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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、計算用紙に安い紙を使いたいが
白くて使いやすいものは何かというお話。
管理人は今では計算なんてしませんが。
学生の頃はそりゃやりましたよ、
数学とか物理とか化学とか。
学生さんで、あまりお金がなかったら
こういう発想はあるでしょうね~
昔は白くて安い紙はチラシの裏でしたね。
新聞を取ってたらタダですから。
でも今は、チラシの裏が白いもの
ほとんど無いんですよね。
しかも、上質紙よりコート紙が多いから
鉛筆やシャーペンでは書きにくい。
ボールペンなら書けますけど。
でも計算の練習をするのに書いたり消したり
出来ないのではちょっと使いにくいですよね。
それに最近は新聞を取らない
家庭も増えているみたいですから
そういう家ではチラシの裏なんて
言っても意味がないですよね。
ではどうするのがいいのか?
ということで。
この記事では、計算用紙に安い紙を
使うときの白くて使いやすい紙について
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
計算用紙に使う安い紙は格安のコピー用紙が便利
結論から言うと、計算用紙に使う安い紙は
格安のコピー用紙が便利でしょう。
管理人の近所の家電量販店では
A4サイズ500枚で290円(税抜き)でした。
中国製でしたけど。
これはどう考えても安いです。
元製紙会社社員としてちょっと計算してみます。
まず、A4サイズで米坪64g/㎡が500枚なら
重さ=64g/㎡x0.21×0.297×500=2kg。
米坪というのは1㎡あたりの紙の重さです。
A4サイズは210mmx297mmですから
mで表示すると0.21×0.297m。
それが500枚なので計算すると2kg。
上質紙の製造原価がたとえば
100円/kgだったとすると
このコピー用紙は製造原価で
200円ということになります。
これに加工費や物流費が入るので
利益はギリギリじゃないでしょうか。
ただ、中国産なので製造原価が
もっと大幅に安いんでしょう。
中国でなくてもインドネシアでも
似たような感じで安いと思います。
国産では無理ですけど。
国産だったら値段は2倍以上でしょうね。
まあこんな感じで、身近で白くて
安い紙は格安のコピー用紙になります。
だいたい、計算用紙に使うなら
500枚もあれば相当ありますよね。
1日に5枚使っても100日。
3ヶ月ちょっとあります。
それが300円ならだいたい一ヶ月100円。
十分安いと思いますよ。
しかも、普通の印刷にも
使えますから無駄にもならない。
プリントアウトすることが多い人なら
裏紙を使えばいいでしょうし。
計算用紙に安い紙を使うのは良いことか?
ここからは余談です。
今回は計算用紙に使う安い紙として
格安コピー用紙がいいとお話しました。
ただちょっと気になるのは学生の場合
それで学力が上がるのかということです。
管理人の個人的な経験からすると
計算問題を適当な紙でやってしまったら
あとから見直すことが出来ないことと
どうしても計算が雑になると思います。
紙としてはもったいないですから
安い紙を使いたいのですが、
どうしても紙が安いからといって
使い放題使ってしまうんですよね。
書いたり消したりしないのは良いとして
丁寧さが書けていくような気がしました。
ここが問題で、たかが計算問題でも
間違えるとダメなわけで、
いい加減にやると計算過程も
いい加減になりやすいんです。
学生が勉強をするんだったら
丁寧に計算すべきだと思います。
そのためにはむしろ安い紙は良くない。
やり方としては真逆になりますが
少し高級なノートに丁寧に計算する。
この方が学力は上がると思います。
管理人としてはルーズリーフ
よりもノートがおすすめですね。
コピー用紙は1枚ですから
計算結果はすぐに紛失します。
ルーズリーフはとじてはいますが
ページが入れ替えられるし
場合によってはそのページを
紛失する可能性もあります。
しかしノートの場合は必ず時系列だし
破り捨てない限り紛失しません。
計算問題のようなことであっても
時系列に並んでいて紛失しない、
というのはかなり重要なことだと
思っているんですよね。
勉強ではどこで間違えたか
分かるというのが相当重要です。
計算したときに何を間違えたかを
自分で発見できない限り
また同じ間違いをしてしまう
ということになりやすいんです。
それから、自分の間違えるクセを
見つけておけば答えがおかしいときに
もしかしてここで間違えたのではないかと
再チェックすることもやりやすい。
間違えそうな場所のチェックが速ければ
それだけ計算時間が短くなるのと同じこと。
ノートに丁寧に計算すればそれが出来ますが
コピー用紙に適当に書いていたら出来ません。
自分のやったことを残して見返すことが
かなり重要なことになるんですが
安い紙に適当に書いてしまったら
普通はそんなの捨ててしまうでしょう。
もしも同じ問題が出てきたときに
一度計算した結果を再確認するのと
もう一度最初からやり直すのでは
効率は全く違います。
そういう意味でもノートのように
履歴が残るもののほうが良いんですよね。
普通、人間が何をどう考えたかは
なかなか残りにくいんですが
数学の計算問題などは
それを残すことが出来るわけです。
自分でやってみると考え方のクセも
分かってきますから結構貴重なんです。
色々言いましたが、
管理人としては勉強するなら
ちょっともったいなくてもノートに
丁寧に計算したほうがいいと言いたい。
コスト的にはコピー用紙がよくても
あとに何も残りませんから。
管理人のまとめ
今回は、計算用紙に安い紙を使いたいが
白くて使いやすい紙は、というお話でした。
結論は格安コピー用紙がおすすめ。
特に家電量販店で売っている
輸入紙は安いと思います。
国産のメーカー品はちょっと高いので
計算用紙にはもったいない気がしますね。
それから、チラシの裏が白いもは
最近は少ないので集めにくいです。
昔はそういう紙を使いましたけど。
ただし、勉強のためというのであれば
ノートに丁寧に計算したほうが良いです。
コピー用紙ではあとから見返すことも
出来ないしなにより雑になるので。
この記事が、計算用紙に安い紙を
使うときの参考になればと思います。
勉強、頑張って下さいね!