ユポが紙用インキで印刷出来る!「スーパーユポダブル」発売

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ユポ 紙用インキ 両面

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回はユポが紙用インキで印刷出来る、
「スーパーユポダブル」発売、というお話。

管理人、ユポの製造はやったことありません。

しかし、ユーザーとして使ったことはある。

ただ、ユポは合成紙ですが紙というより
フィルムのようなイメージでしたね。

コストを考えると紙でいいなら
紙を使ってましたから。

使い方としては水に濡れるところ
に使うことが多かったでしょうか。

選挙のポスターとかはそうだし。

ただですね。

管理人が関わっていた当時は
ユポは印刷が何店でした。

どうしても専用インキを使うので。

ユポは紙にかなり近いと言っても
素材がポリプロピレンですから

紙と同じインキを使ったら
なかなか乾かないようですね。

ユポばっかり印刷してるなら
効率はいいんでしょうけど

普段は紙を印刷していてたまにユポ、
というところでは嫌われるわけ。

ところが。

そんなユポが2002年には片面だけですが
一般の紙用インキが使えるグレードが出た。

管理人、今回調べるまで知らなかったんですが
かなり画期的だったんじゃないかと思います。

片面だけ印刷できればいいのなら
選挙ポスターとかシールには使える。

反対面に印刷しませんから。

でもまだ両面印刷用は出来なかった。

しかし、時代は進んで技術は進化した。

その結果。

2020年9月1日から両面印刷出来る
グレードが発売されるそうなんです。

ということで。

この記事では、ユポが紙用インキで印刷出来る
「スーパーユポダブル」発売ということで

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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ユポが紙用インキで印刷出来る「スーパーユポダブル」発売日

スーパーユポダブルの発売日は、

2020年9月1日(火)

だそうです。

紙用の油性オフセット印刷インキが
使えてしかも両面印刷できるので

秋以降ユポの出版物などが
増えてくるのかも知れませんね。

ユポが紙用インキで印刷できる。何が画期的なのか?

ユポが紙用インキで印刷できる
ことの何が画期的なのか。

管理人的にこれを考えたいと思います。

まず、合成紙ユポは紙ではない。

当たり前なんですが合成紙。

素材はセルロースではなくポリプロピレン。

ポリ袋にも使われますが
石油を原料とした樹脂です。

紙との最大の違いは水に対する特性。

紙は親水性で水を吸収します。

水となじみが良いわけですね。

また、親油性ではないにしても
紙自体はパルプが積み重なった

構造をしていますから
細かな穴が多数空いている。

液体ならよく吸収するわけです。

だからティッシュペーパーに
使われるんですけどね。

一方のユポ。

素材がポリプロピレンなので疎水性。

基本的に水ははじきます。

逆に親油性なので油との馴染みはいい。

しかし、紙のような多数の穴はない。

無理やりたくさんの穴を作ってますが
紙と比較すると構造は違います。

この違いがあるからユポは耐水性があり
水に濡れてもいいところで使われる。

欠点というよりは特徴ということです。

それで印刷インキなんですが。

紙用の油性インキということは
紙を想定して製造されています。

水や油をそれなりに吸収する
ということも考慮されています。

それを、紙とは吸収力が違う
ユポで使うとなると難しい。

紙とユポ、よく似ていますが
その性質はまさに水と油。

この折り合いがなかなかなわけです。

すでに2020年に片面限定で紙用インキが使える
ユポが開発されていたということですが、

それが片面しか出来なかったのは
裏写りが改善されなかったから。

インキが裏写りするということは
乾きが悪いということなんですよね。

この場合はできましたと言っても
紙と同じインキを使えますが

それを使うときには取り扱いに
十分注意してくださいということ。

ユーザーからすると「同じ」ではないわけです、

まあそれは難しいでしょうね
というのが率直なところ。

これほど違う素材で同じように
使えるものを作るのですから。

しかし。

今回それが出来たというわけですよ。

管理人、相当画期的だと思っています。

管理人、技術的なことはよくわかりません。

ネットの記事の中で記載されている

インキの浸透に関する新技術
バイオマス樹脂を一部配合

というのがポイントなんでしょう。

ここで言うバイオマス樹脂は
セルロースなどの生物由来の樹脂。

ポリプロピレン樹脂ベースの
セルロース複合樹脂は開発

されているのでこういう素材が
表裏に使われているのかも。

セルロースは親水性ですからね。

まあ、これは管理人の推測ですが。

管理人のまとめ

今回は、ユポが紙用インキで印刷出来る
「スーパーユポダブル」発売というお話。

管理人の感覚ではユポは耐水性で
水になじまないし油も吸収しない。

そんなふうに思っていました。

実際ユポを印刷するときは
専用インクが必要でしたから。

しかし、それを覆す商品が出た。

これが画期的だと思います。

技術的に画期的というのもありますが
ユポの用途開発にも画期的かなと。

これまで印刷では一般の紙と違う
インキを使っていたというのが

作業性という点でデメリットに
なっていたわけですから。

コスト的なことを考えるとまだまだ
厳しいかなとは思いますけどね。

この記事がユポが紙用インキで印刷出来る
「スーパーユポダブル」の参考になればと。

ユポの、これからの応用が楽しみですね!

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紙と印刷
プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
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