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上質紙はどこに売っているのか?商業印刷用なら画材屋か通販

上質紙 どこに売ってる

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、上質紙はどこに売っているのか?

上質紙といっても一般的な使い方なら
コピー用紙とか上質普通紙でいいでしょう。

それならホームセンターとか家電量販店
もちろん通販でもうってますよね。

なにかの書類を提出するときに、
上質紙、と書かれていたとしても

通常それはコピー用紙などのことで
商業印刷用の上質紙ではないでしょう。

たとえば、大学のレポート提出で
提出用紙は上質紙となっていたら、

それは多分コピー用紙でよくて大学側は
上質紙とコピー用紙は同じ認識のはず。

なぜわざわざ上質紙と注意するかというと
昔はワープロ用紙は感熱紙が多かったのですが

感熱紙は経時変化で文字が消えるから
上質紙を使いなさいということだと思います。

今からもう30年くらい前の注意が
いまだに残っているという感じですね。

だいたい、今どきワープロが分かりませんし、
感熱紙でレポートを出す人もいません。

ほとんどはインクジェットプリンタか
レーザープリンタでしょうから。

大学の提出物はそんな感じで、
上質紙も上質普通紙も同じでしょうが、

元製紙会社の立場からすると
この2種類はよく似ていますが違います。

そもそも、上質紙と上質普通紙とか
コピー用紙は売ってるところが違います。

では何がどう違うのか?

ということで。

この記事では、上質紙が
どこに売っているかについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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上質紙は画材屋や通販で売っている

コピー用紙や上質普通紙はホームセンターや
家電量販店、100均、通販で売ってます。

しかし上質紙はそういうお店にはなくて
売っているのは画材屋や通販になります。

大きな文具店にも売ってますかね。

いずれにしても一般的な上質紙は
最終ユーザーが印刷屋さんなので

普通の小売店ではあまり売っていない
というのが実際のところです。

加工されたものとしてノート用紙とか
ルーズリーフとか手帳はありますが

加工される前の上質紙は
一般消費者向けはないんですね。

もちろん紙の卸商などはいくらでも
売っていますが基本印刷屋さん向け。

紙の大きさも四六判(788x1091mm)
のような大きなものですから

一般消費者には必要のないもので
展示の模造紙に使うくらいでしょうか。

それで、どうしても上質紙という場合は
通販で購入するのが便利でしょう。

管理人は、自分が使うには上質紙とか
コピー用紙とかこだわりませんので

A4サイズでそこそこの厚みがあるなら
コピー用紙で十分だと思うのですが

大きさがA4よりも大きくないといけないとか
紙厚ももっと厚いとか薄いとかいうことなら

通販で大きさを指定して上質紙を
購入したほうがいいでしょうね。

上質紙と上質普通紙やコピー用紙の違いについて

ここからは元製紙会社社員として
本音をお話させて下さい。

上質紙と上質普通紙やコピー用紙は
大雑把には同じ種類なんですが

製紙会社の立場からすると
全く違う紙になります。

どういうことかというと。

上質紙は印刷用紙、または筆記用紙で
コピー用紙は情報用紙でプリンタ用紙。

両者はほとんど同じパルプ配合ですが
品質管理ポイントが全く違うんですね。

たとえば上質紙は印刷、筆記されますから
表面強度が重要になってきます。

オフセット印刷されたときの紙ムケはNGだし、
紙粉が発生してもいけません。

鉛筆で筆記されて消しゴムで消されたときに
紙がボロボロになってもいけません。

だからこの表面強度の管理は重要。

各ロットごとに表面強度を試験しています。

一方、コピー用紙の場合は
そういう意味での表面強度は不要。

もちろんプリンターの搬送ロールに
紙粉が付いて汚れるとかはダメですが

印刷用紙としての表面強度試験は
特に規格として定められていません。

それよりも、重送を防ぐための
体積抵抗や摩擦抵抗のような

パラメータを管理する方が
重要になってきます。

それらの数値を基準内におさめるための
対応策が同じという場合もありますが

基本的に品質管理上見ている
ポイントや見方が違うということです。

他の例で言うと仕上げ寸法精度も違います。

一般の上質紙よりもコピー用紙の方が
仕上げ寸法精度が高いんです。

それは使用用途が大判の印刷機と
A4メインのプリンタの違いでもあります。

本音を言うと業界の違いに見えますが。

プリンタを作るのは電気屋さんでが
品質管理に相当にうるさいです。

当然精度に対してもうるさいです。

一方印刷業界は紙との付き合いも
長いですから電気屋ほどうるさくない。

紙がそんなに精度の高いものではない
ということもよく分かっているんですね。

特に寸法精度に関しては
湿度で伸縮することを見越して

印刷をしますから対応策も
よく分かっているわけです。

製紙会社の立場としては
どちらも大切なお客様ですが

その対応の仕方は業界によって
変わってくるというのはありました。

どちらも付き合い方は一長一短ありました。

管理人は印刷業界の方が楽でしたけど。

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管理人のまとめ

今回は、上質紙はどこに
売っているかというお話でした。

上質普通紙とかコピー用紙は
ホームセンターや家電量販店ですが

一般的な上質紙は画材屋や通販で
購入するしかないということでした。

管理人としてはコピー用紙で済む用途なら
コピー用紙を使う方がいいと思います。

大学のレポートとか履歴書とかも
コピー用紙で問題ないでしょうし。

模造紙のような大きなものは大きな
文具店か通販で購入になりますね。

この記事が上質紙を購入するときの
参考になればと思います。

上質紙は入手しにくいので入手しやすい
コピー用紙をうまく使って下さいね!

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