われている国産品。

残念ながら輸入紙の方が安いです。

結局、日本は原料も輸入していますから
その時点でインドネシアには負けてます。

それに古紙が安いと言っても
生産量が大幅に違えば勝てません。

製紙は装置産業ですから。

品質的には国産品がいいとは思いますが、
コピーももう何十年もある技術なわけで、

いくら格安だと言っても
使えないものは売ってません。

それに機械も良くなってますから
少々のものなら問題ないんですね。

だから何か特別な理由がない限り
低白色再生紙を使う意味はない。

官公庁のようにグリーン購入法で
縛られているなら仕方ないですが、

一般家庭でわざわざ使う必要は
まったくないと思うわけです。

レトロな気分を味わうとか
そういうのならありなんでしょうけど。

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管理人のまとめ

今回は、コピー用紙でグレーの
紙があるのか?というお話でした。

結論としては、低白色再生紙という
コピー用紙があるということでした。

ただし、家電量販店などで市販されている
格安コピー用紙の方が安いので

価格のことを考えて低白色再生紙を
選ぶという考えは間違っています。

レトロな紙がいいということで
趣味で使うならいいですけど。

この記事がコピー用紙のグレーの
紙の参考になればと思います。

コピー用紙もTPOで使い分けて下さいね!

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