便箋にコピー用紙を使いたい!ペラペラでないものはあるか?

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便箋 コピー用紙

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、便箋にコピー用紙を使いたいが
ペラペラでないものはあるかというお話。

管理人に限らず最近は手紙を書くことは
ほとんどなくなったんじゃないかと思います。

ビジネスならメール、プライベートなら
LINEという感じですかね?

文房具屋に行けば便箋は売ってますが
もう自分で使うことはないですね~

ただ、今でも物品を送付するときの
送り状として使うことはあるのでしょう。

送付案内のメールをそのまま
物品に同封というのも多いですが、

中にはWordで便箋を作って
コピー用紙に出力して

それを物品の送り状として
使っている人もいるでしょう。

もしかするとメールでのやり取りが
ない場合はそうなるかも知れませんね。

ところがこのコピー用紙がペラペラで
便箋に使うには頼りないのでは?

という質問があるようですが
実際のところはどうなんでしょうか。

ということで。

この記事では、便箋にコピー用紙を使いたいが
ペラペラでないものはあるかについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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便箋にコピー用紙を使うがペラペラでないものはある

結論から言うと便箋にコピー用紙を
使う場合、ペラペラでないものはあります。

購入する場合は「普通紙 厚口」と
検索するとヒットしますね。

通常使われるコピー用紙の米坪は
64g/㎡のものが多いのですが、

これよりも米坪の重い紙が
実際にあるんですね。

米坪は紙の1㎡あたりの重さのことです。

表にするとこんな感じです。

 

呼び方 四六判
連量(kg)
米坪
(g/㎡)
紙厚
(mm)
用途
特薄口 45 52.3 0.07 チラシ
薄口 55 64 0.08 一般コピー用紙
中厚口 70 81.4 0.1 テキスト等の本文
厚口 90 104.7 0.13 漫画やコミック誌の本文
特厚口 110 127.9 0.16 薄手のはがき
最厚口 135 157 0.19 名刺や本の表紙
超厚口 180 209.5 0.26 官製はがきや名刺

 

一般のコピー用紙はここの薄口の
米坪になりますから64g/㎡ですよね。

これではペラペラに感じるのであれば
米坪64g/㎡以上の紙を使えばいい。

なお、ここに記載した表はあくまで
一般的なものになります。

コピー用紙の場合はメーカーが独自に
規格を決めているので厚口と言っても

米坪104.7g/㎡であるとは限らず、
プリンタで使いやすい紙厚になります。

たとえばキヤノンの
普通紙 ホワイトペーパーの場合、

一般的なものが米坪70g/㎡ですが
厚口は米坪90g/㎡になっています。

いずれにしても現在使用している
コピー用紙より紙厚の厚い紙があります。

だから今使っているコピー用紙より
もう一段厚い紙を使えばいいわけです。

コピー用紙の価格について

ここまでコピー用紙には厚みの違う
物があることをお話しました。

ただし、現在格安コピー用紙を
使っているなら価格が安いですが

厚いコピー用紙を使うとなると
かなり割高になると思います。

製造側の理由はこんな感じ。

結局、紙パルプ産業は装置産業で
大量生産することで安くなるんです。

格安コピー用紙は基本的に輸入品。

大型マシンで同じ紙を大量に作るから
あんなに安くなるんですね。

同じ米坪でA4サイズのものばかり
年中製造しているから安いわけです。

一方、一般的な米坪のコピー用紙以外は
そんなに数量を製造しません。

そもそも米坪が厚くなることで
1枚あたりの単価が高くなる上に

生産量が少ないためにマシン固定費が
高くついて製品価格も高くなる。

そういう感じで割高になります。

実際のところコピー用紙の純正品は
今でも結構高いんですよね。

それはメーカーの保証があるからですが
生産量が少ないというのもあります。

本音を言うと製造メーカーからすると
コピー用紙は安い紙ではありません。

その理由はプリンタ用紙というのは
プリンタ適正が必要ですが

その条件を探すために相当な
開発費用がかかっているから。

原料費とマシンの固定費だけなら
それほどでもないのですが、

トータルを考えると利益が出るまで
色んな経費がかかっているんです。

もちろん、そんなのは製造原価には
入ってきませんがやっぱり高く売りたい。

そんな気分もちょっとあるのかなと。

管理人のまとめ

今回は、便箋にコピー用紙を使いたいが
ペラペラでないものはあるかというお話。

結論としては、コピー用紙の厚みには
種類があるので厚いものを使えばいい。

通常は薄口の米坪64g/㎡が多いので
それより厚いものを使うということでした。

ただし、コピー用紙はプリンタメーカーが
ちょうどいい米坪を決めるので

ここに記載した一覧表通りの米坪に
なっているとは限りません。

そのときは、現在使用している
コピー用紙より厚いものを使うこと。

一段米坪が上がれば手触りはそこそこ
違いますからペラペラしないと思います。

なお、価格については一般のものより
割高になりますからそこはご注意を。

どうしてもたくさん作るものが安いので
厚口のものはちょっと高いですから。

この記事が、便箋にコピー用紙を
使うときの参考になればと思います。

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