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コピー用紙に純白が多い理由は?白いほうが印刷見栄えがいい

コピー用紙 純白

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、コピー用紙に純白が多い理由は?
白いほうが印刷見栄えがいい、というお話。

コピー用紙は純白の紙が多い。

しかも安い。

紙は白い方が印刷の
見栄えがいいですからね。

あまり白いと目が痛いという人も
いるようですがやっぱり白がいい。

低白色の再生紙もありますが
こっちのほうが高かったりするし。

管理人は元製紙会社社員なので
再生紙が高い理由はわかっています。

しかし。

一般的には白いものが高くて
黒いものが安いと思いませんか?

品質的にも白いもののほうがいいんだし。

管理人的には大した枚数を使わない
個人なら格安の白いやつ、と思います。

このあたり色々思うことがあります。

ということで。

この記事では、コピー用紙に
純白が多い理由はについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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コピー用紙に純白が多い理由は製造コストが安いから

正直に言います。

コピー用紙は純白のほうが再生紙より
製造コストが安くなることが多いです。

管理人も何もかも分かって
いるわけではないので

必ず安いとまでは言いませんが
大抵の場合白いもののほうが安い。

もちろん理由はあります。

コピー用紙が白いもののほうが安い理由

まず前提として。

紙が白いというのはパルプを
漂白しているということなんです。

パルプの原料は木材ですから
白い木をつかうにしても漂白はする。

化学パルプを製造するにしても
茶色いものなら漂白は不要。

茶色い状態のパルプを薬品で
漂白して白くしています。

つまり、白いものは手間ヒマと
コストがかかっているということ。

なので、普通に考えれば茶色い
紙が安くて白い紙が高い。

そういう関係になるはずなんです。

ところが。

コピー用紙はそうはならない。

その理由は?

低白色のコピー用紙には
古紙が使われているから。

再生紙ということですね。

ではここで実際の販売価格を
ちょっと比較してみましょうか。

コクヨの製品がアマゾンにありました。

白色度の高いもの。

コクヨ コピー用紙 A4 白色度80% 紙厚0.09mm 500枚 FSC認証 KB-39N

これの価格が627円。

一方低白色度の再生紙。

コクヨ コピー用紙 A4 低白色再生紙 500枚 PPC用紙 共用紙 KB-SS39

こっちは772円。

やっぱり低白色再生紙の方が高い。

なんだか釈然としないんです。

だいたいですね、古紙配合すれば
中古だから安くなると思いませんか?

木材を切ってそれを原料に使うより
リサイクルしたほうが安いはずでは?

しかし実際にはそうはならない。

リサイクル品は高いというイメージで
利益を上げるために高くしていると

思いたいところですが本当のところ
製造原価も高くなっているんです。

ではなぜそんなことになるのか?

コピー用紙の再生紙は無理して古紙を配合している?

管理人が見てきた理由はこれです。

再生紙は無理して古紙を使っている。

無理してというのは白色度に関して。

どういうことかというと。

古紙のメインは新聞古紙です。

その新聞紙の白色度で古紙を使うなら
リサイクルするときの漂白は少なくて済む。

しかし、コピー用紙は新聞紙より白い。

なので、更に漂白する必要がある。

そしてその薬品コストがバカにならない。

今は効率よく漂白できるように
なっているとは思いますが

管理人が勤務していた頃は白色度を
あげるためにかなり苦労してました。

特に、白色度が高くなってきてからの
あと1ポイントというのがキツイとか。

こういうのってやっぱり効率のいい
ポイントというのがあるんですよね。

だからそれ以上のことを
しようとすると無理が出る。

思ったよりもコストがかかるな
ということになるわけです。

たとえば。

新聞紙用に古紙パルプを作る。

白色度は55%だったとする。

これなら楽勝だ、と言う感じです。

ところが。

コピー用紙の白色度70%の
ものを作りたいとする。

白い化学パルプLBKPの
白色度が80%だったとする。

単純に比例計算をすると

白色度70%
=白色度80%x60%+白色度55%x40%

と言う計算になります。

この場合、古紙配合率は
40%ということです。

最大限頑張ってこの配合率。

これ以上配合するとなると古紙
パルプをもっと白くする必要がある。

そうなるとコストが掛かって高くなる。

古紙配合率を50%にするなら古紙
パルプの白色度は60%が必要。

古紙パルプを入れるほど薬品費が
高くなって紙の値段も高くなる。

管理人がいた頃は高白色の
古紙パルプと言ってもせいぜい

白色度65%くらいまででしたし
そんなに生産もできなかった。

古紙パルプの供給が追いつかない
問題もあって配合率は低かったです。

それからもう一つ。

白色度以外の問題もありました。

それはコピー用紙なので
機械の中で詰まらないこと。

これ、古紙配合が増えると
結構厳しかったんですよね。

古紙パルプってリサイクル
なので剛度が低くなるんです。

やっぱり色々ストレスがかかりますので。

パリッとした感じにならずに
ボタッとした感じになる。

フニャッとした感じという方がいいか?

とにかく、柔らかくなりやすいんですよね。

なのでプリンタでの搬送性が
悪くなりやすい問題がありました。

今はたぶんプリンタが進化して
そういう紙でも使えるのでしょう。

その部分でも配合率調整は
今はいらないのかもしれません。

しかし、かつてはそういう品質的な
問題もあってあまり配合できなかった。

そう言うところも無理してましたね~

色々とお話しましたが、古紙パルプを使う
コピー用紙はなにかと無理が多かった。

なので、そう言う事をする必要がない
白い紙のほうが安くなっているようです。

それから、白い紙は国内で作るより
インドネシアあたりで作ったほうが安い。

目の前の木を切ってすぐに紙に
すれば漂白も少なくて済むし。

そう言う事情もあってますます白い
紙が安くなっていると思いますね。

白い紙のほうが印刷見栄えがいい

これは特にカラーコピーの場合です。

紙の地の色が白いほど
カラーが冴えるんですよね。

紙の地の色がくすんでいると
カラー印刷の色もくすむ。

文字だけの白黒印刷なら紙の
色はあまり気にしないでしょう。

しかし、グラフとか表とか写真とかイラストが
入った資料を作成するなら白いほうがいい。

やっぱり印刷が浮き立つように
見えて見栄えがいいですからね~

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管理人のまとめ

今回は、コピー用紙に純白が多い理由は?
白い方が印刷見栄えがいいというお話でした。

コピー用紙の低白色のものは
無理して古紙配合しています。

なので、価格が高くなるし品質も良くない。

リサイクル法案がなければ
こんな紙は売れていないでしょう。

管理人は古紙配合のコピー用紙
なんていらないと思っています。

正直言ってオフィスから出てくる紙のゴミは
普通の古紙として使うほうがいいと思います。

無理して使ってコストがかかる。

品質も落ちる。

いいことが一つもないんですよね。

製造側からすると。

まあ、社会的には意味があるんでしょうが
ずっと違和感は感じているんです。

それは今でも。

どうにも捻じ曲げられている気がする。

おかげで古紙に関する技術は
色々進んだとは思いますが

社会的なコストは上がるばかりで
どうなんだろうなと思いますね。

管理人の本音は必要なとき以外は
安いコピー用紙を使えばいいかなと。

個人が社会の歪に合わせる
必要もないと思いますので。

この記事が、コピー用紙似純白が
多い理由の参考になればと思います。

コピー用紙うまく使って下さいね!

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