紙の黄ばみを取りたい!汚れている古本を綺麗にする方法

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本 黄ばみ

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は「紙の黄ばみを取る方法」を
自分なりにお話したいと思います。

最近は行かないんですが
学生の頃は古本屋巡りをしたものです。

ブックオフなんてお洒落ではなくて、
普通の街の古本屋。

たいていの本は紙が黄ばんでいて
手に取ると古本独特の臭いがしました。

前の所有者の書き込みが
あるのも味があると思ったり。

そういう古本屋はなんとなく
薄暗くてホコリっぽい。

でもそんな訳のわからない、
迷い込んだ感じが結構好きでした。

自分の古本との付き合いはそんな感じ。

自分は古い人間なので
黄ばんだ本にも味があると思うし、

古本の紙が黄ばんでいても
そんなものでしょうと思うんです。

しかし、最近はこういう雰囲気は
あまり受け入れられないようで、

古本でもキレイでなければ、
みたいな感じですね。

明るくておしゃれな
ブックオフみたいなところが

スタンダードになってきたから
なんでしょうか。

買ってきた古本が汚れていたとか、
所有していた本が黄ばんできたとか、

そういうことで紙の黄ばみを
修復したい人もいるのでしょう。

ということでこの記事では、
紙の黄ばみを取る方法をお伝えします。

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紙の黄ばみを取る方法

結論から言うと紙の黄ばみは
取れるものと取れないものがあります。

本の側面や表紙カバーであれば
修復できる可能性があります。

しかし本の中身が全体的に
黄ばんでいる場合は難しいです。

それではそれぞれについて
修復方法を記載します。

本の側面の黄ばみを取る

本の側面は紙やすりで磨く。
それでキレイになることが多いです。

ブックオフで古本を買うときに、
書籍専用のグラインダーを使って

磨いているのを見かけたことが
あるかもしれません。

しかし個人であんなものは
持っていないでしょうから、

紙やすりを使って磨く、
ということです。

紙やすりは目の細かいものの方が
紙を傷めにくいです。

300番台くらいがいいみたいですね。

余談ですがこれは本の側面が
きれいに揃っている場合の話。

ギザギザになっている場合は
出来ませんからご注意を。

本の表紙カバーの黄ばみを取る

本の表紙カバーは表面がツルツルしている
コート紙やキャストコート紙の場合、

アルコールで除菌するタイプの
ウエットティッシュで拭き取るのが有効。

理由は単純。

コート紙は基本的に上質紙に塗工した紙。
だからあまり黄ばまないはず。

しかしそれが黄ばんでいるということは、
汚れが付着している可能性が高い。

たとえば大掃除の時に
ブラインドを拭くと結構汚れが取れる。

ちょうどあの感じです。

ウエットティッシュだけでは落ちない、
という時は住居用の洗剤が有効。

たとえば弱アルカリ性の「マイペット」。

これをウエットティッシュに吹きかけて
それで表紙を拭くとキレイになります。

この弱アルカリ性の洗剤は
洗濯用の洗剤でもいいようです。

メラミンスポンジに
少し水を付けて拭き取るというのもあり。

ここまでは本の表紙カバー表面が
ツルツルしたコート紙などの場合。

では非塗工紙の場合はどうするか?

その場合は消しゴムでこする、
というのが良いようです。

表面強度が弱い紙だと
毛羽立つので良くないですが、

ある程度表面が強い紙なら
やる価値はあるでしょう。

これも黄ばみの原因が
汚れの場合に有効だということです。

紙に書かれた鉛筆を消しゴムで消すのも
紙の表面の汚れを落とすのと同じこと。

だから消しゴムで擦れば
きれいになるというわけですね。

本の中身の黄ばみ

本の中身の黄ばみを取るのは
ちょっと難しいです。

コーヒーをこぼした時の汚れなら、
キッチン用漂白剤をティッシュに付けて

汚れの上から軽く叩く感じで馴染ませ、
汚れを漂白する。

その後水で濡らしたティッシュで
また叩くようにして漂白剤を抜く。

という手順で汚れを落とせるようです。

しかし本の中身まで
全体的に黄ばんでいるなら紙の劣化。

この黄ばみを取るのは難しいのです。

(参考)
古本のシミが気になるならこちらをどうぞ。

⇒古本に茶色い点がある!紙の斑点は酸性紙についたホコリか?

書籍にも黄ばみやすい紙とそうでない紙がある

ここからは元製紙会社社員としての
本音をお話させて下さい。

紙の黄ばみは汚れが原因の場合と
紙の劣化自体が原因の場合があります。

汚れが原因であれば紙やすりで研磨したり
ウエットティッシュで拭き取る。

こういうことで対応できます。

しかし、紙そのものが
劣化している場合はどうしようもない。

これが本音です。

それで紙には黄変化しやすい紙と
そうでない紙があるんですね。

それは使用されるパルプの種類によります。

機械パルプという
リグニンを含むパルプを使用した紙。

これは黄変化しやすい。

新聞や雑誌がすぐに黄ばむのは
これが理由です。

実はコミックの単行本に使われる紙も
嵩(かさ)を出したいという理由で

機械パルプが入っている事が多く
黄変化しやすいんです。

一方、機械パルプを含まない上質紙は
黄変化しにくい。

たとえばハードカバーの書籍で
紙の色が白い本。

この本文用紙には上質紙が使われるため、
中身はなかなか黄ばみません。

その意味ではハードカバー書籍の黄ばみは
修復しやすいと思います。

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管理人のまとめ

ここまで紙の黄ばみを取る方法について
お伝えしてきました。

紙の黄ばみと言っても取れるのは
汚れに近いものであって、

紙自体が劣化して黄変化したものを
修復するのは難しい。

こういうことを理解して
紙の修復をしてほしい。

そして本がキレイでも黄ばんでいても
大切にしてほしいと思うのです。

本を大切にして下さいね!

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プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
>>https://kamiconsal.jp/profile/

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