ラミネートカードの紙は何が良い?同人グッズを安く作りたい

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ラミネートカードの紙は何が良い

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、ラミネートカードの紙は
何が良いか?というお話。

同人グッズなんかではラミカ、
結構ありますよね。

紙系のグッズは値段が安いし
作りやすいですからちょうどいい。

管理人は元製紙会社社員ですから
そのラミカの紙が気になります。

どんな紙を使うのかなと。

ということで。

この記事では、ラミネートカードの紙は
何が良いのかということについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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ラミネートカードの紙はどんなラミネートにするかで変わる

結論から言うと、ラミネートの紙は
どんなラミネートをするかで変わります。

たとえば、光沢のあるパウチをする場合。

この場合、使う紙はコピー用紙でもいい。

インクジェットやカラーレーザーで
印刷してそれをパウチにする。

印刷のクオリティは低いですが
ラミネートすれば表面に光沢が出る。

それでも結構いい感じになります。

また、紙厚も薄くていい。

パウチが結構硬いですから
中の紙は薄くても大丈夫です。

それからインクジェット
プリンタの場合ですが。

もうちょっと印刷クオリティを上げるなら、
マット調インクジェット用紙。

コピー用紙よりは仕上がりがキレイです。

ラミネートが光沢ならマット調でも
ラミネート後の表面は光沢が出ます。

この場合は紙厚は薄くてもいいので
安いものを選ぶのがいいでしょう。

片面タイプと両面タイプがあるので
それはグッズに合わせて選んで下さい。

片面のみ印刷なら片面タイプ
両面印刷するなら両面タイプです。

逆におすすめしないのは
光沢インクジェット用紙。

印刷仕上がりはいいんですが
ラミカにはもったいないんですよね。

とにかく値段が高いですし、
紙がマット調でもラミが光沢なら

最終的に表面は光沢になるので
紙自体が光沢である必要がない。

ラミカに使ってはいけないとは
いいませんがもったいないかなと。

次にレーザープリンタの場合ですが。

こちらは事情が違います。

安くするならコピー用紙。

これはインクジェットと同じです。

しかし、印刷上がりを良くするために
コート紙を使う場合は

レーザープリンタ用のコート紙を
使う必要があります。

このときに使う紙は光沢のある
コート紙を使用しても

マットコート紙を使用しても
コストがあまり変わりません。

光沢ラミネートすると結局は光沢が出るので
グロスでもマットでもいいんですが

むしろ入手しやすいのは通常の
グロスコート紙なのでそちらがいいです。

紙厚に関してはパウチするなら
薄くても大丈夫なので安いものでいい。

また、ラミネートをマットにする場合ですが。

インクジェットの場合はコピー用紙か
マット調インクジェット用紙がいい。

先程もお話しましたが、
光沢インクジェット用紙は高いので

こういう用途にはもったいない
ということなんですよね。

レーザープリンタの場合は、
普通紙ならコピー用紙なんですが

コート紙はグロスでもマットでも
どちらでもいいです。

結局、表面の光沢はラミネートで
決まるので紙は安いものでいい。

レーザープリンタ用のコート紙は
マットとグロスで価格差はあまりないので

コスト的なことだけ言うとどちらでも
構わないということなんです。

品質的には好みの問題。

余裕があるなら色々試して気に入った
組み合わせを使うのがいいでしょう。

紙厚に関してはパウチをするなら
グロス、マットともしっかりしますから

紙自体は薄くてもいいので入手しやすくて
コスト的に安いものを選べばいいです。

パウチ以外のラミネートの場合の紙

ラミネートカードを作ると基
パウチ以外のラミをする場合。

たとえば、オーバーラミネートとして
透明シールやテープを貼る場合。

これも、表面性は最終的に貼り付ける
フィルムの表面性になります。

だから、光沢のあるクリアなシールや
テープを貼れば光沢が出るし、

マットなシールやテープを貼れば
マットな表面になります。

紙自体の光沢はあまり関係ありません。

ただし、透明シールとかテープが
薄かった場合紙厚が薄いとペラペラします。

シールやテープが厚ければいいんですが
薄い場合は紙の方で厚いものを選ぶ。

結局はトータルの厚みがないと
ペラペラの頼りないカードになります。

だから、手貼りでラミカを作るなら
紙の厚みは厚いほうがいいです。

紙だけでもそこそこしっかりした
感じの紙厚を選びたいですね。

それから、フィルムを手貼りする場合は
裏面に印刷しなくても両面貼ったほうがいい。

理由はカール対策です。

片側だけにフィルムを貼ると
たいていお椀状にカールします。

紙とフィルムでは吸湿したときの
伸び率が違いますから

吸湿した紙が伸びて吸湿しない
フィルムが伸びないときとか

貼り付けたフィルムをピンと張りすぎると
それが戻ろうと縮んでカールする。

そういう問題があるんですね。

最悪の場合、カードが筒状に丸くなります。

だから表裏両面に貼ってバランスを取って
カールを防止しないといけない。

そういうことを考えると
パウチが便利かもしれませんね。

管理人のまとめ

今回は、ラミネートカードの紙は
何が良いか?というお話でした。

結論はラミネートとの組わせで
変わってくるということでした。

管理人は、安く作るという点では
コピー用紙を使うのがおすすめです。

それをパウチでラミネートする。

結構それらしいラミカになると思います。

プリンタはインクジェットでもカラー
レーザーでもどちらでもいいと思いますね。

ただ、光沢インクジェット用紙を
使うのは高いからもったいない。

結局、ラミカの表面光沢は
ラミネートの表面性で決まるので

高い光沢紙を使う意味が
あまりないんですよね。

あとは、紙厚についてお話しました。

パウチするなら紙厚は薄くてもいい。

パウチがしっかりしてますから。

しかし、手貼りで透明フィルムを貼るなら
紙厚はある程度厚いほうがいい。

透明シールやテープはそこまで
厚みがありませんからね。

それとラミは両面すること。

片面だけだとカールしますので。

なお、枚数が少なければ自作できますが
枚数が何百枚とかなったら大変です。

そういうときは業者に頼んだほうが
かえって安くつくでしょうね。

たとえば「ラミネート加工 カード」などで
検索するとそういう業者が出てきます。

趣味の同人グッズで作成するなら
自作が基本だとは思いますが。

この記事がラミネートカードの
紙について参考になればと思います。

ラミカ作成、楽しんで下さいね!

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