はがきのバーコードの意味は?郵便番号と住所で郵便料金割引

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はがき バーコード

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回ははがきのバーコードの意味は?
郵便番号と住所で郵便料金割引、
というお話。

管理人、はがきや手紙受け取りますが。

ほとんどは公共料金とか
保険屋とかですかね。

個人のはがきは年賀状くらい。

金払え!的なやつばっかりなので
あまり見たくないなと言うのが本音。

まあそれはいいとして。

あのはがきとか手紙にはなんだか
バーコードみたいなのがついてます。

はがきのはこんなやつですけど。

 

普段見慣れたのはこんなやつ。

 

タトゥーシール(Tatoo Seal)バーコード QR お得な3枚セット(デザイン合計12回分) 刺青シール 9.9cm×6.1cm ハロウィン クラブ 安室奈美恵バージョン (安室ちゃん) 【VAMPROSE】

 

なんで安室奈美恵なのかは不明ですが。

で、気になったわけですよ
あのバーコードはなんなのか?

ということで。

この記事では、はがきのバーコードの意味は?
郵便番号と住所で郵便料金割引、について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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はがきのバーコードの意味の説明

ということで。

まずははがきのバーコードの説明を。

==ここから==

このバーコードは「カスタマバーコード」という名称で、カスタマバーコードを宛名の下に付加することで、ある一定の条件(同時に1,000通以上差し出すなど)を満たせば、郵送料金の割引サービスを利用することができます。

==ここまで==

ウィキペディアによると

==ここから==

カスタマバーコード(英: Customer Bar Code)とは、郵便事業等で使用される、顧客が作成したバーコードである。郵便事業では、郵便物の宛先をバーコード化し郵便番号自動読取区分機での処理を効率化するために使われる。

==ここまで==

ということだそうです。

あのはがきのバーコードの名前は
カスタマバーコードなんですね。

そして郵便番号と住所を示すと。

その仕組も解説されてました。

==ここから==

  • 左余白
  • スタートコード(左端の2本)
  • データ(郵便番号7桁+住所表示番号13桁まで)(3本一組)
  • チェックデジット(右端の5本目-3本目の3本)
  • ストップコード(右端の2本)

==ここまで==

だそうです。

バーコードは左から読むので
左端がスタート、右端でストップ。

郵便番号は7桁で住所が13桁。

住所のデータとしては中央の
20桁分ということなんですね。

線の数は、

最初の2本
データの60本
チェックの3本
ストップの2本

合計67本になります。

バーにも種類があって
郵便局の解説では以下の通り。

==ここから==

カスタマバーコードは、上下にバーを延ばしたロングバー、上方向のみにバーを延ばしたセミロングバー(上)、下方向のみにバーを延ばしたセミロングバー(下)およびタイミングバーの4つの形状のバーを3本組み合わせて1つのキャラクタを表す4ステイト3バーとします。

==ここまで==

となっているそうです。

長さ的には3種類ですが
位置も含めると4種類。

ちなみに4の20乗は約1兆。

いわゆる1TB(テラバイト)になります。

このバーコードの60本だと
4の60乗になるんですね。

一応計算すると1.3×10の36乗

1,329,227,995,784,915,872,903,807,060,280,344,576

読み方は

1 澗 3292 溝 2799 穣 5784 じょ(禾・のぎへんに予) 9158 垓 7290 京 3807 兆 602 億 8034 万 4576

だそうです。

管理人、京くらいまでしか分かりません。

数値の大きさ的には万とか
億くらいが限界でしょうか。

それ以上はなんのことやらですね~

まあ、それくらいの量のデータを
処理できるということですが

実際にはそういう使い方ではなくて
もう少し人間でも分かる程度ですが。

具体的には郵便局のHPをどうぞ。

カスタマバーコードの体系について
https://www.post.japanpost.jp/zipcode/zipmanual/p11.html

それはそうとして。

結局あのはがきのバーコードは
カスタマバーコードで住所を示す。

そういうものなんですね~

はがきのバーコードのメリット

それでなぜあのバーコードを付けるのか?

今なら文字認識もするんだから
普通に画像処理でいいんじゃない?

と思うんですが。

郵便局としてはそうでもないらしい。

やっぱりカスタマバーコードがあると
仕分け作業の効率がいいらしいんですね。

どれくらいいいのかは分かりませんでしたが。

なので、カスタマバーコードを表示すれば
一定の割引をしてくれるんだそうです。

公共料金なんかは有無を言わさず
表示させてるんでしょうけど

民間の通販会社なんかでも
割引あるなら表示しますよね。

料金の割引の条件はこちらにあります。
https://www.post.japanpost.jp/zipcode/zipmanual/p30.html

これを元に計算してみますけど。

たとえば。

3%の割引率で、はがきの
通知物を5万通送る場合は、

63(郵便料金)×50000(通数)×0.03(割引率)=94500

上記のような計算式となり10万円
近くの割引を受けることができます。

ということになります。

たかが3%ですけど金額が増えれば
とんでもない金額になりますよね。

ネット全盛とは言えはがきを
送る企業はまだまだあるわけで、

そういう企業の経費節減として
これは取り組みやすいでしょう。

いわゆるwin-winなわけですし。

カスタマバーコードの折扱いには注意!

今回紹介したカスタマバーコード。

色々とメリットはありますが
便利な分デメリットもあります。

それはこのバーコードから
簡単に住所がわかること。

それは当然ですよね、そのための
カスタマバーコードですから。

だいたい、最初の郵便番号が分かれば
かなりの確率で住所を特定できます。

番地まで出ますからね。

つまり、このデータむやみに
ネットやSNSに晒さないこと。

一部ならまだしも左側の余白部分から
最初のところが郵便番号ですから

その部分が流出するのは
あまり良くないのでしょう。

文字で書かれた部分を消していても
バーコードでバレることがある。

これは要注意だと思いました。

管理人もやりそうですので。

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管理人のまとめ

今回ははがきのバーコードの意味は?
郵便番号と住所で郵便料金割引、
というお話でした。

はがきや手紙に印刷されている
バーコードが気になってました。

その名前はカスタマバーコード。

これで郵便番号も住所も入ってる。

文字で書かれているんですけど
それよりも作業効率がいいらしい。

そのため、カスタマバーコードを
印刷すると割引してもらえると。

大きな企業だと結構な経費節減になる。

そういうものだったんですね~

あと、注意としてはこの
カスタマバーコードって

郵便番号とか住所が分かるので
むやみにネットに上げないこと。

個人情報が出てしまいますから。

郵便局のHPに対照表があるので
読み取れたら分かるんですよね~

住所や名前を消してもこれが
残ってると意味がないと。

便利な分デメリットも有る。

現代的、という感じはしますが。

この記事が、はがきのバーコードの
意味の参考になればと思います。

はがきのバーコードの取り扱い
ちょっと気をつけましょうね!

(参考)
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