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紙の原料に石油は使われるのか?エネルギーとして必要です!

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、紙の原料に石油は使われるのか?
エネルギーとして必要ですと言うお話。

管理人が子供の頃、
オイルショックがありました。

その当時、なぜか主婦はトイレット
ペーパーを買いに走りました。

石油が高くなったら
トイレットペーパーがなくなる!

今考えれば完全にデマなんですが
当時はそれを信じて買ってましたね~

長くなりますがちょっとそのときの状況を。

ウィキペディアによると

==ここから==

1973年(昭和48年)10月16日、第四次中東戦争を背景に、中東の原油産油国が、原油価格70%引き上げを決定したため、当時の田中角栄内閣の中曽根康弘通商産業大臣が「紙節約の呼びかけ」を10月19日に発表した。

このため、10月下旬には「紙がなくなる」という、根拠の無いデマが流れ始め、同年11月1日午後1時半ごろ、千里ニュータウン(大阪府)の千里大丸プラザ(現:ピーコックストア千里中央店・オトカリテ内)が、特売広告に「(激安の販売によって)紙がなくなる!」と書いたところ、300人近い主婦の列ができ、2時間のうちにトイレットペーパー500個が売り切れた。

その後、来店した顧客が広告の品物がないことに苦情を付けたため、店では特売品でないトイレットペーパーを並べたが、それもたちまち売り切れ、噂を聞いた新聞社が「あっと言う間に値段は二倍」と新聞見出しに書いたため、騒ぎが大きくなり、騒動に発展した。

==ここまで==

一部を抜粋しました。

この記憶、残ってますね。

管理人は小学生でしたけど。

まぜ政府がこんな発表をしたのか
管理人には分かりません。

もしかするとこういう風に言えば
儲かるからだったのかも知れません。

この時、製紙会社は儲かったんでしょう。

作っても作っても在庫がないんですから。

それで。

紙の原料に石油は使われるのか?

実際のところどうなんでしょうか。

ということで。

この記事では、紙の原料に石油は
使われるのかということについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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紙の原料に石油は使われるがごく一部です

結論から言うと紙の原料は木材です。

今は古紙が多くなっていますが
それももとを正せば木材です。

なので、石油は原料とは言えません。

一部の薬品は石油化学製品です。

しかし、メインの原料にはなりません。

管理人の知る限りではコート紙の
塗料に使うバインダーとかですね。

あと、サイズ剤もそうですが
ロジン系の場合、原料は松ヤニ。

そんた染料なども使いますが
直接石油が問題にはならない。

内添填料として灰分を添加しますが
これも基本的に粘土ですし。

主原料ではないんですよね。

トイレットペーパーの場合だと
ほとんどパルプになります。

なので、石油とは関係ないです。

ただ、エネルギーとしては原油は重要。

製紙会社では大量の蒸気を使うし
自家発電しているところもあります。

そういう場合重油が上がると打撃。

でも、これって紙だけじゃないですよね?

すべての製造業で打撃を受けますから。

今でも不思議なのはオイルショックで
紙の節約を呼びかけたこと。

原油が値上がりするならすべての
生活で節約が必要だったはず。

最終的には日用品がみんな値上がり
したように思いますがこの政府の発表

わざわざパニックを引き起こしたわけで
なにか意図があったのかと思います。

管理人には分かりませんけど。

それはともかく、石油は紙の
主原料にはなりません。

石油の値段が上がれば紙の値段も
上がりますが作れなくなるわけじゃない。

スーパーから消えますなんてデマです。

今現在が2019年。

この騒動が1973年ですから
すでに46年前のお話。

それでもまだ紙の原料は石油か
と言われるわけですから

このトイレットペーパー騒動
相当なインパクトだったんでしょうね。

石油を原料にした紙もある

ここまで一般の紙の主原料は
木材であるとお話しました。

ただし。

ちょっと矛盾した言い方になりますが
石油を原料にした紙もあります。

いわゆる合成紙とやつですね。

代表格はユポ。

これは完全に石油化学製品です。

主原料はPP(ポリプロピレン)。

添加剤として炭カル(炭酸カルシウム)。

炭カルは石ころと言うか粘土ですが
PPはまさに石油化学製品です。

実はその昔、石油系の合成紙は
森林の枯渇対策として開発された。

オイルショックより前は石油は
安くていくらでも買えたんです。

一方の木材はまだ自前での
植林など出来ていなかった時代。

森林の伐採が問題にされていました。

それで、石油から紙を作ろう
というので合成紙が出てきた。

一時期はかなり多くの会社が
合成紙を開発していたそうです。

その後オイルショックが起こって
日の目を見ずに消えていった・・・

そして生き残ったのがユポ。

そういうことみたいですね。

合成紙に関しては確かに石油価格が
値上がりして製品が作れなくなった。

逆に考えればオイルショックが起こらず
安定して安い石油が入っていたら

紙は木材で作るよりも石油で
作ったほうが安いとなっていたかも。

リサイクルに対する考えもまったく
違ったものになっていたでしょう。

合成紙の場合は合成紙を原料に
合成紙を作ることは出来ません。

基本的に燃やすしかない。

紙のように古紙としてまた
紙に戻るということはない。

まあ、石油が安ければ省エネも
エコもなかったかも知れませんが。

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管理人のまとめ

今回は、紙の原料に石油は
使われるのかというお話でした。

結論から言うと紙の主原料は木材。

石油は一部薬品に使われる程度。

なので、石油が値上がりして
紙がなくなるというのはおかしい。

ただし、エネルギーとしては必要なので
その点では紙の値上がり要因です。

そういう観点で見るとどの産業でも
値上がり要因になりますけどね。

なお、紙といっても合成紙なんですが
これは石油がメイン原料になります。

商品名はユポ。

よく見かけるのは選挙の投票用紙。

ユポの場合は石油が値上がりしたら
値段を上げるか生産をやめるか。

歴史的に見てもオイルショック前は
各社で開発されていたのに

そこをくぐり抜けてきたのは
ユポだけですからね。

いずれにしても。

紙の原料は石油ではありません。

なので、原油価格が高騰しても
トイレットペーパーはなくならない。

パニックにならないことが重要でしょう。

この記事が、紙の原料に石油は使われるのか
ということの参考になればと思います。

デマに騙されないようにしてくださいね!

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