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ヤレ紙の語源はなに?印刷の調整用の「破れ紙」から来ている

ヤレ紙 語源

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、ヤレ紙の語源はなに?印刷の
調整用の「破れ紙」から来ているというお話。

管理人は元製紙会社社員。

印刷用紙にも関わったことがあります。

それで何度か印刷会社に
呼び出されたこともありますね~

クレームで。

管理人は工場の技術者でしたから
ひどいことは言われませんでしたが

営業員はずいぶんと文句を言われて
とにかく謝っていた感じがしましたね~

とりあえず不良が発生した紙は
代替品を用意しておさめてもらう。

色々ロスが出た分は金銭的に
補償するというのが多かった。

製紙会社は弱い立場でしたから
印刷会社がクレームだと言ってきたら

仕方がないからカネを払う
という対応になってました。

管理人の担当していた紙はいくらでも
代替品があるチラシに使うコート紙。

もう切り替えるよと言われたら
終わりっていう品種でしたから。

それはそうとして。

製品になるはずのものがだめになると
それはクレームになるわけですが

そうではなくて印刷会社で出てくる調整用の
損紙「ヤレ紙」とか「ヤレ」と言うんです。

普通にそう呼んでいたので
気にしなかったんですが

この語源は何でしょうか?

聞かれてちょっと気になりました。

ということで。

この記事では、ヤレ紙の語源について
管理人の調べたことをお伝えします。

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ヤレ紙は「破れ紙」が転化したもの

結論から言うと「ヤレ紙」は
「破れ紙」が転化したものだとか。

やぶれ⇒ヤレ

ということだそうです。

破れた紙は使えないから
そこから来ているのでしょう。

意外に単純な感じでした。

ヤレ紙とは?

ところで。

ヤレ紙ってなんでしょうか?

管理人の感覚では印刷時に出てくる
調整用の損紙のこと、だと思っています。

損紙というのは製品にならない紙。

読んで字のとおりですね。

ヤレ紙が発生する理由

印刷、といっても家庭用のプリンタで
印刷する場合は基本的に損紙は出ない。

1枚印刷したらそれで終わりです。

最近流行りのオンデマンド印刷も
基本的に家庭用プリンタと同じ。

しかし、一般商業印刷の場合、
本番印刷の前に調整します。

本来、プリンタで印刷するときでも
これは必要なんですが素人には不要。

だいたい、1枚しか印刷しなければ
色合わせなんて必要ないですから。

でも一般の印刷の場合印刷物の
色調が違っているとまずいです。

大量に印刷してそれぞれの色が
なんか違うってのはまずいです。

特に製本される場合はまずい。

カラー印刷でページごとに色味が
違うとなるとクレームになります。

まあ、チラシのように見てすぐ捨てる
用途であればそれほど厳しくない。

しかし、写真集なんかだと
問題になるんですよね~

通販カタログもコワイですね。

それで。

そういう印刷の不備が出ないように
印刷見本と同じ色になるように

あと色のズレが発生しないように
調整する必要があります。

そのときに使う紙が「ヤレ」。

なので、印刷の調子が
出るまではヤレでしたね。

このヤレ、本紙と同じ紙を使う場合と
余った紙を使う場合がありました。

たとえばオフセット輪転の場合、
ロールですから本紙で印刷して

調子が出たらここから製品
という感じになるんですが

枚葉の場合は元々余っていた紙を
ある程度使って調子を出してから

本紙を使って印刷して
製品にすることもある。

枚葉の場合は1枚1枚ですから
途中で紙を変更しやすいですし

何枚程度をヤレにするかの
計算もしやすいですからね。

枚葉印刷の場合は最初に使う紙の
白紙のものもヤレ、と呼んでました。

いずれにしても損紙なので区別は
なかったのかも知れません。

ヤレ紙の使い方で印刷会社の収益に差が出る?

ちょっと細かい話なんですが。

印刷会社にとってヤレ紙の扱いは
収益に関わってくる問題でもあります。

特に小ロット印刷の場合は重要。

印刷会社に印刷を依頼するパターンとして
紙、インクとも印刷会社で仕入れてもらって

依頼主は紙、インク、印刷、全部の
代金を印刷会社に支払うという場合と

依頼主が紙、インクを印刷会社に支給
して印刷代だけ支払う場合があります。

印刷会社に旨味があるのは
自社で全部やる方です。

仕入れのお金は必要ですが
売上金額も大きくなるし

仕入れを上手くやれば
利益も大きくなります。

しかし逆に印刷トラブルなどで自社で
仕入れた紙で不足した場合赤字になる。

そういうリスクは有るんですね。

一方、原材料を支給してもらう場合は
印刷の手間賃分しか売上になりませんが

仕入れのお金がいりませんから
その分リスクは減ります。

なにかトラブルがあればもっと紙を
支給してくださいといえばいいので。

売上金額は小さいですが手堅いです。

それはそうとして。

ここでちょっと関係してくるのがヤレ。

ヤレが少ないほど印刷コストは下がる。

自社で紙を仕入れる場合ならヤレが
少なければ仕入れ代金が減る。

これは分かりやすいですね。

紙を支給してもらうときはヤレを含んで
枚数を支給してもらうわけですが

印刷がうまく行って紙が余れば
その分印刷会社の儲けになる。

どういうことかというと。

支給してもらう場合でも、余った紙を
別の仕事に使うことも出来るということ。

本紙に使うほどは余りませんが
別の仕事のヤレくらいにはなる。

そうすると、その別の仕事で使うときに
本紙の枚数を減らすことが出来ます。

するとコストダウンになる。

同じ仕事がまた来たときに
その紙を使うことも出来る。

いずれにしても。

ヤレ紙を出来るだけ出さないように
上手く使うようにするのが重要。

ロスを減らすというのは
製造業の基本ですからね~

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管理人のまとめ

今回はヤレ紙の語源は
なに?というお話でした。

ヤレ紙、は印刷するとき
調整に使った損紙のこと。

その語源は「破れ紙」だとか。

破れた紙は使えない。

なので、

破れ紙⇒ヤレ紙

というように転化したそうです。

管理人も印刷会社を訪問したときに
ヤレ、という言葉は聞いたことがあります。

あまり違和感なく聞いていたので
語源なんて気にしたことなかった。

こんな意味だったんですね~

それからこのヤレが結構印刷会社の
収益に関係してくることもお話しました。

家庭ではプリンタを使うので
ヤレの発生はありません。

しかし、商業印刷で大量に
印刷するときは必ず発生する。

これって小さな会社ほどコストに
響くので重要なんだそうです。

ロスが少ないところほど
レベルも高いのでしょう。

この記事が、ヤレの語源の
参考になればと思います。

紙の無駄遣いは減らしたいですね!

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