特色印刷のメリット?フルカラー印刷よりシャープで鮮やか!

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特色印刷 メリット

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、特色印刷のメリット?
フルカラー印刷よりシャープで鮮やか!
というお話。

管理人は元製紙会社社員。

印刷用紙も担当しました。

それで。

フルカラー印刷だと墨藍紅黄の4色で
すべての色が再現できると習いました。

しかし!

実際には無理な色もあるんですよね。

たとえば金色、銀色、蛍光色。

どう頑張っても普通のインキで
金属光沢は無理でしょうから。

それからパステルカラーなんかも苦手。

空の色とか難しいんですよね~

パステルカラーのような淡い色は
紙にとっても厳しい色になる。

なにしろ紙が均一でなければ
ムラがものすごく目立つので。

これは本当に技術力なんでしょう。

管理人の場合はムラになるから
使えないという話ばかりでしたが。

それはそうとして。

この特色印刷のメリットは
何になるでしょうか?

ちょっと確認してみましょうか。

ということで。

この記事では特色印刷のメリット?
フルカラー印刷よりシャープで鮮やか!
について

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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特色印刷のメリット。色の再現性が良い

管理人が調べたところでは。

特色印刷のメリットは
色の再現性が良いこと。

これは当然ですよね。

金色を出したいから金色を使う。

いちばん簡単だと思います。

逆に言うと。

金色を使わずに金色を出せと
言われたらこれは難題でしょう。

金色に近い感じの色は出せても
金色そのものにはかなうはずもない。

金属光沢とか蛍光色の場合は
はっきり言って無理でしょう。

だいたい。

一般的な色の場合、色を出すために
他の色を吸収しているわけです。

赤色を出すなら緑色を吸収する。

そうすれば相対的に赤く見える。

ところが。

金属光沢は光を反射している色。

蛍光は光を一旦吸収して別の
波長の光として返している色。

普通の色は白色光の一部を
吸収して残りを浮き立たせる。

金属光沢や蛍光色は光を
出して色が見える感じ。

そもそもの発色の仕方が違います。

これを再現しろと言われても
まあ無理だよなというわけです。

だからそんな場合には特色を使う。

ということみたいですね~

特色印刷のメリット。フルカラー印刷で濁りがち色でも鮮明になる

もう一つの特色印刷のメリット。

フルカラー印刷で濁りがちな
色でも鮮明になるということ。

先程もお話しましたが一般の色は
白色光の不要な部分を吸収して作る。

つまり光の量は減っていく。

そうなると鮮明さというか
明度が落ちるんですね。

光の量が減ってくると暗くなって色が濁る。

それでも普通は大丈夫なんですが
色によっては濁りやすいものがある。

たとえばオレンジ色、薄い赤や青。

こういう色も特色になりやすい。

管理人の記憶では横尾忠則さんのブルー。

たしかこんな感じのブルー。

横尾忠則全ポスター ハードカバー ? 2010/7/30

このポスターの背景のブルー。

こんな感じの色が特色だったと思います。

しかも困ったことに。

この薄い色のブルーですけど
紙の技術がよく分かる色。

根本的なところで品質を改善しないと
使えないなと思った色でもありますね。

特色印刷のデメリット

ここまで特色印刷のメリットをお話しました。

ではデメリットは?

これは明確で1色増えるということです。

つまりコストがかかる。

フルカラー印刷なら墨藍紅黄の4色。

刷版の枚数も4枚。

しかしながら。

特色が1色増えれば5色。

刷版の数も5枚。

この分の手間がかかるというわけ。

それで。

印刷機が5色機ならいいんですけど
4色印刷機なら対応できません。

特色1色のために2回印刷機を
通さないといけなくなるので。

現実的には無理があります。

印刷機を2回通すということは
印刷工程が2倍になるということ。

普通は無理ですよね。

なので。

特色を使えば印刷が鮮やかになると
分かっていても簡単には使えない。

それだけのコストをかける
価値があるときだけなんですね~

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管理人のまとめ

今回は特色印刷のメリット?
フルカラー印刷よりシャープで鮮やか!
というお話でした。

特色印刷はフルカラー印刷では
うまく出ない色でも印刷できる。

たとえば金色、銀色、蛍光色。

フルカラー印刷が苦手なパステルカラー。

こういう色を再現性良く印刷するために
特色印刷をするということでした。

この特色印刷、印刷物に対してメリットは
多いのですがもちろんデメリットもある。

それはフルカラー印刷より
コストがかかること。

普通のフルカラー印刷よりも特色を
使う分だけ刷版の数が多くなる。

特色が1色あれば5色印刷になる。

この場合、印刷機が4色印刷機だと
対応できないというわけです。

厳密には2回通せば出来ますけど
手間賃も2倍になるということ。

現実的ではないんですよね~

特色印刷は美しい印刷には
重要なんですがコストが問題。

このバランスが難しいと思います。

この記事が、特色印刷の
参考になればと思います。

特色印刷、うまくやってくださいね!

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紙と印刷
プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
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