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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、廃棄米で紙を作る!
鹿せんべいのパッケージにも採用される
というお話。
管理人は食べ物を粗末にする
というのは抵抗があります。
なんとか有効利用してほしいなと。
食べ物があるのが当然なので
大量の残飯が出てくるとか。
備蓄米が食べられることなく廃棄されるとか
本当にもったいないと思いますよね~
そういう思いがこの米で紙を作る
という取り組みになったんでしょう。
ということで。
この記事では廃棄米で紙を作る!
鹿せんべいのパッケージにも
採用されるについて
管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。
廃棄米で紙を作る。どうやって作るのか?
廃棄米で紙を作る事ができるらしい。
でもどうやって?
管理人には気になるところです。
それで調べてみました。
そもそもお米から作った紙ですけど
「kome-kami」と言うそうです。
コメカミ、米紙ですよね。
ペーパルという会社の商品だそうです。
ペーパルHP
⇒https://www.pepal.co.jp/service/new_material/
どうやって作るのかなと
調べてみるとここに記載が。
【kome-kami】食べられなくなったお米から作った紙
⇒https://kobido.co.jp/kbcraft/2021/03/25/kome-kami/
どう使うのかと思っていたらこんな感じ。
==ここから==
賞味期限切れのお米、規格外、クズ米、酒蔵などで出る削りカスを紙の中に混ぜることにより木材パルプの使用料を減らす試みをしています。
==ここまで==
パルプに廃棄米を混ぜて使うようです。
ただ、お米の成分はでんぷんで
セルロースではないんですよね。
細かく砕いて混ぜるにしても
水を吸えばネバネバするとか。
まともな紙にするのは大変そうです。
でもその条件を見つけて商品化した。
すごいなと思いますね~
実際に売ってるのかなと思ったら
アマゾンでメモ帳が売ってました。
大栗紙工 日本製 環境にやさしい お米で作った メモパッド サステナブル B6 30枚 1冊 フューチャー
今話題のSDGsなんでしょう。
環境問題を考える一環として
面白い取り組みだと思います。
kome-kamiで鹿せんべいのパッケージ
ところでこのkome-kamiですけど。
鹿せんべいのパッケージにも
使われているんだとか。
先ほど紹介したペーパルで
紹介されてたんですよね。
そもそもこのペーパルという
会社が奈良県の会社だそうで。
そして奈良といえば鹿。
鹿には鹿せんべい。
鹿せんべいのパッケージには
地球に優しいkome-kamiと。
鹿せんべいの自動販売機があって
そのパッケージに採用されている。
管理人が見たテレビにも出てました。
米から作った紙だから鹿が間違って
パッケージごと食べても大丈夫とか。
いやいや、鹿は植物はだいたいOKなので
普通の紙でも大丈夫だと思いますけど。
それはともかく。
地球に優しいアピールには良さそうですね~
管理人のまとめ
今回は廃棄米で紙を作る!
鹿せんべいのパッケージにも採用される
というお話でした。
管理人、廃棄米がかなりある
と言う話は知ってましたが
これを使って紙を作ると言う
話は知りませんでした。
使い方はパルプに混ぜて使う。
製紙原料を少しでも減らすのと
食品ロスの軽減になるでしょうか。
基本的には普通の紙と同じように
使うことが出来るようですから
メモ用紙とかパッケージとか
そういうので使われてますね。
紙の種類としては厚手の上質紙。
お米には粘着性があるので
紙力も強くなるようですね。
地球に優しいアピールには
ちょうどいいと思います。
この記事が、廃棄米で紙を作る
という参考になればと思います。
廃棄米、うまく対応して欲しいですね!
(参考)
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