紙詰まりの予防法!なるべく吸湿しないように包装紙で保管?

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紙詰まり 予防

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は紙詰まりの予防法!
なるべく吸湿しないように
包装紙で保管?というお話。

管理人、今自宅で仕事してますが。

以前は会社にいました。

オフィスにコピー機。

今では当たり前ですよね~

平成元年に入社した当時、
コピー機はもうありました。

しかし。

これがよく詰まるんですよね~

特にソートをかけるとよく詰まる。

今とは比べ物になりません。

そして、紙の方は雨が降るとダメ。

湿度が高くなるとカールする。

事務所の空調も貧弱でしたし。

今では機械がよくなったので
そこまでではないと思います。

しかし残念ながら紙が湿気に
弱いというのは変わらない。

紙としていくら対策しても
そういうものですから。

とはいえ。

少しでもコピー機の紙詰まりを
予防する方法はあるはず。

ちょっと調べてみましょうか。

ということで。

この記事では、紙詰まりの予防法について
管理人が調べたことをお伝えします。

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紙詰まりの予防で重要なのは保管方法

結論から言うと。

紙詰まりの予防で重要なのは保管方法。

具体的には湿気から守ることです。

いくつかの事例をあげたいと思います。

==ここから==

  • 給紙カセットに長期間コピー用紙を入れっぱなしにしない。
  • 未使用のコピー用紙は密封保管する。
  • シリカゲルなど乾燥剤を給紙カセットの隙間に入れる。

==ここまで==

いずれも湿気対策になります。

管理人がプリンタ用紙に関わていたとき
このカール対策には悩みましたね~

プリンタに合うように抄紙条件を
色々変更して試してました。

マシンの条件以外だと灰分の添加率、
水分率をどうするかですかね。

紙は放湿よりも吸湿の方が変形しやすい。

なので水分率を出来るだけ高くしてみるとか。

まあ、色々やってせいぜい
水分率7%程度でしたが。

これって一般の紙の水分率が
6-7%程度なので普通なんですけどね。

あとは内添の灰分率を上げてみるとか。

これもむやみに上げると今度は
剛度が落ちて搬送性が悪くなる。

思いつくことでできそうなことは
やってみたけどそれほどでもない。

品質設計というところからは
湿気対策は難しかったですね。

多分、今でもそうだと思います。

なので。

重要なのは紙をあまり外気にさらさないこと。

湿度の高いところに置かないこと。

という当たり前のことですかね。

たとえば。

給紙カセットに長期間コピー用紙を入れっぱなしにしない。

なんていうのはそれぞれの事務所によって
出来るできないがあるでしょうけど、

できれば給紙はこまめにしたほうが
吸湿が少なくていいでしょうね。

先程、コピー用紙の紙自体では
湿度対策は難しいと言いましたが、

コピー用紙の包装紙の方は
かなり湿気対策されています。

管理人が見たところほとんどは
クラフトラミの紙になってます。

もしくはフィルムと紙の
貼り合わせをしているとか。

これはただの紙ではないんですよね。

普通の紙に比べると相当水分を
通しにくいものになっています。

なので未開封で普通の事務所の環境で
保管されていれば大体大丈夫でしょう。

これを開封して必要枚数を取り出しても、
もう一度封をすればまあまあ持ちます。

一番まずいのはコピー用紙を
裸の状態で放置することですね。

それではどうしても吸放湿して
紙が変形してしまうので。

環境に馴染むまで何週間も裸で
放置するとかもありますけど、

それはコントロールが出来ないので
おすすめできないんですよね~

やっぱりなるべく外気と接触しないように
少しずつ使うし、包装紙に入れる方が良い。

ちょっとしたことですけど
ある程度の吸湿は防げるかなと。

それから、

シリカゲルなど乾燥剤を
給紙カセットの隙間に入れる

というのはありでしょうね。

シリカゲルはなんでもいいと思いますが。

 

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こういう感じでレンジで乾燥すれば
また使えるようなタイプでいいかなと。

普通の環境ならそこまで湿度が
高くなることも無いでしょうし。

紙詰まりの予防法!紙は丁寧に扱う

これはあまりにも当たり前のこと。

紙詰まりの予防のためには
紙は丁寧に扱うべきである。

たとえば。

コピー用紙を包装紙から取り出したときに
端が折れてそのままセットしたら詰まる。

当たり前です。

給紙カセットに種類やサイズの異なる
用紙を一緒にセットしてはいけない。

B4のトレイにA4の紙が入っていたら
それはちゃんと給紙できないでしょう。

これも当たり前です。

丁寧に扱うと言ってもその程度のことです。

普通に新しい用紙を使うなら
こういうことはないでしょう。

しかし、裏紙で印刷したりすると
こういうことが多々発生する。

元々捨てる紙だから、と思うんですね。

で、そういう精神状態で扱うと
余計に紙が詰まりやすくなる。

それって紙、トナー、機械の無駄遣い。

さらに紙詰まりをなおすための
修理の時間が必要になる。

何一ついいこと無いんですね。

管理人、こういう機械的要因以前の
問題も多いのではなんて思っています。

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管理人のまとめ

今回は、紙詰まりの予防法!
なるべく吸湿しないように
包装紙で保管?というお話でした。

結論から言うと、

コピー用紙は必要枚数をセットして
出来るだけ包装紙で保管する。

そして、コピー機の給紙トレーには
シリカゲルなど乾燥剤を入れておく。

紙にとって一番の敵は吸湿ですから。

あと、紙は丁寧に扱うということ。

折れたりシワが入ったりしたものはダメ。

大きさの違う紙が混ざるのもダメ。

当たり前のことですがそういうのを
守らないと紙詰まりは予防できません。

ちょっとした気遣いということです。

それから、本当に紙が詰まってヤバいなら
サービスを呼んだほうがいいでしょうね。

状況にもよりますが。

自分で四苦八苦するより短時間で
解決すると思いますので。

この記事が、紙詰まりの予防法の
参考になればと思います。

コピー用紙、丁寧に使って下さいね!

(参考)
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