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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、額縁はどこに飾る?
どう見られるかが重要。
避ける場所もあるというお話。
管理人、卒業証書を額に入れて飾ってます。
それくらいしか飾るものがないので。
玄関にもらいものの絵が掛けてあったか?
管理人だと額縁を飾ると言っても
その程度のものなんですけど。
インテリアとしてお部屋に飾るなら
どこに飾るのかはとても重要。
特に見れられ方を考えて
飾らないといけないらしい。
ということで。
この記事では、額縁はどこに飾る?
どう見られるかが重要。
避ける場所もある、について
管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。
額縁はどこに飾る?立って見るか、座ってみるか
では額縁はどこに飾るのが適しているのでしょうか?
その場所を決めるためには、まずその額縁がどのように見られるかを考えることが大切です。
なぜなら、見る状況によって印象が大きく変わってしまうからです。
たとえば、その額縁を見るときに立っているのか、それとも座っているのか。
この違いを適当に済ませてしまうと、せっかくの額縁の魅力を十分に引き出せません。
下手をすれば、アンバランスで落ち着かない印象を与えることもあります。
そこで今回は、立って見る場合と座って見る場合、それぞれの基本的な飾り方について紹介していきます。
額を立って見る場合
額縁を立って見る状況というのは、廊下を歩いているときや、玄関を通るときなど、比較的動きながら見るケースが多いです。
このときに大切なのは、額縁の中心の高さを意識すること。
一般的には、床から約150cmの高さに額縁の中心がくると、自然な目線で見ることができ、視線が安定して落ち着いた印象になります。
例えば、身長が170cmの人であれば、ほぼ目の高さか、ほんの少し視線を落とすくらいの角度になり、違和感なく眺めることができるはずです。
飾る場所としては、立っていることが多い空間、つまり玄関、廊下、キッチンなどが適しています。
特に長めの廊下に、いくつかの額を等間隔に飾ると、空間の印象が引き締まり、おしゃれな雰囲気を演出できます。
キッチンであっても、人が立って作業するスペースであれば、こうした飾り方が有効に機能します。
額を座って見る場合
座った状態で額縁を見る場合も、視線の位置をしっかり意識することが大切です。
この場合の目安は、額縁の上から1/3のあたりが、座っているときの視線と一致する位置が望ましいとされています。
椅子やソファに座って自然と視線を移したときに、額縁がちょうど見えるような配置が理想です。
具体的には、額縁の下部が床から110cmほどの高さに来ると、見やすくて落ち着きやすいバランスになります。
もし額を高すぎる位置に飾ってしまうと、見上げる形になって疲れてしまいますし、低すぎると目に入りづらく、せっかくの作品が活かせません。
また、天井に近い位置に飾ると圧迫感が出てしまい、空間全体が窮屈な印象になることもあります。
逆に、床近くに置いてしまうと、ほとんど視界に入らず無意味になってしまいます。
なお、座るといっても、座椅子やこたつのようにかなり低い位置で生活する場合は、目線もさらに下がるため、それに合わせて額の位置も調整する必要があります。
このようなケースでは、床からの高さを90cm程度にするなど、柔軟に調整するとよいでしょう。
主な設置場所としては、リビングやダイニングなど、座って過ごす時間が長い部屋が適しています。
階段に飾る場合
階段のある住宅であれば、階段に額縁を飾るのもとても魅力的な選択肢です。
上手に配置すれば、昇り降りの際に自然と目が行き、おしゃれで印象的な空間にすることができます。
階段で額縁を見るときは、基本的に立っている状態で視線も上下に動くため、小さめの額縁を等間隔で配置するのが効果的です。
階段の長さや壁のスペースにもよりますが、3点くらいの作品をリズムよく並べると、単調にならず楽しさが生まれます。
特にテーマを決めて飾ると、ストーリー性が生まれて飽きがこないインテリアになります。
さらに、階段を上り下りするたびに作品に目がいくので、美術館のような空間演出も可能です。
日常の移動が楽しくなり、結果として身体を動かす機会も自然と増えるかもしれません。
額縁はどこに飾る?避ける場所は日光や湿気
ここまでは額縁を飾るおすすめの場所について紹介してきましたが、逆に「ここには飾ってはいけない」という場所も存在します。
せっかく素敵な額縁を選んで飾ったのに、置き場所を誤るとすぐに劣化したり、見栄えが悪くなってしまうおそれがあります。
それでは、額縁を避けるべき場所とその理由を一つずつ見ていきましょう。
- 直射日光の当たる場所
- 湿気の多い場所
- エアコンの吹出口付近
- 危険な場所
直射日光の当たる場所
日光に含まれる紫外線は、紙やインクにとって非常に有害です。
直射日光が当たると、紙が焼けて黄色く変色したり、インクが退色してしまうことがあります。
また、木製の額縁も色が褪せたり反ってしまうなど、長期的に見てダメージは避けられません。
最近ではアクリル板などである程度の紫外線カットができるものもありますが、それでも直射日光のダメージを完全に防ぐことは難しいです。
特に、南向きの大きな窓のそばなど、長時間日光が差し込む場所には注意が必要です。
新聞の切り抜きや写真などは数日で変色することもありますし、上質な作品であってもやはりおすすめできません。
また、照明にも注意が必要で、蛍光灯の強い光でも長期的には劣化の原因となります。
LED照明が普及してきたことで、以前よりはマシとはいえ、強い光にさらすことには変わりありません。
そのため、額縁を飾る場所はなるべく光の少ない場所を選ぶとよいでしょう。
湿気の多い場所
湿気もまた、額縁にとって非常に深刻な問題です。
紙素材は湿気を含むと波打ったり、しわができてしまうことがありますし、額縁内部でカビが発生する原因にもなります。
また、アクリル板を前面に使用している場合、湿気を吸って板が反ることがあります。
特に大きなサイズの額縁では、わずかな反りでも見た目に大きな影響が出てしまいます。
飾る場所としては、浴室、洗面所、洗濯機周辺、また調理中に湯気が立ち込めるようなキッチンも要注意です。
そういった湿気の多い場所は、見た目には問題がなさそうでも、長期的な保存を考えると避けた方が無難です。
大切な作品を長く楽しむためにも、水回りはできる限り避けて飾るようにしましょう。
エアコンの吹き出し口付近
意外と見落としがちなのが、エアコンの風が直接当たる場所です。
冷暖房の風が常に当たると、額縁やその中の作品に対して温度や湿度の急激な変化をもたらし、劣化を早めてしまいます。
紙は急激な環境の変化に弱いため、波打ちや黄ばみなどが起きやすくなります。
快適な空調環境に飾るのは良いことですが、風の直撃を避ける工夫が必要です。
危険な場所
ここで言う「危険な場所」とは、物理的に額縁が傷つきやすい、または人の動線を妨げるような場所のことを指します。
たとえば、人が頻繁に通る狭い通路や、背の高い家具のすぐ横などに額縁があると、ぶつかったり倒れたりする危険があります。
また、床のすぐ近くに飾ることで、つい蹴ってしまったり掃除機でぶつけたりする可能性も。
せっかくのお気に入りの額縁が破損してしまったら悲しいですよね。
そうならないように、人の動きや生活導線を考慮しながら、干渉の少ない安全な場所に飾るよう心がけましょう。
管理人のまとめ
今回は額縁はどこに飾る?
どう見られるかが重要。
避ける場所もあるというお話でした。
額縁を飾るときは目線に注意。
立ったとき、座ったときそれぞれ
正面よりちょっと下くらいに飾る。
それから階段も立ったときの目線で
小さめの額をいくつか飾るといい。
あと、直射日光、湿気を避ける。
人が通る邪魔な場所には置かない。
ということでした。
額を飾るのは飾る人のセンスです。
しかし見やすさは考慮すべき。
置いてはいけない場所にも注意すべき。
いずれにしても。
居心地の良い空間の演出に
役立ててほしいですね~
この記事が、額縁をどこに飾るかの
参考になればと思います。
額縁、楽しんでくださいね!
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