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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は鳩サブレーが紙のパッケージに!
トレーや緩衝材のプラ削減!というお話。
お土産に鳩サブレー。
関西に住んでいると馴染みはないですが
鎌倉の銘菓になるんだそうです。
管理人も馴染みはないですが
一回くらいは食べたような気が。
この鳩サブレー、基本は缶の箱で
一個一個がフィルム包装になる。
しかし今は脱プラの時代なので箱やトレー、
緩衝材をプラスチックから紙にするらしい。
時代の流れということなんでしょうね~
管理人、プラスチックから紙に変わって
どんな変化が起こるのか気になります。
なのでちょっと推測してみようかなと。
ということで。
この記事では、鳩サブレーが紙の
パッケージに!トレーや緩衝材の
プラ削減!について
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
鳩サブレーが紙のパッケージに!何が変わる?
鳩サブレーが紙のパッケージに
変わって何が変わるのか?
思いつくままに考えてみます。
プラスチックの削減
当然プラスチックの削減。
年間100トン削減出来るらしい。
トレーに使っている紙はサトウキビの
絞りカス等を原料としたものだとか。
多分バガスと呼ばれるものですね。
普通の木材原料ではなく草を
原料とした紙なのでエコだと。
管理人の記憶ではバガスは採算が悪くて
宣伝目的にしか使えなかったんですけど。
そうそう。
緩衝材やトレーの場合、かさばるので
体感としてはもっと削減した感じかも。
プラスチック全体としては
大した量ではないですが
ひとつのお菓子での削減量なので
なかなかのものだと思いますね。
賞味期限は変わらない?
次に賞味期限。
缶の箱が紙の箱になればそれだけ
湿気を吸う可能性が高くなる。
水分が入らないということなら
缶の方が入りにくいですから。
厳密にはそうなんですけど。
管理人の推測では従来と
変わらないだろうなと。
理由は単純でパッケージや緩衝材やトレーを
紙に変えても個包装はフィルムのまま。
当然ながら湿気に対する影響は
この個包装のフィルムが大きい。
それに紙は湿気を通しますが
吸収する働きもあるわけで。
いずれにしても個包装が同じなら
賞味期限も変わらないでしょうね~
鳩サブレーの割れる確率は下がる?
もう一つ思いついたのが
鳩サブレーの割れる確率。
これがどうなるのかですね。
缶箱と紙箱だと紙箱の方が割れにくそう。
缶箱は箱自体は丈夫ですけど
中身の衝撃は吸収出来ないかも。
紙箱の場合は逆で箱は潰れても
中身への衝撃を防ぐのかなと。
日本車がすぐ凹むのと同じ理屈です。
感の内部のトレーや緩衝材も
紙の方が衝撃を吸収しそう。
というか。
通販の鳩サブレーは割れやすいという評価が
多かったので改善しているのではないかなと。
鳩サブレーが紙のパッケージに!非木材パルプの問題点
ここからは余談です。
鳩サブレーが紙のパッケージに!
というのは時代の流れですけど。
使われている紙も環境配慮型素材。
具体的にはサトウキビの絞りカスだそうで。
バガスパルプのことだと思います。
これはそもそもサトウキビの絞りカスで
廃棄処分する代わりに紙になるわけで
木材を切らなくていいから環境に
やさしいということなんですよね。
ただし今でもそんなに普及していない。
管理人が記憶している理由で大きなのは
草の場合は収穫が安定しないことでした。
木材は年中切ることが出来ますが
サトウキビだと収穫の季節がある。
つまりは原材料の安定供給が難しい。
そうなるとやっぱり木材がメイン
ということになるんですよね。
管理人が思うのはもう一つあります。
それは品質が悪いこと。
品質と言っても色々ありますが
この場合は夾雑物ですかね。
ゴミとかチリが多いんです。
今はどうか知りませんがかつては多かった。
それで。
今回の鳩サブレーの紙トレーの開発に
2年かかっていると記載がありました。
でも箱とかトレーとか緩衝材なんて
そんなにかかるはずがないんですよ。
どう考えても既存品ですからね。
それがそんなに時間がかかるというのは
パルプの品質じゃないかと思ったんです。
使われるのが食品ですから夾雑物は
極力ゼロにしたいじゃないですか。
特にお土産に使われるお菓子ですから。
紙は真っ白で清潔感があるからいいわけで
黒い点々があったら中身まで疑われてしまう。
これのクリアも大変なのではないかなと。
精選工程の改善とか見直しがないと
上質系のパルプには使いにくいはず。
まあこれは管理人の推測ですから
全然違うかも知れませんけど。
だいたいですね。
環境に配慮なんて言っても品質が落ちたり
コストが上がれば使ってもらえないわけで。
その材料じゃなくても問題ないのに
無理に変更しようとするんですから。
環境配慮型素材の使用はユーザーから見て
意味があるのかは考えてほしいですね~
管理人がこの手の紙を担当したときには
納得行かないことが多かったですので。
管理人のまとめ
今回は鳩サブレーが紙のパッケージに!
トレーや緩衝材のプラ削減!でした。
鳩サブレーが紙のパッケージとか
トレーとか緩衝材にすると
プラスチックが年間100トン
削減できるということだそうです。
プラスチック全体では微々たるものですが
お菓子一銘柄と考えるとすごいですよね。
使われる紙は環境対応型でいわゆる
バガスパルプなんだそうです。
配合率は記載されていませんでしたが
管理人の経験では10%入るのか?ですね。
それでも環境へのPRにはいいんでしょう。
地方も銘菓でもこういうことをやらないと
生き残れなくなっているのかも知れません。
本当に時代の流れなんでしょうね~
この記事が、鳩サブレーの紙の
パッケージの参考になればと思います。
鳩サブレー、おいしくいただきましょう!
(参考)
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