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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、ブライダル新聞の紙質は何がいい?
長く残すならマットか上質、というお話。
管理人、ブライダル新聞って知りませんでした。
調べてみると、二人の「プロフィールブック」を
新聞のような感じでまとめたものなんだとか。
AさんとBさんが結婚しました
という号外みたいなものです。
これを結婚式のときに配るわけですね。
記念になるしいいアイテムだと思います。
もらう側としても折りたたんで
保管すればじゃまにならないし。
捨てるのも簡単だし。
これは縁起良くないですか。
それはそうとして。
こういうサービスはネットでも
結構あるみたいですね。
ただ、枚数が少ないのでオンデマンド
印刷ができるところになるでしょうけど。
紙の大きさが小さくても良ければ
自分で新聞っぽく編集して
A4サイズ程度のインクジェット印刷を
すればできなくもないんですが
A3サイズ以上になると個人では
ちょっと難しいかも知れません。
結婚式場でのサービスもあるでしょうし
ネット印刷で依頼するのもありでしょう。
あとは自分でどこまでやるのか。
記事を編集して新聞っぽくなった状態で
データを印刷会社に渡すのか丸投げか。
記事内容を自分で書くか描いてもらうか。
紙面をどうするかなんていうのも
個人の好みが色々あるでしょうし。
全国紙のようなのがいいか
スポーツ新聞風がいいか。
そういうのは価格と要望のバランスで
決めることになるんでしょうね~
それで。
ブライダル新聞の作り方は
人それぞれになるわけですが、
管理人は元製紙会社社員ですから
そのとき使う紙が気になるわけです。
ということで。
この記事では、ブライダル新聞に
使う紙は何がいいのかについて
管理人の調べたことを
お伝えしたいとおもいます。
ブライダル新聞に使う紙は上質系がおすすめ
管理人の考え方としては。
ブライダルということですから
記念品になるわけですよね?
だから長期保存できたほうがいいと思います。
ところが新聞紙は長持ちしない。
ブライダル新聞、という名前ではありますが
本当に新聞紙を使ってしまうと長持ちしない。
なので新聞紙はおすすめできないんですよね~
触った感じとか雰囲気はいいんですけどね。
個人で作る場合でも新聞紙は
イマイチかなと思います。
新聞紙って基本的に機械パルプが
配合されていて黄色くなりやすい。
中質紙というのもあるんですが
これも新聞紙に近いんですよね。
なのでおすすめできません。
専門的には機械パルプが入っていて
酸性紙の場合は数年持たないですね。
なので、上質紙がいいと思います。
上質紙は晒クラフトパルプ100%の紙。
基本的に中性紙だし退色の原因になる
機械パルプも含まれていません。
白いコピー用紙やノート
用紙は上質紙になります。
これらは長持ちします。
100年以上持つと言われてますね。
まあ、ざっくり言うと色の黒い紙は
退色しやすくて白い紙は長持ちする。
そういう感じです。
その意味ではマットコート紙もいいですね。
カラーページの見栄えもいいし
紙面も落ち着いた感じになります。
ただ、折り曲げたりこすったりすると
傷が付きやすいのが難点でしょうか。
それから、光沢のあるコート紙も
選択肢としてありますがどうかなと。
管理人はテカテカしすぎる気がします。
派手で華やかなのがいいという人なら
いいんですが落ち着きはないかなと。
それから、クラフト紙のような茶色の
紙に印刷するのもあるみたいですね。
他にはあえてセピア色のような
色の紙を使ってレトロにするとか。
ただ、あまり色の濃い紙は
写真なんかには不向きです。
そういう意味でも無難なのは
上質紙かマットコート紙でしょうね。
そうそう、色合いだけで考えたなら
上質系でも上手く印刷すれば
セピア色にすることもできますから
そういう工夫はありかも知れません。
色々意見を述べましたが
最終的には好みの問題。
長期保存なんてどうでもいいなら
新聞紙を使ってもいいでしょう。
結婚する二人が納得することが
なによりも重要なんですから。
管理人のまとめ
今回はブライダル新聞の紙質は
なにがいいのかというお話でした。
管理人の考えでは上質系の紙。
上質紙、マットコート紙がおすすめ。
新聞紙や中質紙は雰囲気が出ますが
退色を考えると長期保存には向いてない。
コート紙は保存にはいいですが
ちょっと派手な気がします。
まあ、これはあくまでも
管理人の意見です。
最終的には結婚する二人が
納得する紙を選べばいい。
多くの印刷会社は上質系の
紙を用意していると思います。
長期保存できるし、発色もいいし
写真なんかの見栄えもいいので。
それに、紙そのものの色も印刷すれば
茶色にしたりセピア色にしたり出来ます。
そういう意味でも白い紙を選べば
間違いは少ないのかなと思いますね。
ブライダル新聞をラミネートして
記念に置いておくのもいいでしょう。
結婚して何年か後の
楽しみになるでしょうから。
この記事が、ブライダル新聞の紙質を
選ぶときの参考になればと思います。
結婚式、楽しんで下さいね!