シールをカットする方法。複雑な形状はカッティングマシン!

記事内に広告が含まれています。

この記事は約 8 分で読めます。

シール カット 方法

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回のお話はシールをカットする方法。

シールを商品に貼る。

よくある仕事だと思います。

決まった商品に決まったように貼るなら
オートラベラーとかの機械を使いますが

中途半端な数の場合は
手作業になりますよね。

事務でも封筒に宛名シールを
貼るような作業もあります。

いわゆる雑用ですかね。

こういうのって結構面倒。

シールをカットするのはハサミや
カッターでやるんですけど

ひとつやふたつなら良いんですが
たくさんあったらとても手間。

ハサミでシールの輪郭を切って
台紙から剥がして貼る。

もう、書いてるだけでも面倒です。

だいたい市販されているシールは
元から抜き加工でカットされていたり

シールや台紙に切り込みが入っていて
すぐに手で剥がせるようになっています。

そうでなければ作業性が悪くて仕方がない。

それに、シールの形状が複雑だったら
手作業では手に負えないこともあります。

もうちょっと効率よく出来ないか?

ということで。

この記事では、シールを
カットする方法について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シールをカットする方法ならカッティングマシンが便利

それでシールをカットする方法なんですが。

ズバリ、カッティングマシンが便利でしょう!

管理人もよく知らなかったんですが
シールやステッカーを作るなら便利ですね。

カッティングマシンは名前の通り
紙やシートをカットしてくれるマシン。

通販でも購入できて安いものなら
3万円ちょっとくらいですね。

使い方なんかは慣れが必要ですが
慣れれば便利そうです。

機種によってはパソコンが
不要なものもあるみたいですね。

基本的には印刷された
デザインを取り込んで

必要な部分をカットするように
設定すればカットしてくれる。

これがラベル用紙だったらシール、
普通のケント紙ならカード。

そこは使い方次第です。

何よりいいのは人間と違って
同じことを何度でもできるところ。

特に複雑な形状の場合、
人間だと失敗しますが機械は失敗しない。

色々なところでロスが防げます。

事務仕事で使う場合には
そんなに需要がないかもしれませんが

趣味でシールやステッカーを作る人なら
とても重宝するマシンになると思います。

自分のデザインした図案が
簡単にシールになるのですから。

なお、カッティングマシンを購入するなら
「カッティングマシン」で検索すれば出ます。

カメオ、ステカ、スキャンカットなどの
商品名が出てきます。

大型だと高価で20万円以上
するものもありますが、

A4程度であれば3万円ちょっと
くらいからありますね。

その価値があるかどうかは
それぞれの考え方ですが

シールを貼る作業があるのなら
検討する価値はあるでしょう。

一枚切りなら一枚切りカッター

ここまでカッティングマシンの
お話をさせていただきました。

ただ、こんな高性能のものはいらない
という人も多いでしょう。

価格もそれなりにしますから。

なかには、ラベル用紙に印刷して
上紙の一枚切りだけ出来ればいい、

複雑な形状ではなくて直線が
切れたらいい人もいるでしょう。

そういうときは一枚切りカッター。

たとえば、「キリヌーク」
というのがあります。

オルファから出ている商品です。

オルファはカッターナイフを
発明した会社ですよね。

それで上紙一枚だけを切るというのは
普通のカッターでも出来るんですが

これがなかなかコツというか
集中力が必要なんですよね。

ちょっと気を緩めると下まで切ったり、
全然切れてなかったりするんです。

その点、キリヌークは力加減が
若干変わっても内蔵されたバネが

調節してくれるという優れもの
なんだそうです。

もちろん、力加減を調節するとはいえ、
それなりにコツは必要だそうですが。

いずれにしても、今よりもうちょっと
気楽に一枚切りしたいならおすすめ。

試す価値はあると思います。

市販のシールの型抜き方法はどうなっているのか?

ここからは元製紙会社社員としての
体験をお話させて下さい。

管理人は元製紙会社社員でしたので
シールの製造に関係したことがあります。

それで、たまにシールの印刷現場を
見学することもあったんですね。

実はシールの印刷ってかなり地味。

大抵の場合、シールは小さいですから
ちょっと大きなバームクーヘン程度の

巻取りを印刷機にかけて
ぼちぼち印刷するんです。

ほとんどは単純な印刷ですから
凸版印刷とかスクリーン印刷とかで

オフセット印刷のように複雑な
印刷は少なかったと思います。

そこで仕事によってはシールに印刷
だけではなく抜き加工も同時にやる。

抜き加工にはゼンマイ刃を使ってました。

ゼンマイ刃というのは
その名の通りゼンマイばねの刃です。

最近は見ることがなくなりました。

昔はねじ巻き式の壁掛け時計などに
使われていたんですけど。

それにしてもこれを見たときは
衝撃でしたね。

こんなちゃちなもので・・・と。

それで、このゼンマイ刃を抜き型に
加工して紙に押し付ける。

そうすると上紙部分だけが切れて
型抜きが出来るというわけです。

実際には機械でゼンマイ刃を
上から押し付けて上紙に

切れ込みを入れるんですが
この調整がまた原始的でした。

ある程度調整できたら微調整は
ラベルに紙を一枚入れるかどうか。

その出し入れで調整してました。

確かに紙一枚分の厚みに切れ込みを
入れるかどうかですから

理にかなっているのかも知れませんが
それでもそんな適当な、と思いましたね。

同じ物をたくさん作るほうが
やってることは単純なんですね。

管理人のまとめ

今回はシールをカットする方法
についてのお話でした。

カットする枚数とか形状によりますが
枚数が多かったり形状が複雑なら

カッティングマシンを導入するのが
効率的だと思います。

そこまで必要ないなら一枚切りカッター、
キリヌークのようなものもいいでしょう。

それから市販品の場合はゼンマイ刃で
抜き加工することもお伝えしました。

意外と原始的で職人的な
感じでやってましたね。

これはこれで奥が深いものだと思います。

この記事がシールをカットする方法の
参考になればと思います。

うまく仕事を効率化して下さいね!

タイトルとURLをコピーしました