メガネをティッシュで拭いてはいけない？レンズを傷つける！

この記事は約 7 分で読めます。

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、メガネをティッシュで拭いては
いけない？レンズを傷つける！というお話。

メガネをかけている人なら
誰しも経験があるはず。

レンズが汚れたとき、手元にあった
ティッシュでサッと拭いてしまうこと。

ティッシュは柔らかく、紙だから問題ないと
思っている人も多いのではないでしょうか？

しかし、実はティッシュでメガネを拭くことは
レンズに細かい傷をつける原因になります。

レンズに傷がつくと視界がぼやけたり、
光の反射で見えにくくなったりすることも。

ではなぜティッシュで拭いてはいけないのか？

ということで。

この記事ではメガネをティッシュで
拭いてはいけない？レンズを傷つける！
について

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

ティッシュでメガネを拭くとレンズが傷つく理由

ティッシュなんて柔らかいし問題ないのでは？
と思うかもしれませんがそれが落とし穴です。

ティッシュには実は目に見えない
細かい繊維やホコリが含まれており、

これがレンズをこすったときに
微細な傷をつけてしまうのです。

さらに、ティッシュの紙質には
木材繊維が含まれており、

紙自体にわずかですが
研磨作用があります。

紙に鉛筆で書けるのは紙に
研磨性があるからですし。

それから。

特にメガネレンズにはコーティングが
施されていることが多いんですけど
このコーティングが傷つきやすい。

一度傷がついてしまうと、
レンズの透明度が下がり、
見え方が悪くなるというわけ。

レンズの汚れが砂ぼこりや皮脂だった場合、
ティッシュでゴシゴシ拭くとその汚れが

研磨剤のような働きをしてしまい
さらに傷を増やす原因になります。

あと気になるのはレンズの材質。

ガラスのレンズは傷つきにくいですが
プラスチックレンズは傷つきやすい。

特に屈折率の高い有機ガラスに使われる
ポリカーボネートは傷がつきやすい。

柔軟性はあるので割れにくいですが
柔らかいので傷には弱いんですね。

そう考えると強度の近視の人ほど
丁寧に扱う必要があるわけです。

よくある間違ったメガネの拭き方

ティッシュ以外にも、メガネを傷つける
間違った拭き方がいくつかあります。

ここでいくつか紹介しましょう。

服の袖やハンカチで拭く

よくやってしまいがちな行動のひとつが、
服の袖やハンカチで拭くことです。

特に綿やウールの服は繊維が粗く、
レンズに細かい傷をつける原因に。

さらに、服には目に見えないホコリや
ゴミがついていることが多く、

それをこすりつけることで
レンズが摩耗してしまうのです。

乾拭きする

メガネが汚れているとき、何もつけずに
乾拭きするのも避けるべきです。

特に皮脂汚れやホコリが付着している場合、
乾拭きするとレンズ表面を傷つける可能性が。

息を吹きかけて拭く

メガネに息を吹きかけて曇らせ、
ティッシュやハンカチで拭く方法も
多くの人がやりがちです。

しかし、息に含まれる水分には
油分や不純物が含まれており、

これがレンズに付着して汚れを
広げる原因になります。

正しいメガネの拭き方とお手入れ方法

では、どのようにメガネを
拭けばよいのでしょうか？

ここでは正しいメガネの
お手入れ方法を紹介します。

メガネ専用のクロスを使う

メガネを拭くときは、必ずメガネ専用の
クロス（マイクロファイバークロス）を使う。

このクロスはレンズを傷つけにくいように
作られており皮脂汚れやホコリを
しっかり拭き取ることができます。

ただし、クロス自体が汚れていると
効果が半減するので、定期的に
洗濯することも大切です。

メガネ用クリーナーを使用する

市販のメガネ用クリーナーを使うと、
より効果的にレンズをきれいに
することができます。

クリーナーをスプレーしてから
クロスで優しく拭き取ると、

傷をつけることなく
汚れを落とせます。

水洗いする

ホコリや砂ぼこりが付着している場合は、
水で軽く洗い流してから拭くのがおすすめ。

洗面所で水道水を使い、優しく指で
なでるように洗いましょう。

石けんや中性洗剤を少量使うと、
油分も落ちやすくなります。

ただし、お湯はレンズのコーティングを
傷める可能性があるため、必ず冷水か
ぬるま湯を使用してください。

レンズの表と裏を均等に拭く

レンズを拭くときは、片面だけでなく
両面を均等に拭くことが大切です。

レンズの裏側にも汚れがたまりやすいので、
忘れずにケアしましょう。

管理人のまとめ

今回はメガネをティッシュで
拭いてはいけない？レンズを傷つける！
というお話でした。

メガネをティッシュで拭くことが
NGな理由はティッシュに含まれる
繊維やホコリがレンズを傷つけるから。

また、服の袖や乾拭き、
息を吹きかけて拭くことも
避けるべきです。

正しいメガネのお手入れ方法としては
メガネ専用クロスやクリーナーを使う

水洗いしてから拭くといった
方法がおすすめです。

メガネは毎日使うものなので、
正しいケアを続けることで
長く快適に使用できます。

「ちょっとくらい大丈夫」と思わずに、
正しい方法で大切なメガネを
ケアしていきましょう！

この記事がメガネをティッシュで
拭いてはいけない理由の参考に
なればと思います。

メガネ、大切に扱ってくださいね！

（参考）
こんな記事も読まれています。

シルボン紙とキムワイプの違い？レンズ拭くならシルボン紙！
⇒https://kamiconsal.jp/shirubonsikimwipetigai/

紙粉が出ない紙はなにがある？クリーンペーパーやキムワイプ
⇒https://kamiconsal.jp/sifungadenaikami/

あぶらとり紙でスマホの画面を拭く！使っても大丈夫なのか？
⇒https://kamiconsal.jp/aburatorigamisumaho/