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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は年賀状のくぼみ入りとは?
目の不自由な人に配慮したはがき!
というお話。
管理人は見たことがないのですが。
くぼみの入った年賀状があるんだとか。
郵便局のHPに記載されている
イラストはこんな感じらしい。
【イラスト】
(参考)
日本郵便はがきの種類について
これの何がいいのかと言うと
手で触って上下表裏がわかること。
ナルホドって思いましたね~
ということで。
この記事では、年賀状のくぼみ入りとは?
目の不自由な人に配慮したはがき!について
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
年賀状のくぼみ入りの購入
年賀状にくぼみが入っていると
上下や表裏が分かりやすい。
そんな便利なくぼみ入り年賀状
どこに売っているのでしょうか?
管理人、アマゾンを探しましたが
どうも見つからないようです。
この場合は普通に郵便局に
問い合わせるのがいいらしい。
普通に考えてそんなに売れる
はがきではないでしょうから
わざわざ通販では扱わないし
在庫がない場合もあるでしょう。
特に年賀状のような季節ものだと
そんなに製造していないかも。
なので必要な人はお近くの
郵便局へとなるわけですね~
郵便局のHPによると。
「くぼみ入りはがき」の
説明はこんな感じ。
==ここから==
目の不自由な方が使いやすいように、はがきの表面左下部に半円形のくぼみを入れ、上下・表裏がすぐわかるようにしたはがきです。
お申し出いただいた場合は、ご自宅へのお届け販売も行います。
詳しくはお近くの郵便局にお問い合わせください。
==ここまで==
ということだそうです。
自宅へのお届け販売もありとなってますが
郵便局は配達しますよね、考えてみれば。
年賀状のくぼみ入り。いつから販売されているのか?
ところで。
このくぼみ入り年賀状は
いつから販売されているのか?
これは1991年用の年賀状からだそうです。
なんと30年も前からあるんですね~
その年の事情で製造されない年も
あったそうですが2009年からは
継続して製造販売されている
ということのようです。
年賀状に限らずはがき自体が減っている中で
継続して販売しているのはすごいことです。
なお。
このくぼみ入り年賀状のきっかけは
視覚障害者のラジオへの投稿が
当時の郵政大臣の耳に入り
それが実現したんだとか。
ほんのちょっとの工夫ですが実現には
紆余曲折あったんでしょうね~
作る側もくぼみ入り用のギロチン刃を
用意するとかあったでしょうけど
そんなことよりお役所の手続きが
大変だったのではと想像します。
それでもこうして今も販売されてますから
その努力は無駄ではなかったのでしょう。
年賀状のくぼみ入りのような視覚障害者用の工夫色々
ここからは余談です。
今回紹介したくぼみ入り年賀状。
左右対称のものを非対称にすることで
上下や表裏がさわって分かると言う工夫。
こういうのって結構あるそうですし
普通の人でもこういう工夫はありがたい。
たとえば。
管理人が知っているのはシャンプーの容器。
こちらは花王のHPですが。
目の不自由な方だけではなく
目を閉じていても分かる工夫。
このお話も面白いですね~
で、このシャンプーの容器。
発売されたのが1991年10月だそうです。
なんと、くぼみ入り年賀状と同じ年。
そしてバブル崩壊も1991年なんだとか。
たまたまなんでしょうけどまだ社会に
余裕があったから出来たのかも知れません。
余裕がなければこういう一見無駄に見える
社会にやさしい取り組みは出来ませんから。
管理人のまとめ
今回は年賀状のくぼみ入りとは?
目の不自由な人に配慮したはがき!
というお話でした。
はがきにくぼみがあれば触れば
上下表裏の判別が出来て便利。
簡単な工夫ですがすばらしい。
購入は郵便局で。
と言う感じですかね。
目の不自由な方への配慮とか工夫は
やってみると一般の健常者にも便利。
たとえばシャンプーの容器に
ギザギザを付けるとかですね。
くぼみ入り年賀状は1991年から
販売されているそうです。
30年も前からあるのに残念ながら
管理人、見かけた記憶がありません。
製造はちょっと面倒でしょうけど
もっと普及してほしいと思いますね~
この記事が、年賀状のくぼみ入りの
参考になればと思います。
年賀状のくぼみ入り、
とてもいい工夫ですね!
(参考)
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