ツルツルの紙はボールペンで書きにくい。何か対策はあるか?

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ツルツルの紙 ボールペン

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、ツルツルの紙はボールペンで
書きにくいが対策は?というお話。

履歴書を書いたりするときに。

昔はボールペンや万年筆で
手書きで書いてました。

最近はどうなんでしょうね~

会社によっては手書きより
パソコンというところもあるんでしょう。

手書きしてもらえば性格がわかるので
あえて手書きというところもあるでしょうし、

人事が採用の負担を減らすために
HPからフォームに入力させるのもある。

在宅のパートやバイトならネットで応募して
AIが判定する日も近いんでしょうけど。

とはいえ、文字の上手い下手はともかく
手書きの履歴書は企業には貴重です。

管理人も今は手書きしませんからね~

それで、そのときの筆記用具なんですが。

やっぱりボールペンが多いでしょうね。

基本的に履歴書用紙なら
ボールペンでも万年筆でもいい。

しかし安くて使いやすいのは
ボールペンですから。

ところで。

ボールペンってツルツルの紙では
滑って書きにくいことはないですか?

水性ボールペンなんかだとそうでもないですが
油性だとボールが回らないと書けませんから。

それでその対策は?

ということで、

この記事では、ツルツルの紙に
ボールペンで書くときの対策について

管理人なりに調べたことを
お伝えしようと思います。

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ツルツルの紙にボールペンで書くならソフト下敷き

結論から言うと、ツルツルの紙に
ボールペンで書くならソフト下敷きが便利。

結局、ツルツルの紙にボールペンで
上手く書けないのはボールペンの

ボールが紙の上で滑って回らないので
インクがうまくペン先に供給されないから。

だから、クッションのある下敷きをすれば
ボールが回りやすくなるというわけ。

下敷きに使うならボールペン専用の
ソフト下敷きが良いと思いますが、

理屈はこういうことですから、
くっしょんになるものなら何でも良い。

たとえば、コピー用紙を何枚か敷くとか、
マウスパッドでも、カッターマットでも良い。

とにかく、ツルツルで硬いところは
ボールが回らないからクッション、ですね。

ツルツルの紙にボールペンで書いて書けなくなったときの対応方法

ツルツルの紙にボールペンでは書きにくい。

最初だけちょっと書けて、すぐ書けなくなる。

そういうときは、下敷きにクッション。

それと、ボールペンの先のボールを
回してやると良いようです。

簡単な方法としては、ティッシュを
4つ折りにしてボールペンで書く。

これでペン先のボールが回れば
インクが供給されて書けるようになる。

ちょっと書きにくいというときに
やってみると結構効果があります。

紙にボールペンで書きにくくなるその他の理由

ツルツルの紙の場合、紙表面が滑って
ボールペンで書きにくいわけですが。

その他の理由としては、ペン先に
異物や薬品が付着することがあります。

たとえば塗工紙なら紙表面に
薬品を塗っているわけですから

この薬品がボールペンの先に
くっつくというわけですね。

薬品としてはクレーや炭酸カルシウム
接着剤として使われるSBRラテックス、

デンプンなどの塗料成分になり、これらが
ボールの回転を悪くするようです。

非塗工の上質紙などであれば
パルプ繊維やデンプン、

紙粉と呼ばれるものですが
これらがボールにくっついてしまう。

いずれにしても、異物や薬品が
ボールにくっつく場合は

先ほどお話したティッシュを使う
方法で改善されると思います。

外においてあった段ボール箱だと
表面にホコリが付いていますから

書く前にホコリを拭いてから
ボールペンで書いたほうが良い。

単純にホコリがボールにくっついて
回らなくなって書けなくなりますから。

紙の表面強度について

ここからは余談です。

先程、ボールペンが書けなくなるのは異物や
薬品がボールにつくからとお話しました。

管理人は紙粉と呼んでいましたが、
紙の表面強度が弱いと異物が出やすい。

こういう筆記用紙もそうですし、
商業印刷用の印刷用紙もそうです。

とうぜんこれはトラブルのもとになります。

実は印刷不良クレームの中でも1位か2位。

少なくとも技術部員として
管理人が会社にいたときはそうでした。

シワ・ダブリ、紙粉ピッキングの2項目で
クレームの8割を占めてましたね。

シワ・ダブリというのは、紙にシワが
入っていたり、波打ち、たるみなどがあると

印刷したときにシワが入ったり、
網点がダブったりすることです。

ただこれは、紙が悪いときと機械の
調整が悪い時があるんですね。

だから印刷屋と紙屋の力関係で
負けるとクレームとかありました。

紙粉・ピッキングに関しては
塗料中のバインダーが弱かったり、

紙の内部強度が弱かったり
ベッセルというパルプ繊維と絡まない

成分が紙表面にあってそれが印刷で
剥がれてしまったりしてました。

これも紙が悪いか印刷が悪いか
微妙なことが多かったです。

今まで問題なかったのに突然クレームが
発生してどうしたことかと見に行ったら

輪転機が新しくなって印刷速度が
上がっていましたとか。

印刷速度が上がれば表面強度も
上げないと対応できないんですが

そういうフィードバックがなかったので
クレームが発生したとかありました。

こういうのは紙が悪いのではなくて
コミュニケーションが悪いんですよね。

ユーザーの使い方に合わせた紙を
供給しなければクレームになるのは当然。

しかし、その当然のことをしない、
できないという体質だったわけです。

まあ、こんなのはどこの業界でも
似たようなものだと思いますが。

管理人のまとめ

今回は、ツルツルの紙にボールペンで
書きにくいときの対応のお話でした。

結論はソフト下敷きを使う。

ツルツルの紙にボールペンが書けないのは
ボールが滑ってしまうからなので

紙の下にクッションがあればボールが回って
ツルツルの紙でも書けますよということ。

また、クッションになるなら何でもいいので
コピー用紙でもマウスパッドでも

カッターマットでもあるものを
使ってくださいということでした。

また、ボールペンが書けなくなったときは
ティッシュペーパーを4つに折って

それにボールペンで書いてみれば
ボールが回って書けるようになる。

紙の薬品は異物があったても
この方法は有効だということです。

就職や転職の履歴書を書いているときに
突然ボールペンが書けなくなったら焦る。

しかし、落ち着いて
この方法を試してみて下さい。

少しはましになると思いますので。

この記事がツルツルの紙にボールペンで
書けないときの対策になればと思います。

就職・転職、頑張って下さいね!

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