ケント紙はプリンタで印刷出来るのか?モードを選べば可能!

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、ケント紙はプリンタで
印刷出来るのかというお話。

管理人はケント紙の名刺は
たくさんもらっています。

かつて会社員だった頃に。

最近は個人でもインクジェット印刷で
名刺を作る人も多いですけどね。

管理人が会社員だった頃は名刺は
名刺屋さんが印刷してくれてました。

だいたいは会社が発注して
最低50枚とかだったと思います。

その紙が概ねケント紙。

紙厚があって、白くて上品な感じ。

今のようにカラー印刷はないので
モノクロでしかも縦書きでしたね。

管理人は当時は海外どころか
国内出張も東京止まり。

欧米人に会う機会もほとんどない。

完全に国内対応で良かったわけです。

裏面も白紙でしたし。

今だったら、横書きで裏面は
英語表記されてるんでしょうけど。

それはともかく。

このケント紙、色々使いたいけど個人が
普通のプリンタで印刷できるのか?

ということで。

この記事では、ケント紙はプリンタで
印刷出来るのかということについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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ケント紙はプリンタで印刷出来るが設定を正確に!

結論から言うとケント紙は
プリンタで印刷できます。

ただし、ケント紙はプリンタ用紙ではないので
プリンタの設定を正しくやることが重要です。

だいたい、ケント紙は大きく分けると
上質紙の仲間になります。

だからプリンタも上質紙で設定される
モードで実施するのが基本です。

プリンタ用紙なら普通紙と考えて下さい。

ではプリンタ別でお話してみます。

ケント紙をインクジェットプリンタで印刷する場合

これは普通紙モードでやるべきです。

普通紙モードはコピー用紙や上質紙に対応する
ためインクの吐出量を抑えているモード。

インクジェット用の塗料を
塗工していない紙の場合、

この普通紙モードで印刷するのが
無難なのでケント紙も普通紙モード。

ということになります。

ただ、紙とインクの相性があって
いつでもうまくいくとは限りません。

エプソンでは印刷できたのに
キヤノンではうまくいかないとか。

そういうのはよくあることなんですよね。

ましてや交換用のサードパーティーの
インクだったらなんとも言えません。

逆に純正がダメでも交換用ならOKとか。

それは印刷してみないとわからない。

ケント紙もメーカーというか銘柄によって
品質が違いますから相性が出てくる。

中には、印刷直後はきれいなのに
時間が経過するとにじむときもある。

それから、図柄によっても変わってくる。

文字が小さいとにじんで文字が
潰れる可能性もあるわけです。

イラストでベタが多いと乾きが悪いとか。

デザインによってはにじみが
あっても気にならないものもある。

そう考えると結構ケースバイケース。

だから、過信は禁物ですね。

まあ、ケント紙は厚いので
薄いコピー用紙のように

両面印刷でインクが裏側まで
抜けるとかはないですけど。

ケント紙をレーザープリンタで印刷する場合

これは厚紙の設定でやるべきです。

そして普通のトレイからではなく
手差しでやらないと紙が詰まるかも。

あと、厚紙の設定がない場合は
実際にやってみないと分かりません。

それで、レーザープリンタの
場合はコピー用紙がスタンダード。

ですから、インクジェットのように
塗工紙かどうかは気にしなくていい。

しかし、紙の厚さは印刷に影響します。

そもそも、レーザープリンタの印刷には
粉体のトナーを使うんですよね。

粉体だから液体と違ってにじまないけど
紙に吸収されて定着することはない。

だから、紙に定着させるために
熱をかけて粉体を溶かすんです。

そのときだいたい160-200℃
くらいの熱をかける。

問題はこの熱をかけるというところ。

この熱のかけ方が基本的に
コピー用紙に設定されている。

つまり、ペラペラのコピー用紙なら
十分熱がかかりますよという感じ。

では、その同じ設定で厚紙の
ケント紙を印刷するとどうなるか?

その場合、熱量が不足する、
加熱不足になるわけです。

厚い紙を加熱するのに薄い紙と
同じ熱量ではダメというわけです。

まあ、当然ですよね。

だから厚紙モードがあるわけです。

具体的に何をやっているかと言うと
印刷速度を遅くしているみたいですね。

同じ温度でもゆっくり通せば
それだけ加熱できますから。

だいたい、薄手の米坪64g/㎡の
コピー用紙だと紙厚は0.09mmくらい。

ですが。

ケント紙の紙厚は米坪209.4g/㎡だと
紙厚は0.24mm程度になるんですね。

米坪も紙厚も3倍よりちょっと少ないくらい。

トナーを定着させるなら紙の表面だけ
加熱すればいいじゃないかと思いますが

そうは言っても紙が厚ければ
それだけ熱も逃げていく。

だから紙が厚いならその分余計に
加熱しないといけないわけです。

ちなみに。

トナーへの加熱が不足するとどうなるのか?

その場合は、トナーが溶けませんから
紙に定着しないんですよね。

粉体が粉体のまま紙にくっつくだけ。

だから手で触ると粉が落ちてしまう。

管理人はチョーキングと呼んでました。

簡単に言うとトナーの定着不良が
発生してしまうということです。

だからそれなりの印刷モードにしないと
ケント紙はまともに印刷できないんですね。

ケント紙はプリンタ用紙ではないのでプリンタ印刷はおすすめしません

ここまで、ケント紙をプリンタで
印刷した場合のことをお話しました。

ただし。

管理人の本音を言うとケント紙の
プリンタでの印刷はおすすめしません。

あくまでもケント紙は筆記用紙。

印刷も凸版印刷やオフセット印刷用。

プリンタ用紙ではないんです。

プリンタではモードを正しく選択すれば
それなりに印刷できるんですが

そこまでしてケント紙をプリンタで
印刷する必要があるのかが疑問。

用途によってはもっとプリンタに
適した紙があると思うんですよね。

特にインクジェットの場合は厚手の
インクジェット用紙があるわけですし。

名刺を作るなら名刺キットの紙を
使うほうがリスクは低いでしょうし。

元製紙会社社員としては紙は
用途に合わせて使ってほしい。

ケント紙のようにいい紙は
なおさらそう思いますね。

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管理人のまとめ

今回は、ケント紙はプリンタで
印刷出来るのかというお話でした。

結論から言うと印刷はできます。

ただし、プリンタのモード設定は
正しく選ばなければいけません。

基本的には厚手の上質紙と
考えて設定するのが良い。

インクジェットなら普通紙モード
レーザープリンタなら厚紙モード。

ということでした。

ただし、

管理人としてはケント紙のプリンタでの
印刷はあまりおすすめしません。

やっぱりケント紙は基本的に筆記用紙。

凸版印刷やオフセット印刷は
やるにしてもプリンタ用紙とは違う。

プリンタとの相性もあるので
必ずうまく行くとも限らない。

それに用途によってはプリンタ用の
専用紙があるならそれを使うべき。

無理してケント紙を使わなくても
いいじゃないかと思うんですよね~

元製紙会社社員としては。

この記事が、ケント紙をプリンタで印刷する
ときの参考になればと思います。

ケント紙を印刷するときは設定に
注意して印刷して下さいね!

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