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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、ダンボールは燃える
ゴミに出せるのか、というお話。
ダンボールは資源ごみ。
これは分かっていると思います。
管理人は元製紙会社社員ですから
ダンボール古紙が原料だと知ってます。
毎日、山のようなダンボールを
工場で見てましたからね~
それでもあえて、ダンボールは
燃えるゴミに出せるのか?
これは自治体によって違うでしょう。
管理人の経験でも実際に
住むところで違いましたから。
そうですね、たとえば転勤したとき。
ダンボール箱が出るわけですよ。
それを捨てるんですけど、
キレイなものなら資源ごみ。
でも、汚れていると燃えるゴミに
したほうがいいんですよね。
そのときに、普通にそのまま
出して持って帰ってくれたときと
ある程度小さくして自治体指定のゴミ袋に
入れないとダメなところがありました。
これって、地域によって違うし
時代によっても違うでしょう。
ゴミ分別に関しては昔はもっと緩かった。
管理人が住んでいる地区も昔より
かなり分別はうるさくなってますし。
いずれにしても。
紙ゴミに関しては各自治体の指示を
確認して捨てないといけないんですが、
製紙会社的にはどんな感じで
受け止めているか、思うところを。
ということで。
この記事では、ダンボールは燃える
ゴミに出せるのかということについて
管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。
ダンボールの捨て方は自治体に確認。でも汚れたものは燃やしてほしい
結論から言うとダンボールの捨て方は
各自治体の指示に従うということです。
普通に考えればそれなりの大きさに
ちぎって一般の燃えるゴミと一緒に
ゴミ袋に入れて出せば
引き取ってくれるでしょう。
管理人は以前そうやって
捨てたことがありますね。
そのときはゴミ袋が自治体指定の有料の
ものだったのでお金がかかりました。
こういうのって、自治体によっては中身の
見える透明ゴミ袋でダンボールはNGかも。
気にするしないは自治体で
温度差が激しいと思います。
ただですね、製紙会社的には
汚れたダンボールはほしくない。
変な油で汚れたやつとかは
最悪欠陥の原因になる。
臭いが付いたダンボールは
異臭クレームになるかも。
古くなってカビが生えてるのも良くない。
生鮮食品なんかが入っていて
下手に耐水性があるのも困る。
まともな製紙用原料にするには
普通のダンボールでないと。
電化製品や食器や衣類というように
汚れたりニオイがついたりしないやつ。
出来れば使い回しとかせずに
不要になれば資源ごみに。
そう言う感じで対応してほしいです。
それで、汚れている部分があるなら
もうそのダンボールは燃えるゴミに。
そのまま持って帰ってくれないなら
小さくちぎって袋に入れて出す。
せめて汚れた部分だけでも
燃えるゴミにしてほしいなと。
もちろん、工場で取り除く
というのはやるんです。
けどそんなものはじめから
入ってないほうがいい。
できれば古紙原料として使いやすい
形になっていてほしいと思うわけです。
まあ、生産に関わった側からすると
原料はいいものを使いたいということ。
変な原料で悪い製品を
作るわけにはいきませんから。
ダンボールの今後
ここからは余談です。
ダンボールの今後なんですが。
これは業界的には明るい気がします。
ちょっと前から値段も上がってるそうですが
流通が変わったのが大きいでしょうね~
特に通販が増えましたから。
増えました、というかまだまだ
増えていくんだろうと思います。
今、2020年4月ですが外出禁止だったら
通販でものを買うことが増えますよね?
そうなればダンボールは益々増える。
包装資材の削減なんて言ってますが
一番安いのがダンボールだと思います。
今更木箱に戻すわけにもいかないし
プラスチックの箱はリサイクル出来ないし。
簡単に大きさを変えることが
出来て機能的なんでしょうね。
情報媒体としての印刷用紙は減ってますが
物流用のダンボールはなくならない。
むしろネットの発達で増えていく
ということだと思いますね。
当然その原料も必要ですので
なるべく資源ごみで回収したい。
そんな風に思いますね~
管理人のまとめ
今回は、ダンボールは燃える
ゴミに出せるのかというお話でした。
結論は各自治体の指示に従うこと。
ただ、管理人の経験ではそれなりに
小さくしてゴミ袋に入れればOKでした。
まあ、そのままでも持って帰ってくれる
ところもあるので自治体によるんでしょう。
少なくとも普通の燃えるゴミと一緒に
出せば引き取ってもらえるかなと。
とはいえ、細かく中身を調べるところも
あると聞きますから自治体に確認でしょう。
ただ、元製紙会社社員として思うのは
汚れたり臭うものは燃やしてほしい。
悪い原料でいい製品は作れない。
そういう配慮はお願いしたいですね~
あと、ダンボールの今後についても
少しお話させていただきました。
これは印刷用紙や出版用紙と比較して
比較的将来は明るいと思っています。
ネット通販が増えるほど
需要も増えますから。
この記事が、ダンボールは燃えるゴミに
出せるのかの参考になればと思います。
ダンボール、出来るだけ
資源ごみで出して下さいね!