封筒をバレないように開ける?アイロン、ドライヤー、冷凍庫を使った注意点

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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、封筒をバレないように開ける?
アイロン、ドライヤー、冷凍庫を使った注意点
というお話。

封筒を開けて中身を確認したいけれど、
「開けたことがバレたくない」という場面は
意外と多いものです。

例えば、うっかり他の人宛の郵便物を
開けてしまった場合や、内容を確認した上で
元に戻したいときなど。

そんなとき、封筒を破らずにきれいに
開ける方法がいくつか存在します。

ここでは、

アイロン・ドライヤー・冷凍庫

といった身近な道具を使って、
封筒をバレずに開ける方法を
詳しく解説します。

さらに、実際に試す際の注意点や、
封筒の種類による違いも紹介します。

ということで。

この記事では、封筒をバレないように開ける?
アイロン、ドライヤー、冷凍庫を使った注意点
について

管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。

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本文1:封筒を開けるときに使われる糊の性質

封筒をバレずに開けるには、
まず「糊(のり)」の性質を
知っておくことが大切です。

封筒の封には主に「水溶性の糊」や
「熱に弱い糊」が使われています。

これらは水分や熱を加えることで
再び柔らかくなり、封が自然に剥がれる
という特性を持っています。

一般的な封筒では、水分によって
粘着が弱まるタイプが多いため、

湿気や温度をコントロールすることが
重要
です。

つまり、
「アイロン」「ドライヤー」「冷凍庫」

といった身近な家電を使うことで、
封を無理に破らずに開けることが
できるのです。

ただし、封筒の種類
(クラフト紙、和紙、厚紙など)や、
糊の種類によっては効果が異なります。

そのため、実際に試す際は
目立たない端の部分から慎重に確認するのが
おすすめです。

アイロンを使った封筒の開け方

最もポピュラーな方法が
アイロンを使った方法です。

封筒に使われている糊は熱に弱いことが多く、
アイロンの熱を加えることで再び糊が溶けて、
自然に開封できます。

手順

  1. アイロンを「中温(約120~150℃)」に設定する。
  2. 封筒の上に薄い布やハンカチを当てる(直接アイロンを当てない)。
  3. 封の部分を数秒ずつ軽く押し当てていく。
  4. 糊が柔らかくなったら、ピンセットやカッターの先で少しずつ剥がす

ポイントは、
長時間アイロンを当てないことです。

熱をかけすぎると封筒が変色したり、
テカリが出てしまうことがあります。

布を当てることで熱が分散し、
自然に糊を緩めることができます。

開けた後は、再びアイロンで軽く
押さえることで、元のように
きれいに封を戻すことも可能です。

ただし、糊が弱くなっているため、
完全に元通りにはならない場合もあります。

ドライヤーを使った封筒の開け方

アイロンを使うのが難しい場合や、
封筒を焦がしたくない場合は
ドライヤーがおすすめです。

熱風で糊を柔らかくしながら、
ゆっくりと封を開けることができます。

手順

  1. ドライヤーを「温風モード」に設定する。
  2. 封の部分に対して10~15cmほど離して温風を当てる。
  3. 約30秒〜1分程度、封のライン全体に熱を当てる。
  4. 糊が緩んできたら、ヘラや薄いカードなどを差し込んで開ける

ドライヤーの利点は、
封筒を傷めにくいことです。

熱が直接当たらないため、
紙の変色やテカリも起こりにくく、
比較的安全に作業できます。

ただし、風の勢いが強すぎると
封筒がめくれたり、中の書類が

動いてしまうこともあるため、
風量は「中」程度が理想です。

仕上げ

開け終わったら、再度ドライヤーの
熱で軽く押さえると、封が再び
密着しやすくなります。

必要に応じて、スティック糊などで補強すると
見た目も自然に戻ります。

冷凍庫を使った封筒の開け方

「熱を使うのは不安」という
人に向いているのが、
冷凍庫を使う方法です。

意外ですが、冷やすことで糊が固まり、
紙との粘着力が弱まる性質を利用します。

手順

  1. 封筒をジップ付きの袋に入れる(湿気防止のため)。
  2. 冷凍庫で約1〜2時間ほど冷やす。
  3. 取り出したらすぐに、封の隙間にカッターやヘラを差し込む
  4. 糊が固まっている間に、ゆっくりと剥がしていく。

冷凍すると、糊が一時的に結晶化し、
粘着力が低下します。

このタイミングで作業すると、
熱を使わずにきれいに開けることが可能です。

ただし、時間が経つと常温で再び粘着性が
戻るため、スピーディーに作業するのが
コツです。

注意点

封筒が湿気を含んでいると、冷凍中に
水分が凍って紙が波打つことがあります。

そのため、必ず密閉袋に入れてから
冷凍
するようにしましょう。

また、厚手の封筒やコーティング加工された
タイプでは、この方法は効果が
出にくいこともあります。

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管理人のまとめ

今回は、封筒をバレないように開ける?
アイロン、ドライヤー、冷凍庫を使った
注意点というお話でした。

アイロン、ドライヤー、冷凍庫の
3つの方法は、どれも封筒を

破らずにきれいに開けられる
便利なテクニック
です。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、
状況に応じて使い分けるのが良いでしょう。

  • アイロン:仕上がりがきれい。テカリや焦げに注意。
  • ドライヤー:紙を傷めにくいが、時間がかかる。
  • 冷凍庫:熱を使わないが、効果が出るまで時間が必要。

ただし、他人宛の郵便物を故意に
開封することは法律で禁止されています
(郵便法第42条)

これらの方法はあくまで

「誤って自分で封をしてしまった場合」や
「封筒を再利用したい場合」など、

正当な目的でのみ使用するようにしましょう。

正しい知識と手順を守れば、
封筒を破らずに開けることは十分に可能です。

封筒の材質や糊のタイプに応じて
最適な方法を選び、慎重に作業すれば、
バレずにきれいに開けることができます。

この記事が封筒をバレないように
開けるの参考になればと思います。

封筒の開封、うまくやって下さいね!

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プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
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