コピー用紙をはがきサイズに。切手を貼れば郵送で送れるのか

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コピー用紙 はがきサイズ

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、コピー用紙をはがきサイズにして
切手を貼れば郵送で送れるのかというお話。

管理人はこんなことやったことないですが。

だいたいどういうわけでコピー用紙を
はがき代わりにしたいのか分かりません。

昔なら、懸賞の応募ははがきでしたから
余った切手とコピー用紙を使ったかも

知れないんですが、今はメールとか
別の手段が多いので意味あるのかなと。

普通にはがきを買ったほうが
手間がかからない気もしますが。

とはいえ。

出来るのか?という質問には
答えないといけないですね。

ということで。

この記事では、コピー用紙をはがきの
サイズにして切手を貼れば郵便で送れるのか

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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コピー用紙をはがきのサイズにして切手を貼れば郵便で送れる

結論から言うと、
実際にやった人がいるようです。

実はA4サイズのコピー用紙は
4つ折りにするとはがきの大きさです。

だから、A4サイズの紙ははがきを
4枚取る事ができます。

ただし、コピー用紙も通常の
米坪64g/㎡の製品だと

1枚ではさすがに頼りないので
2つ折りにして厚みを稼ぐ。

その状態で切手を貼ってはがきとして
使うことが出来たそうです。

ただし、これはかなり古い話で
はがきが52円だった頃のこと。

今は値上がりして62円ですから
62円の切手が必要ですけどね。

ということで、こういうやり方なら
定形はがきとして受け取ってくれそうです。

なお、はがきには重さと
大きさの規定があります。

重さ:2g-6g
サイズ:縦14-15.4cm、横9-10.7cm

ということだそうです。

A4サイズの64g/㎡の場合、
A4サイズは210mmx297mm。

4つ切りにしたサイズは
縦14.9cm、横10.5cm

A4 1枚の重さは
64g/㎡x0.21mx0.297m=3.99g

となります。

A4の4つ切りの大きさはサイズ的にはOK。
A4の半分の重さはギリギリ約2g。

重さは切手も貼りますから、
なんとか行けそうということですね。

管理人としては、今どきこんなことを
する必要があるのかとは思いますが。

はがきの料金の推移

ここからは余談です。

先程、はがきの値段は62円とお話しました。

そういえばはがきってかなり
値段が上がってるんですよね。

どんな感じなのか調べてみました。

wikiによるとこんな感じ。

1873年 明治6年12月1日 市内 半銭(5厘)市外 1銭
1883年 明治16年1月1日 1銭
1899年 明治32年4月1日 1銭5厘
1937年 昭和12年4月1日 2銭
1944年 昭和19年4月1日 3銭
1945年 昭和20年4月1日 5銭
1946年 昭和21年7月25日 15銭
1947年 昭和22年4月1日 50銭
1948年 昭和23年7月10日 2円
1951年 昭和26年11月1日 5円 1966年(昭和41年)までの年賀はがき料金は4円
1966年 昭和41年7月1日 7円 郵便法改正
1972年 昭和47年2月1日 10円
1976年 昭和51年1月25日 20円
1981年 昭和56年1月20日 30円
1981年 昭和56年4月1日 40円
1989年 平成元年4月1日 41円 消費税導入
1994年 平成6年1月24日 50円
2014年 平成26年4月1日 52円 消費税増税
2017年 平成29年6月1日 62円 年賀はがき料金は52円(2018年用のみ実施)
2019年 平成31年1月1日 62円 2019年用から年賀はがき料金も62円
2024年 令和6年10月1日 85円
 

 

郵便事業が始まったのは明治から。

終戦後どんどん物価が上がって
同じようにはがきも上がったんですね。

管理人は昭和40年生まれなので
生まれたときは5円だったようです。

そう言えば子供の頃ははがきは
10円だった記憶があります。

管理人が学生の頃は深夜ラジオに
はがきを送るのが流行ってましたが

管理人はそういうのやらなかったので
はがきの値段なんて気にしませんでした。

昭和56年はちょうど高校生ですが
ここで2回も値段が上がったんですね。

知りませんでした。

社会人になったのが平成元年。

そこで消費税が導入されて
41円になったんですね~

消費税では大騒ぎしたなという
記憶がありますね。

まだ3%だった頃ですね。

今振り返れば政治家は嘘を付くものだ
というのがよく分かりますね。

もう上げないと言っておきながら
8%、今はもう10%ですから。

その後平成6年から平成26年までは50円。

平成26年に消費税が8%になって52円。

平成29年に62円。

しかし、考えてみればはがきって
通信手段としては一番古い。

電話、FAX、メール、LINEなどが
出てきて、もういらない気もします。

実際、ラジオに投稿するのも
ほとんどメールではないかなと。

ネットのHPなんかにフォームが
設置されていてそこに書き込むとか。

はがきのはいる余地なんて
なさそうなのにまだ生き残っている。

なかなかしぶといですよね。

まだなにかと需要はあるんでしょう。

管理人は使うことないですが。

そういえば、昔なら観光地から
絵葉書を送ったものですが

今はLINEとかツイッターとかブログや
インスタにアップとかになりますね。

媒体は変わっても人間がやってることは
大して変わらないということでしょうか。

管理人のまとめ

今回は、コピー用紙をはがきサイズにして
切手を貼れば郵送で送れるのかというお話。

結論は出来る、でした。

なお、はがきのサイズは
A4サイズの4つ切りとほぼ同じ。

ただし、普通のコピー用紙で
米坪64g/㎡だとA4サイズ1枚は約4g。

はがき1枚は2g-4gという規格なので
2つ折りにして2gにして使うことになります。

これに必要な切手を貼れば
定形はがきとして使えるでしょう。

ただし、今の時代にここまでして
はがきを使う必要があるのか疑問ですが。

この記事が、コピー用紙をはがきサイズにして
使うときの参考になればと思います。

はがき、うまく使って下さいね!

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プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

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