インクジェットでしおりを作りたい!どんな紙を選べばいい?

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インクジェット しおり

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、インクジェットでしおりを作るとき
どんな紙を選べばいいか、というお話。

文化祭だったりコミケのおまけなんかで
キャラクターの入ったしおりを作る。

楽しそうですね。

管理人が学生の頃はインクジェットなんて
なかったですからそんなのは無理でしたが

今はパソコンで絵を描いたら
いくらでも印刷できますからね。

それでしおりにはどんな紙を選べばいいか?

これって絵柄によるんですよね。

作成者がどういう雰囲気を出したいか
ということになると思います。

 

ということで。

この記事では、インクジェットで
しおりを作るときの紙について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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インクジェットでしおりを作るときの紙

それでインクジェットでしおりを
作るときの紙なんですが。

これは絵柄によって考えるべき。

シックな絵柄ならマットコート紙、
キラキラ系やアニメキャラなら光沢紙。

このあたりは自分の好みになるでしょう。

たとえば本屋でもらうしおりは
マットコート紙が多いと思います。

管理人の推測では使われる本の
雰囲気というのもあるかも知れませんね。

文庫本や通常の書籍の場合は
本文用紙は上質系の紙が多いですから、

その中でしおりだけピカピカ
光るのは使いにくいとか。

 

それから紙の厚みは問題ですよね。

ボール紙のように厚すぎると
本が膨らんでしまうし、

コピー用紙のように薄すぎると
これはこれで頼りない。

本屋でくれるしおりはマットコート紙の
米坪157g/㎡程度が多そうです。

紙としては厚いほうです。

ただしこれは一般の商業印刷。

インクジェット用紙ならマット調
インクジェットの厚口とか特厚口。

このあたりの厚みの紙を使用して
印刷するのがいいでしょう。

光沢のあるしおりにするなら
写真用インクジェット用紙の厚口。

紙の値段が高いですが
印刷仕上がりはいいですね。

 

なお、印刷する場合はA4の用紙に
数枚分を印刷してカットするのがいい。

しおり1枚だけをインクジェットプリンタで
印刷するのはちょっと無理ですから。

そんなことをする人は
いないでしょうが念のため。

インクジェットのしおりをラミネート加工するかどうか

インクジェットのしおりに限らず、
ラミ加工するかどうかは重要です。

しおりの表面性は紙自体ではなくて
ラミネートの表面性で決まるからです。

紙がマットであってもラミネートが
グロスであればその表面は光沢が出る。

逆に紙がグロスであってもラミネートが
マットであればその表面はマットになる。

また、紙の厚みが薄くてもラミネートが
しっかりしていればペラペラにはなりません。

パウチを使うなら中の紙がコピー用紙でも
しっかりしているというわけです。

このときのラミネートやパウチも
絵柄の世界観に合わせて選ぶべき。

表面性はグロスが多いですがマットも
ありますから好みで選べばいいでしょう。

パウチを使うなら中身の紙はマット調
インクジェット用紙が良いでしょうね。

紙厚は厚くなくてもしっかりする。

印刷仕上がりがいいし、
光沢紙に比べたら値段も安い。

ラミネートの表面性を変更すれば
マットにもグロスにもなりますから。

インクジェットのしおりに使えるものについて

ここまではインクジェットのしおりに
どんな紙を使えばよいかをお話してきました。

しおりに使うものは他にも考えられます。

たとえば、はがき。

少し紙厚が厚いですがインクジェットの
はがきなら十分使えるでしょう。

片面だけ光沢という場合もありますが
光沢面はキャラクターでマット面は

文字とかモノクロのイラストとか
色々やり方はあるんじゃないかと思います。

他に紙ではないものとして
OHPフィルムなんかもありますね。

最近は通販くらいしか入手
出来ないのかも知れませんが

透明なフィルムに印刷した感じは
紙とは違って面白いと思います。

ちなみに。

田中貴金属でもらったしおりは
金箔をパウチしたものでした。

金を販売している会社ならではの
しおりだったと思います。

管理人のまとめ

今回は、インクジェットのしおりには
どんな紙を使えば良いのかというお話でした。

結論から言うと、紙の表面性という点では
絵柄のイメージに合わせるべきということ。

シックな絵柄ならマット調、
キラキラ系のキャラクターなら光沢。

ただし、紙の厚みは厚いほうが
しっかりしていていいでしょうということです。

また、ラミネートをするかどうかも重要。

ラミネートをする場合、しおりの表面性は
ラミネートの表面性で決まってしまうので

ラミネートをグロスにするのか
マットにするのかが問題です。

もちろんこれも絵柄に合わせて決めるべき。

なお、中身の紙はインクジェットなら
マット紙がいいでしょう。

普通紙よりも印刷上がりは良いし、
光沢紙を使うよりも値段が安いですから。

またラミネートやパウチを使うなら
中身の紙の紙厚はあまり気にしなくていい。

ラミネートがしっかりしていますからね。

 

管理人としては枚数が多いなら
マット調インクジェット用紙の

厚手を使うのが一番手間が
かからないのかなと思います。

それでハイレベルに見せたいなら
マット紙にラミネートをする。

また、しおりを使ってインクが本に移るとか
そういう心配をする人にもラミ加工がいい。

ちょっと手間とコストがかかりますけど。

この記事がインクジェットのしおりを
作るときの参考になればと思います。

文化祭やコミケ、楽しんで下さいね!

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プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
>>https://kamiconsal.jp/profile/

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