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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、シードペーパーとは？
古紙を再生し種を漉き込んだ花が咲く紙
と言うお話。
管理人、シードペーパーって
知らなかったんですが。
紙に種を漉き込んだものだとか。
とても地球に優しい感じがしますね。
一体どんなものなのか？
ちょっと調べてみましょうか。
ということで。
この記事ではシードペーパーとは？
古紙を再生し種を漉き込んだ花が咲く紙
について
管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。
シードペーパーとは？
そもそも、シードペーパーですけど。
国産のものはこちら。
その説明によると
＝＝ここから＝＝
シードペーパーは、紙ゴミとなった古紙を再生し、さまざまなお花の種やハーブの種を漉きこんだ、古紙100%の環境にやさしいリサイクルペーパーです。1枚1枚手漉きで、自然乾燥でつくられています。種はNON-GMO （非遺伝子組み替え）、非消毒種子のみを使用しています。
ひと晩水につけて土に埋めると数日で発芽し、紙の部分は徐々に分解され、数ヶ月で土に還ります。
＝＝ここまで＝＝
ということだそうです。
原料は古紙。
古紙を使って再生紙を生産するとき
種を漉き込むということですね。
紙の分類としては混抄紙かなと。
技法としては古くからあるものです。
ただし、製造方法はややこしい。
というのも「種」を漉き込むので
シートに圧力をかけられない。
普通の紙は脱水のときに
大きな圧力をかけます。
でもそうすると種が潰れると。
なのでハンドメイド、というか
手漉きで生産しているそうです。
製造が手作りなので原料も
シュレッダーとか選んで使う。
効率は悪いでしょうが味のある
製品にはなるんでしょうね～
シードペーパーは何に使う？
このシードペーパーなんですけど。
使用用途としては何があるでしょうか？
とりあえずアマゾンだとこんなのが。
これはお悔やみギフトだそうです。
このカードを土に植えれば
花が咲くということなんですね。
他には手紙とか。
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その他だと、名刺、商品タグ、はがき、
しおり、グリーティングカード、など。
主にギフトとして使う感じです。
そして、それを捨てるのではなく
土に植えることで花が咲く。
これがいいところですよね～
シードペーパーの印刷
シードペーパーは基本的に
ギフトカードなんかに使う。
なので印刷するわけですが。
この印刷も注意が必要。
使えるのはインクジェット印刷。
それ以外はちょっと無理だそうです。
というのも。
オフセット印刷だと印圧がかかる。
だいたい、オフセット印刷用紙って
表面強度が超重要なんですよね。
表面強度が低いと紙向けとか
紙粉とか問題になるので。
このシードペーパーの場合は
異物が混入しているようなもの。
だからオフセット印刷だと
種が取れてしまうわけです。
これじゃあ意味がない。
それから。
家庭での印刷だとレーザープリンタですが。
これも駄目です。
レーザープリンタは高熱がかかる。
だいたい200℃です。
これは種が駄目になりますよね。
しかもトナーを転写するときに
結構な圧力もかかるわけです。
2重に駄目かなと。
凸版印刷やグラビア印刷も
圧力がかなりかかります。
グラビア印刷だとインキに
溶剤を使うのがまずそう。
種が溶剤にやられてしまうのでは？
そもそも環境にやさしくない。
だいたい、一般的な印刷は紙を
版に押し付けることになります。
なので種にはよくない。
それに。
使うインキもだいたい油性。
これも種にはよくなさそう。
と言う感じで色々考えると
圧力がかからない印刷がいい。
そうなるとインクジェット印刷。
現実的にこれしか無いみたいですね～
管理人のまとめ
今回はシードペーパーとは？
古紙を再生し種を漉き込んだ花が咲く紙
というお話でした。
古紙に種を漉き込んで
それを植えたら花が咲く。
しかも紙だから放って置いても土にかえる。
これは地球に優しいグッズとして
名刺とか作ると面白いと思います。
紙も植物由来だし古紙はリサイクルだし。
こういうのが広まればいいなと思いますね～
この記事が、シードペーパーの
参考になればと思います。
シードペーパー、うまく使ってくださいね！
（参考）
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