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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は濃い色のノートクルールフォンセ。
パステル色でデコりたい!というお話。
管理人、ノートは白と思ってましたが。
そればかりではないようですね。
実は白というのは目にとっては
眩しい色になるんだそうで。
なので、目に優しいと言う意味で
ちょっと薄い色のノートもある。
たとえばこんなやつ。
アックスコーポレーション グリーンノート ノート B6 A罫 80枚 2冊パック IA-WRGN-B6-2P
これはグリーンノート。
名前の通り淡い緑になってます。
本文用紙が真っ白でないので
目が疲れにくいらしいです。
管理人は言われてみればそうかなと言う程度。
ですが視覚過敏の人には
重要なことなんでしょうね。
それはそうとして。
こんな実用的なお話とは別に
濃い色のノートも出るそうで。
それがパイロットの開発した
クルールフォンセと言うノート。
一体どんなものなのか?
ということで。
この記事では、濃い色のノート
クルールフォンセについて
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
濃い色のノートクルールフォンセ。まずは3色
では濃い色のノート
クルールフォンセ。
これは楽天にあったやつ。
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ノートとしては普通のノートですが。
本文用紙の色が濃いわけです。
どんな色があるかというと
- ブラック(黒)
- ネイビー(紺)
- グリーン(緑)
の3色なんだとか。
もちろんそれぞれ濃い色ですね。
そして、通常の黒の鉛筆や
ボールペンは使えません。
見えなくなりますから。
じゃあどうするのかというと
パステルカラーのペンなど使う。
販売元はパイロットですから
当然パイロットのペン推奨!
具体的には、こんなやつ。
パイロット ゲルボールペン ジュース パステルカラー 6色セット 0.5 LJU60EF-6CP
これはパイロットのジュース。
こういうパステルカラーのペンで
書くときに濃い色のノートが便利。
これって白い紙に書くより
見栄えがいいってことです。
どんな感じになるのかは
パイロットのHPがいいかなと。
パイロットHP
⇒https://www.pilot.co.jp/products/stationery/pocketbook/note/couleurfonce/
なるほど、こんな感じでデコるんですね。
黒板にチョークで書いたような感じですか。
普通のノートでは無理ですから。
管理人的には黒バックのブログとか
そういうサイトのイメージですかね。
最近減ったように思いますが、
昔はそういうのが多かった。
でもその方が目には優しいのかも。
白いばかりじゃつまらない。
そういう感じなんでしょうかね~
濃い色のノートクルールフォンセ。濃い色は管理しやすい?
ここからは余談です。
今回紹介したクルールフォンセ。
本文用紙は色上質だと思います。
この色上質紙なんですが。
当然のことながら色の管理が大変。
それに付随して在庫管理が面倒。
正直言って、ロットが違うと
微妙に色が変わるんですよね。
チラシみたいなものならいいんです
一枚ずつしか使いませんから。
しかし、ノートとか書籍とか
文庫本とかはそうはいかない。
微妙に色が違うとしても混ぜて使って
本にしたらコバがトラになるので。
横から見たら色がシマシマになるやつです。
これは下手するとクレームですからね~
なので、加工するときにロットを指定して
出来るだけ近いロット同士で本にする。
そんなことをやってましたね~
これ生産量が多ければいいんですが
生産量が少ないとなかなか難しい。
特に色上質で特殊な色だと年に一回しか
生産しないとかそういうことが起こります。
じゃあ去年生産した製品と今年の製品
全く同じ色に出来るのか?無理かなと。
なので在庫をある程度管理して
混ざらないように対応する。
ただし。
これは淡い色ほど面倒ですかね。
スカイブルーのような色とか
レモン色とかは危険かなと。
逆にここまで濃い色だと目立ちにくいかも。
まあ、数量が出ないと取り越し苦労ですけど。
それから濃い色は処分も面倒。
もう在庫を処分するとなったとき、
古紙パルプでリサイクルはできますが
それでは資産の損切りになり
帳簿上の損失が出てしまう。
工場の上層部は責任を取りたくないので
不良在庫と分かっていてもそれはしない。
じゃあ同じ品種を製造するときに
少しずつ混ぜますかといっても
同じ品種がなかなか製造できないので
そういう処分方法も出来ない。
近い色のときにと思っても
薄い色ならごまかせますが
濃い色の場合はごまかしながら
処分するというのは難しい。
管理人が責任者なら気が進まない話。
全体の収益を考えると採算が厳しいので。
売れなければ取らぬ狸の皮算用ですけど。
管理人のまとめ
今回は濃い色のノートクルールフォンセ。
パステル色でデコりたい!というお話でした。
管理人、ノートは白と思ってましたが
濃い色のノートが出るんですね~
筆記用具の変化ということでしょうか。
管理人の筆記用具なんて
鉛筆か黒のボールペン。
とてもパステルカラーのボールペンとか
サインペンなんて使えないですね。
こういうのも時代の変化なんでしょうか?
管理人がおっさんになっただけなのか?
それから、濃い色の色上質紙の管理が
面倒くさそうだというお話もしました。
色物の在庫管理はこれに限らず
何かと面倒なんですけどね~
それにしても。
管理人的に気になるのは
本当にこのノート売れるのか?
一般的に受け入れられるのか?
それがとても気になります。
色が変わるというのはなにかの
意識が変わるような気がしますので。
この記事が、濃い色のノートの
参考になればと思います。
濃い色のノート、楽しんで下さいね!
(参考)
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