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ラミカに使うインクジェット用紙。光沢よりマットがおすすめ

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は「ラミカに使うインクジェット用紙」について、
自分なりにお話したいと思います。

ラミカってアニメイラストが
よく使われますよね?

自分はこう見えてアニメはよく見るんです。

漫画やアニメってもう日本には
無くてはならない産業なんだそうですね。

2015年度でアニメ関連産業の規模は
なんと1兆8255億円!

コンビニや自動車よりは少ないにしても、
あんなものが2兆円近い売上を、

いつも上げていると思うと驚きです。
そう思いませんか?

その中でも大きいのはアニメそのものよりも
アニメ関連グッズなんだとか。

そういえばコミケなんかもニュースで
取り上げられます。

とにかくすごい人だし
なにより熱気を感じます。

そういえば同人誌を作ったりゲームを
作ったりするアニメもありますからね。

同人誌の薄い本が高いんだとか
そんな話もよく出てきます。

自分のようにちょっとアニメを見る程度でも、
そういうことを知っているわけです。

だから、本当に大きな産業になんでしょう。

それで元製紙会社社員としては、
同人誌とか、同人誌のグッズとして

作成するラミカ(ラミネートカード)などに、
どんな紙が使われるのかが気になるところ。

特にラミネート加工をするラミカは、
目的に合わせた紙を使う。

紙を正しく使ってトラブルを
避けて欲しいと思うんです。

この記事ではラミカをインクジェット用紙で
作る時の紙の選び方についてお伝えしたいと思います。

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ラミカをインクジェットで作る時の紙の選び方

結論から言うとラミカを
インクジェットで作る時の紙は、

マット調インクジェット用紙の
厚手のものがおすすめ。

理由はラミネートをすると
マットでも光沢が出るからです。

マットは紙の表面が粗いので
光が乱反射して光沢が低くなります。

しかしラミネート加工をすると
ラミネートが表面を平坦にしてしまう。

だから光がきれいに反射するようになって
光沢が出るんですね。

たとえば擦りガラスにセロテープを貼ると
向こう側が透けて見えるようなものです。

光沢インクジェット用紙を使えば
もちろん光沢は出るんです。

しかし、マット調インクジェット用紙を
使っても光沢は出る。

ということはラミネートすることが前提なら
光沢インクジェット用紙はもったいない。

値段はマット調インクジェット用紙の方が
光沢インクジェット用紙より安いですから。

ラミカに光沢感を持たせるかどうかはラミネート加工のやり方で決まる

ラミカだから紙の表面を保護する目的で
ラミネート加工をするわけです。

しかしラミカの表面の光沢をどうするか、
というのはその人の好みになりますよね。

光沢のあるラミカにするか、落ち着いた
感じを出すためにあえてマットにするか。

この時に使うインクジェット用紙は
どうするんだという話。

結論から言うとこれもマット調
インクジェット用紙がおすすめ。

実はラミカの表面の光沢というのは
ラミネート加工のときに決まるんですね。

ラミネート加工をクリアとかグロスとか
そういう光沢感がある加工にする。

そうするとラミカは
光沢のあるカードになります。

マット加工を選べば
マット調のラミカになります。

その際インクジェット用紙の表面に
光沢があるかどうか。

それは、先述したとおり
ラミカ自体の表面には影響しません。

光沢インクジェット用紙の場合であれば、
クリアなラミネート加工ならば光沢が出る。

マットなラミネート加工にすると
光沢は出ません。

普通の透明なガラスの上にすりガラスを
置けば、向こう側はクリアに見えなくなる。

それと同じです。

マット加工時に光沢インクジェット用紙を
使うのは品質的にナンセンス。

紙のコストも高いのですから
意味がないと言うかもったいない。

だからマット調インクジェット用紙が
おすすめですよということ。

ラミネートをしないカードの場合

ここまではラミネートをするということで
ラミカのお話をしました。

似たようなグッズでポスカ(ポストカード)
というのもあるんですね。

同人グッズの場合、はがきサイズの
イラストカードになるようです。

これもラミネートをする場合と
しない場合があると思います。

ラミネートするなら
紙の選び方としてはラミカと同じこと。

マット調インクジェット用紙を
使うほうがいいです。

しかし、ラミネートをしないのなら
話は変わってきます。

イラストカードの表面に光沢感を
持たせたいなら光沢インクジェット用紙。

マットの方がいいならマット調
インクジェット用紙を選ぶ必要があります。

ラミネートをしないならインクジェット用紙
の表面性がそのまま反映されるから。

要するにラミネートをするなら
マット調インクジェット用紙がおすすめ。

ラミネートしないなら紙の表面性が
そのまま出てくる。

だから光沢かマットかを選ぶ必要がある
ということです。

ラミカに使うインクジェット用紙がマットで良い理由と光沢インクジェット用紙の類似点

ここからは元製紙会社社員として、
光沢についてちょっと専門的なことを。

ラミカはラミネート加工するから
ラミカですよね。

このとき使う紙はマット調で良い、
とお伝えしました。

実はマット調インクジェット用紙に
ラミネート加工した場合と、

光沢インクジェット用紙の光沢が
発現する仕組みはよく似ています。

先述のとおりマット調インクジェット用紙に
ラミネート加工すると、

マット表面が平坦になり乱反射していた光が
きれいに反射して光沢が出る。

一方光沢インクジェット用紙の場合。

「コロイダルシリカ」と呼ばれる透明な
薬品をマット調インクジェット上に塗工。

そうやって表面を平坦にして
光沢を出すという方法があるんですね。

どちらも大雑把に言うと、
マット調の粗い表面の上に

透明な物質を乗せて平坦にして
光沢感を出すわけです。

ラミネート加工の場合は、

マット調インクジェット用紙に
印刷した上にラミネートをする。

光沢インクジェット用紙の場合は、
インクジェットインクが

表層のコロイダルシリカを抜けて
マット層で画像を形成する。

両者は全く別物のはず。

なのに光沢が出る仕組みは似ている、
というのが面白いと思うんです。

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管理人のまとめ

同人グッズのラミカを作る時に使う
インクジェット用紙について説明しました。

ラミネートするならマット調
インクジェット用紙で十分というのが結論。

ただしこれはあくまでもマットと光沢で
価格差があるインクジェット用紙の話。

一般のコート紙やマットコート紙を
使う場合はまたちょっと話が違います。

一般のオフセット印刷する紙の場合、
コート紙とマットコート紙の価格差は

あまり大きくないし、
逆転することもあるからです。

自分でインクジェット印刷をして、
ラミカを作るのならば、

この記事を参考にして
紙を選んでもらえばと思います。

しかし、ロットが大きくて
印刷屋さんにお願いする時は、

紙の価格やラミネート加工について
十分相談して作成して下さい。

無駄なコストを使うことなく、
トラブルにもならないようにする。

そのためには
よく分かっている人に相談する。

それが一番大事だと思いますので。

ラミカ制作楽しんでくださいね!
うまくいく事を願っています。

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