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紙の原料で多いのは何?古紙60%、木材40%になります!

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、紙の原料で多いのは何?
古紙60%、木材40%、というお話。

紙の原料は何か?

多くの人は木材だと思っているでしょう。

もちろんそうなんですが、古紙もかなりある。

管理人も調べてみるまでその比率は
よく分かっていなかったんですが、

ネットで見る限り今のところ
古紙が60%なんだそうです。

管理人が製紙会社にいたころは
リサイクル55と言っていて

まだ古紙回収率が50%程度なので
それを55%にしましょうとか

そういうことをやっていたんですが
今はもう原料として60%なんですね。

回収率自体は国内ではすでに
80%程度ですからさすがに目一杯。

回収された古紙がすべて紙に
戻るわけではありませんので

紙原料としての古紙配合率60%は
相当優秀じゃないかと思います。

ではどんな紙に古紙が多いのか?

そのあたり気になりますよね?

ということで。

この記事では、紙の原料で多いのは何?
古紙60%、木材40%、ということについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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紙の原料で多いのは古紙

先程もお話したように紙
の原料で多いのは古紙。

これは国内に限ってのお話で
海外はまた違うかもしれません。

日本の古紙回収システムは
多分世界トップクラスでしょうから。

エコ、と言われて久しいですが
長い目で見ると成果が出ている。

製紙会社も地方自治体も色々と
努力した結果なんだと思います。

それで、古紙を使う紙なんですが。

これは圧倒的に段ボールと新聞紙。

特に段ボールは90%以上古紙。

新聞紙も品種によっては100%古紙で、
少なくとも50%以上は古紙になります。

ちなみに。

この2品種今は明暗が別れていて
新聞紙は減少、段ボールは増加。

御存知の通り新聞紙はネットに押されて
特に若い人は新聞を読まなくなっている。

人口が減っているのもありますが。
発行部数は減少しています。

年間発行部数がどれくらい
減ったかは日本新聞協会によると

2000年:53,708,831部
2010年:49,321,840部
2018年:39,901,576部

2000年から2018年の18年間で
13,807,255部減少しています。

割合で言うと約25%も減っている。

この先戻ってくる気配はないですね。

一方の段ボール。

2000年:13459百万㎡
2010年:13062百万㎡
2018年:14400百万㎡

という感じで、景気による増減が
あるのですが増えています。

2000年から2018年の18年間で
941百万㎡、比率で7%増えている。

特に最近は通販が増えているので
増加傾向ということのようです。

段ボールは中国でも不足していて
そのため古紙原料価格が値上がり。

市況によって大きく動くので
今後のことはなんとも言えません。

が、庵ボールの需要が今後も
増えることは間違いないでしょう。

情報の流通はネットのおかげで
ペーパーレスになりましたが、

物流の増加は段ボールを
増やすことになっています。

段ボールはほとんど古紙ですから
古紙はますます活用されるでしょう。

古紙回収はゴミを減らすメリットも
結構大きいですからね。

紙原料としての木材について

ここまで紙の原料の古紙に
ついてお話しました。

それでは木材はどうか。

古紙を使えば森林の伐採を
しなくていいというのも

あるんでしょうけど正直
どうかなとが思います。

このブログの他のところにも
何度か書いてるんですけど

木材の場合はキチンと植林すれば
木はずっと使えるんですよね。

感覚的には畑のようなもので
収穫物を食べるか紙にするか。

そういう違いだと思います。

野菜を収穫したらまた植える。

それで緑が減るという人はいません。

木材も同じことで、使えるように
なったら収穫してまた植える。

そのスパンが毎年か10年ごとかとか
その違いがあるだけだと思います。

確かに、野生で生えている木を切って
そのままにしてしまえば環境破壊。

しかし、畑のような感覚で管理して
正しく運営すれば環境は守られる。

各製紙会社はそういう土地を
確保して動いているわけです。

国内になければ海外で
そういう事業をやっている。

製紙は地球温暖化でやり玉にあがりますが
現在はそういうことを言われる筋合いはない。

むしろ森を守る側になっています。

もちろん、それは企業PRのためと言うよりは
原料確保のための意味合いが強いですが。

それから。

木材を使うというのは原料確保において
やっぱりメリットがあるんですね。

一時期非木材パルプがブームになりましたが
これは原料としてはちょっと残念なんです。

たとえばバガスのような草。

生育速度は速いかもしれませんが
収穫したものの在庫はどうするのか?

年中安定供給できるのか?

これが結構問題です。

木材は年中安定供給できますが、
草を刈り取って保管して出せるか?

その部分に関してはやっぱり
木材のほうが便利なんですよね。

まあ、そういう仕組を作ることが出来れば
非木材でも原料になるかもしれません。

品質的な問題、安定供給の問題
コストの問題などを考えると

結局は現状のように木材を
原料にするのがいいということ。

今のところはそういうことです。

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管理人のまとめ

今回は、紙の原料で多いのは何?
古紙60%、木材40%、というお話でした。

管理人は知識が古いのですでに古紙が
木材を追い抜いていると知りませんでした。

これは国内での古紙回収システムが
相当上手く回っている結果でしょう。

紙としては新聞紙や段ボールに
古紙が多く使われますね。

これから先細りの新聞紙と
市況に影響される段ボール。

物流はこれからものびるでしょうから
段ボールのほうが先行きは明るい。

古紙の使用率は益々増えるでしょう。

あと、木材については、実際には
各製紙会社が植林しています。

そうしないと原料が確保できない。

昔のように好きなだけ木を切るとか
そういう事はもう出来ません。

環境にやさしい取り組みはしているんですが
一般的に認知されていないのは残念なところ。

それから、非木材の原料は
ほとんど使われません。

結局、安定供給が難しい。

コスト、品質を考えても木材がいい。

管理人的には持続可能な原料確保を
しているなら木材を使えばと思いますね。

この記事が、紙の原料で多いのは
何か、の参考になればと思います。

古紙回収、ちゃんとやりましょうね!

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