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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、猫が障子を破る対策？
プラスチック障子紙なら
和紙より丈夫！というお話。
管理人は猫飼ったこと無いんですが。
猫がいると障子を破る。
よくある話だと思います。
各家庭で色んな対策をしてるでしょうが
猫のために生活している人もいるわけで
猫が障子を破るなら破らせてあげる
という人がいるのかも知れません。
普通はいないでしょうけど・・・
それで。
紙の障子の場合は必ず破られます。
なんでも猫は爪で紙をひっかく
あの音が大好きなんだとか。
これは人間も同じでやっていいなら
障子紙に穴を開けたいですからね～
もしかすると動物全般の本能かも。
人間には理性があるからやりませんが
猫や子供は本能のままに障子を破る。
ある意味仕方がないような気がします。
では諦めてしまうのか？
と思ったら破れない障子紙があるとか。
それがプラスチック障子紙。
管理人、もしかすると普通に使っていたかも
知れないんですが改めて確認してみよう！
ということで。
この記事では、猫が障子を破る対策？
プラスチック障子紙なら和紙より丈夫！
について
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
猫が障子を破る対策？プラスチック障子紙はなぜ強い？
プラスチック障子紙。
たとえばこんなやつ。
カセン和紙工業 プラスチック障子 無地 ９４ｃｍ×２．１５ｍ ＦＰ１１ ２本セット 障子紙２枚分
こんなやつも。
アサヒペン 超強 プラスチック 障子紙 両面テープ貼り 94cmX4.3m 雲竜 6832
見た目は普通の障子紙ですが。
なぜそんなに強いのか？
それは多層構造なんだからだとか。
具体的には紙とフィルムの3層構造。
こんな感じですね。
| フィルム |
| 和紙 |
| フィルム |
和紙にフィルムを貼合してます。
使われるフィルムも色々ある。
塩化ビニールとかアクリルとか
ポリエステル（PET)とかですね。
イメージしてもらうと分かりますかね？
たとえばPETはペットボトルと同じ素材。
あれの薄いフィルムがあったとして
それに穴を開けられるかどうか。
指を突き立てて体重をかけて
破りに行けば破れるでしょう。
しかし引っ掻いたくらいでは
そう簡単には破れない。
猫も飛び込んで来たら破れるかも
知れませんが和紙とは違うわけです。
そうですね、コピー用紙だって両面に
サランラップを貼れば破れにくいとか。
とにかく見た目は和紙でも両面に
フィルムが貼ってあるから強いわけ。
あと、紙よりも引っかかりも少ない。
アクリルフィルムは硬いので
傷もつきにくいですかね。
アマゾンで見ているとこんなのも。
アサヒペン 4倍強い破れにくい障子紙 のり貼り 美濃判 28cm×9.4m 無地
4倍破れにくいらしい。
商品説明によると、
JIS規格破裂強さの下限値78.4ｋPaに
比べて約4倍(316kPa)の強さです。
ということ。
これはフィルムの材質と厚さを
調整してその数値にしたんでしょう。
成分表を見ると
ポリエステル60%
パルプ30%
ビニロンバインダー10%
となっているので
表裏はPETフィルム
真ん中が和紙になっていて
それぞれの重さが同じ程度。
厚みとしては紙の方が軽いので
紙が厚くてPETがちょっと薄い感じ。
そして紙とPETフィルムは
ビニロンバインダーで接着。
という感じになっているようです。
ちなみに。
ポリエステルは基本的に密着性が悪く
紙は親水性なのでそのままでは貼れない。
ビニロンは親水性で粘着力もあるので
こういう貼合にちょうどいいんでしょう。
あと貼り方なんですけど
両面テープが多いかなと。
プラスチックの場合は紙と同じ
水性のりは使えないんですよね。
なので普通は専用の両面テープ。
こんなやつ。
アサヒペン(Asahipen) UVカット超強プラスチック障子紙 94cm×1.8m 無地 6801
そして両面テープで貼る。
アサヒペン 超強プラスチック障子紙専用両面テープ 5mm×20ｍ 2巻入 PT-40
しかし、のりで貼れるタイプもある。
アサヒペン 4倍強い破れにくい障子紙 のり貼り 美濃判 28cm×9.4m 無地
普通のデンプン糊で貼れるように
フィルム表面加工してるのかなと。
あと、アイロンで貼るタイプもありますが
これは熱接着樹脂を塗ってる感じでしょう。
イメージはホットメルトを薄く塗って
アイロンの熱で溶融接着でしょうか。
リンテックコマース(Lintec Commerce) アイロン 4倍強い破れにくい障子紙 さくら SOJ-937
いずれにしても。
プラスチック障子紙は紙とフィルムの
多層構造で破れにくいということです。
管理人的には適材適所としか
言いようがありませんね～
プラスチック障子紙。破れにくい以外の特徴は？
ここまでプラスチック障子紙
についてお話してきました。
特に破れにくい理由ですね。
それで。
では破れにくい以外の特徴なんですが。
まずは拭き掃除ができることでしょうか。
基本的に3層構造で外側はフィルム。
これが紙だと水拭きは無理ですが
フィルムなのである程度できる。
基本構造は紙パック飲料の
紙パックと類似してます。
だから少々水に濡れても大丈夫。
それと破れにくいので気兼ねなく
障子を拭くことも出来ますかね。
和紙の障子だと手が滑れば
簡単に破れてしまいますから。
これ以外だと通気性ですね。
紙とプラスチックフィルムを比較すると
当然ながら紙のほうが通気性がいい。
これをどう見るかでしょうね～
伝統的な和室を考えたときは
湿気がこもるとまずいでしょうが
エアコンをつけて過ごす部屋なら
むしろ断熱性が上がるのかなと。
猫優先の人にはどっちでも
いいことなんでしょうけど。
管理人のまとめ
今回は猫が障子を破る対策？
プラスチック障子紙なら
和紙より丈夫！というお話でした。
管理人、猫は飼ってませんけど。
猫のいる家の障子は大変かなと。
普通の和紙では簡単に破られる。
しかし破れにくい障子がある。
それがプラスチック障子紙。
その構造は3層構造でフィルムで
和紙をサンドイッチした形。
紙は破れやすいがフィルムが
強いので簡単には破れない。
猫にも勝てる、と言う感じですね。
猫は可愛いけど障子を破られて
困るという人にはありがたい。
猫や小さな子供の本能に負けない
プラスチック障子紙いいですね～
この記事が、猫に障子を破られて
困る対策の参考になればと思います。
プラスチック障子紙、うまく使って下さいね！
（参考）
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