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感熱紙が黒くなる温度は55-60℃。夏の車内は危険です!

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、感熱紙が黒くなる
温度は55-60℃というお話。

管理人はたまに車には乗るんですが。

夏の車内って本当に暑いですよね。

ときどき子供がエアコンの効かない
車内で脱水症状になってますが。

ところで感熱紙は読んで時のごとく
熱を感じて発色する紙ですから

暑い場所に放置しておくというのは
当然NGなわけです。

それで、何度くらいから発色するのか?
というとだいたい55-60℃だそうです。

もちろん、この温度は薬品を選べば
コントロールできますから

どんな感熱紙でもこの温度になる
というわけではありませんし、

温度はもっと高いほうが
発色が良くなるのが一般的です。

では、感熱紙が発色する状況は
どんな感じになっているのか?

ということで。

この記事では、感熱紙が
黒くなることについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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感熱紙が黒くなる状況。車内の温度との関係

管理人が聞いたことがあるのが、
車内のダッシュボードに財布を忘れたが、

財布の中に入っていたレシートが
黒くなっていた、というもの。

最近のレシートはほとんど感熱紙。

ですから暑いところに置き忘れたら
変色しても不思議ではないんですよね。

それで、実際のところ車内の
温度をネットで調べてみました。

JAFによるとこんな感じだそうです。

車内
最高温度
車内
平均温度
ダッシュ
ボード
最高温度
対策なし(黒) 57℃ 51℃ 79℃
対策なし(白) 52℃ 47℃ 74℃
サンシェード装着 50℃ 45℃ 52℃
窓開け(3cm) 45℃ 42℃ 75℃
エアコン作動 27℃ 26℃ 61℃

出典:JAF HP
URL:http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/temperature/detail2.htm

これは炎天下で35℃のテストだそうですが、
ダッシュボードの中は相当ですね。

どうやっても50℃以上のところに
長時間保管されるわけです。

エアコンが作動していても61℃というのは
ちょっと不思議な気がしますが

サンシェードがないと直射日光を受けて
内部のほうが暑くなるのかも知れません。

サンシェードをしていれば財布の中の
レシートは助かるみたいですが

それでもギリギリなので
ひょっとするとダメかも知れませんね。

いずれにしても感熱紙の発色開始温度が
55-60℃であれば変色するのは当然。

車の中に財布を忘れるのは
十分注意しておかないと

レシートが黒くなるかも
知れませんよということなんです。

ちなみに。

JAFのレポートは感熱紙は
テストしてなかったんですが

他に色んなものでテストをしていて
結構面白かったですね。

クレヨンは溶ける、
卵は半熟目玉焼き状態、

スマホは過熱で使用不可、
100円ライターはケースが割れガスが抜ける

熱で消えるボールペンは
熱で消えてしまう、

という結果。

管理人としては、100円ライターが
かなり恐いと思いました。

これって本当に危険ですからね。

生卵がゆで卵になるのはいいですけど。

熱で消えるボールペンというのは
こすって消すタイプだと思いますが

ダッシュボードの中に入れたら
こすらずとも消えるということですね。

感熱紙が黒くなるわけです。

感熱紙の発色の仕組みについて

ここからは余談です。

感熱紙は熱で発色するんですが
これは化学反応で発色しています。

使われるのはロイコ染料と顕色剤。

ロイコ染料というのは単独では透明で
何かと反応すると発色する染料。

顕色剤というのはロイコ染料を
発色させるための薬品です。

この顕色剤に常温で固体で、
熱がかかると溶ける物を選ぶ。

感覚的に言うと、氷は0℃を超えると
水になりますがそういう感じです。

だからロイコ染料と顕色剤の融点を
うまく選べば何度で発色するか制御できます。

実際に、もっと高温で
発色する感熱紙もあります。

たとえばコンビニでレンジに入れる
商品に使われるシールとかですね。

あれはバーコードが感熱紙でも
真っ黒になることはありません。

今回紹介した車内のダッシュボードに
レシートを入れた財布を忘れたケースでも

発色しないように品質改善された
感熱紙が開発されています。

それと、感熱紙は化学反応ですが
可逆反応と呼ばれるものなので

一旦発色していても元に戻るため
長期間の保存には向いていません。

ただし、これも安定剤などが改善されていて
10年程度持つようになっているようです。

熱に強くなっていたり、保存性も
良くなっていますが見た目は

変わらないので何が良くなったのか
分からないのがつらいところですかね。

管理人のような製紙会社の
元技術者からすると。

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管理人のまとめ

今回は、感熱紙が黒くなる温度は
55-60℃というお話でした。

これでいくと夏の車内は危険ですね。

ただ、こういう問題があるので
発色温度をもっと高くするなどの

開発が行われており、
実際に使われているようです。

一見しただけでは分かりませんが。

この記事が感熱紙が黒くなる
問題の参考になればと思います。

車内でのレシート置きっぱなしには
注意してくださいね!

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