エコフレンドリーカップってなに?環境に優しい素材のカップ

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エコフレンドリーカップとは

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、エコフレンドリーカップってなに?
環境に優しい素材のカップ、というお話。

エコフレンドリーとは、

環境に優しい素材を使ったカップのこと

だそうです。

紙は一応エコみたいですね。

ただ、普通の紙コップではなくて
原材料に間伐材のパルプを使うとか

そういうところで環境に優しい
ということになるようです。

これがちょっと気になったので
管理人の思ったことを書こうかなと。

ということで。

この記事ではエコフレンドリー
カップってなに?環境に優しい
素材のカップについて

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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エコフレンドリーカップは普及するのか

いきなりなんですけど。

エコフレンドリーカップ、
本当に普及するのでしょうか?

管理人、これは疑問なんですよね~

そもそも。

環境系のお話ってろくなものがない。

見た目はいいんですよ、
地球に優しいですから。

しかし。

本当に地球に優しいのか?

懐には厳しいのに。

エコだというならコスト的に
採算がとれないといけないはず。

管理人の経験ではエコを全面に押し出して
まともに採算が取れた製品はほとんどない。

エコなんだから高くても買え、
みたいなのはありますけど。

こういうのって最初はいいんですよ
みんな我慢して買ってくれますから。

でもそのうち気がつくわけですよ
割高なものをわざわざ買うのかと。

管理人の少ない経験ですけど
コピー用紙は古紙を入れた。

グリーンマークとかですね。

当初は真面目に古紙を入れて
コピー用紙を作ろうとした。

しかし、まともな紙にならなかった。

仕方がないので表示だけ変えた。

偽装ですよね。

紙業界では大問題になりました。

管理人は直接の関係者ではなく
聞いた話になるわけですが。

そもそもこういうのって採算が
合わないと続かないわけです。

資本主義で競争してますから。

ユーザーは白くてきれいな紙があるのに
高くてちょっと黄ばんだ紙を選ぶのか?

こんなもの考えるまでもありません。

不自然なんですよね。

自然を大切にと言う割には
やってることがとても不自然。

だから違和感があるんですよね。

今回紹介しているエコフレンドリーカップ。

紙コップを使い捨てずに洗浄して
段ボール原紙の古紙にするという。

そしてこのコップの原料は
間伐材など使われない木材。

取り組みとしてはとてもいい。

それでも思うわけです。

無理をしているんだと。

だいたいですね、間伐材って
使えないから間伐材ですよね。

集めるコストが高くつくんです。

有効利用するべきだと言うのはよく分かる。

しかし、それが出来ないから困っている。

高くても国内の山の木を使いましょう
という話は林業保護でよくわかります。

でもそれが出来るならそもそも
林業保護なんて話にならない。

もっと林業は盛んになっているはず。

国内の山から木を切り出すよりも
海外の平地の木を切ったほうが楽。

それを船に乗せて輸入してもなお
海外品のコストが安くなる。

だから間伐材は使われない。

残念ながらそれが自然の流れです。

仕方がないから補助金をつけて
使わせようとかやり方はある。

しかしそれはかなり無理がある。

補助金が切れたら事業は終わる。

環境意識を高めて皆の善意に頼る
というのもあるでしょうけど

これだっていつまでもお人好し
というわけにはいかないんです。

安くていいものがあればそれを使う。

価格が高いならそれなりの
納得する理由が必要になる。

これはなかなか問題の根は深いと思います。

しかし無理なく成立するような
仕組みにならないと続かない。

悩ましいと思いますね~

エコフレンドリーカップは分別回収がカギ?

ここまでエコフレンドリーカップについて
管理人が思うところをお話しました。

一般的な紙コップと違うのは素材が
間伐材など環境に優しいこと。

それから使用後に洗浄して
段ボール原紙の古紙になること。

と言う感じでしょうか。

ただし。

管理人が感じる問題点がもう一つ。

それは分別回収。

紙コップの場合はどうしても
ポリラミ加工してるんですよね。

飲み物を入れるんですから。

そうなるとポリラミ加工の紙を
古紙にする処理が必要になる。

そういう工場は少ないわけです。

ポリラミ加工をしているということは
耐水性があるわけですから

水で離解すると言う工程が
どうしても面倒になるわけ。

なので普通の古紙処理工程では出来ない。

それなりの設備がないといけない。

ポリエチレンと紙を分離して紙だけを
古紙原料にする処理設備が必要になる。

ところが。

設備は稼働しないといけない。

遊ばせても固定費は発生するので
できればフル稼働させたい。

となると紙コップを分別回収して
数量をまとめないといけない。

これが軌道に乗るかどうかが重要。

技術的にいくら上手く行っても
原材料が集まらないと仕方ない。

それでもっと問題なのは。

この仕組みを作ることが出来ても
採算がとれるのかということ。

紙コップは使い捨てにして
燃やしたほうが安いのでは?

すくなくとも一般家庭ではそうなります。

オフィスなどの集めやすいところなら
成立するでしょうけどそれでもどうか。

企業のPR活動としてはいいですが
まともな事業にはなりそうにない。

管理人はこういうところが
不自然に感じるんですよね~

管理人のまとめ

今回はエコフレンドリーカップってなに?
環境に優しい素材のカップというお話でした。

エコフレンドリーカップは
環境に優しい素材のカップ。

間伐材由来のパルプなどを
原料に作られるそうです。

そして使い終わった紙コップは
洗浄して段ボール原紙の原料に。

また紙コップなどに生まれ変わるというわけ。

ただし。

管理人はこういうエコなものに
結構疑問を持っています。

理由は採算が取れない事が多いから。

企業活動は利潤の追求なので
採算が悪いものは不自然なんです。

それを地球に優しくとかそういう
コンセプトでやるのがどうかなと。

自然に優しいはずなのにやってることは
なんだか不自然な感じがするんですよね。

本当はもっと合理的な方法があるのでは?

管理人に解決策は分かりませんが
どうしてもそういう違和感がある。

なかなか難しい問題ですよね~

この記事が、エコフレンドリー
カップの参考になればと思います。

エコフレンドリーカップ、
上手く行くといいですね!

(参考)
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