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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、コースターが1mmと厚くて
印刷できないときの対策についてのお話。
紙のコースターを作って
インクジェットで印刷。
よくあるパターンだと思います。
しかし、そのコースターが厚すぎる。
プリンタを通らないほど厚いものに
どうやって印刷するのか?
直接印刷できないのであれば
どんな方法があるのか?
ということで。
この記事では、コースターが1mmと
厚くて印刷できないときの対策について
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
コースターが1mmと厚くてプリンタで印刷できないなら転写シール
コースターが1mmと厚くてプリンタで
印刷できないときの対策なんですが。
色んなやり方があると思うんですが、
管理人が見つけたのは転写シール。
な~んだ、という話ではあるんですが、
これなら紙の厚さは関係ありません。
転写シールは市販されていて
通販で簡単に手に入ります。
転写シールにも種類が色々ありますので
自分が使いやすそうなものがいいですね。
自分のデザインをインクジェットで
印刷してそれをコースターに転写する。
コースターに直接印刷出来なくても
これなら絵柄の入ったコースターになる。
オリジナルデザインにこだわらないなら
すでに絵柄が印刷されている
市販の転写シートを使うのも
ありなのかもしれません。
また、コースターが無地ならば
単にシールを貼ってもいいですね。
インクジェットで印刷できるラベル用紙が
ありますからそれを使うということです。
水濡れが気になるのであれば、
その上からオーバーラミをする。
手間はかかりますが。
これらの方法は紙のコースターでなくても
シールが貼れるなら何にでも使えます。
実際転写シールの場合は
身体に貼ることも多いですし。
プラスチック板、木板、鉄板
貼り付けばなんでもいいですよね。
厚みも関係ない。
紙だから印刷しなければならない
というわけではないということですね。
コースターの表面保護について
ここからは余談です。
先程、コースターの表面保護には
ラミネートすればいいとお話しました。
ラミネートフィルムを貼れば
水に濡れても大丈夫ですからね。
ただし、注意したいのはラミネートすると
コースター表面はラミネート表面になること。
当たり前のことなんですが。
たとえば、コースターの表面が
マット紙だった場合。
印刷面もマットになっています。
しかし、そこにクリアなラミネートを
貼れば表面は光沢感が出ます。
紙コースターの表面性ではなくて
ラミネートの表面性になるということ。
逆に紙の表面が光沢だったとしても
ラミネートがマットならマットになる。
光沢がいいかマットがいいかは
好みの問題ですが
ラミネートするときは結局
ラミネートの表面性になる。
これが分かっていないと、
マットに仕上げたかったのに
クリアラミを貼ってしまって、
ギラギラしたコースターになったりします。
逆に、高価な光沢インクジェット紙を
使わなくてもマット紙にクリアラミでも
そこそこ光沢のあるコースターを
作ることも出来ます。
コースターの表面保護のために
ラミをするときは注意して下さい。
コースターを大量に作成する場合は業者に依頼
さらに余談ですが。
手作りのコースターもいいんですが
お店などで大量に必要な場合は
業者に依頼したほうが
結果的に安くなることがあります。
最近はオンデマンド印刷が発達して
小ロット印刷を受けるところが増えました。
ネットで「コースター 制作」などと
検索すればたくさん出てきます。
市販のコースターキットもありますが、
これはあくまで数枚作成するためのもの。
本気でお店で使うつもりなら
あまりにも枚数が少ないです。
色んな絵柄を数枚ずつ楽しみで
作るなら自作するのがいいんですが、
それなりの枚数を作るなら業者に
発注した方が楽だし安くつくでしょう。
100枚程度でも受けてくれるところが
ありますから検討してみてもいいかなと。
それから、業者なら紙以外の素材も
色々出来ますからそれもメリットです。
塩ビ、シリコン、コルク、板、アルミなど
素材に凝ってみることも出来ますから。
コストはそれなりに掛かりますが個人で
出来ないことでも出来るということ。
こういうのも検討する価値があると思います。
管理人のまとめ
今回は、コースターが1mmと厚くて
印刷できないときの対策のお話でした。
結論としては転写シールを使う。
またはラベル用紙でシールを
作ってそれを貼り付ける。
こういうやり方であれば、
コースターが厚くても
素材が紙でなくてもシールが
貼れれば絵柄が印刷できる。
プリンタが使えなくても
なんとかなるということでした。
それから、コースターの表面保護のために
ラミネートする場合、ラミネート後の
表面性はラミネートの表面性になる
という注意点もお話しました。
また、枚数が増えるなら業者に依頼したほうが
かえって安くつくということもお話しました。
このあたりは作成者の考え方や
好みの問題になると思いますが。
この記事が、コースターが1mmと厚くて
印刷できないときの参考になればと思います。
楽しいコースターを作って下さいね!