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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は紙おむつは簡易トイレに使える?
子供用でも十分な吸水性あり、というお話。
管理人、今のところ大丈夫なんですが。
高齢者になってくると長時間
トイレを我慢することが出来ない。
大人用紙おむつも色々ありますよね~
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これが簡易トイレになるというのは
特に不思議なことでもありません。
しかし。
子供用はどうなのか?
大人は成長しないから紙おむつを
買いすぎても保存しておけばいい。
そんなに急いで使う必要ないですから
しかし、子供は成長が早い。
特に小さい子供用は買ったはいいけど
すぐにサイズが合わなくなるわけで。
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でもこれを使わずに捨てるのはもったいない。
せめて災害時の簡易トイレに使えれば
捨てられなくても無駄にせずに済む。
実際、警視庁の災害対策でも、使わなくなった紙おむつを簡易トイレとして活用する方法が紹介されています。
サイズアウトした子供用おむつは、家庭によっては未開封のまま残っていることもありますから、防災用品として再活用できるなら無駄になりません。
ということで。
この記事では、紙おむつは簡易トイレに
使える?子供用でも十分な吸水性あり
について
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
紙おむつは子供用でも簡易トイレに使える
結論から言うと紙おむつは子供用でも
簡易トイレに使えるんだそうです。
メーカーによるとは思いますが
だいたいは大丈夫なんだとか。
ネットで実験している
記事があったんですけど、
なんと1リットルの水でも
吸収してしまうんですね。
普通の成人の尿の量は1回が
120ml~180ml程度とされています。
そのため、子供用おむつでも非常時の簡易トイレとして使うこと自体は十分可能です。
ただし注意したいのは、1リットル吸収というのは水道水での実験結果だということ。
実際の尿には塩分や尿素などの電解質が含まれているため、高吸水性ポリマーの吸水能力は水だけの場合より低下します。
そのため、
「1リットル吸えるから何回も使える」
と考えるのではなく、
「大人1回分、多くても2回分程度を目安に交換する」
くらいの感覚で考えたほうが安全です。
特に災害時は漏れや臭いのトラブルを避けることが大切ですから、余裕を持って交換するほうが安心ですね。
水を保持する力も強くて
吸水してもサラッとしている。
これは覚えておくと災害時には
とても役に立ちそうです。
また、実際に簡易トイレとして使う場合は、おむつをそのまま置くよりも、両サイドを開いて平らなシート状にして使うほうが効率的です。
洋式トイレが使える状態なら、
- 便器全体を1枚目の袋で覆う
- 便座を下ろして固定する
- その上から2枚目の袋をかぶせる
- 袋の底に開いたおむつを敷く
という二重袋方式にすると、便器を汚さず衛生的に利用できます。
水を吸うという意味ではペット用の
紙おむつでも同じことですよね。
どうしてもというときには
これも使えるみたいです。
水を吸収する機能は同じですから。
ただ、防災用品としてこれから新しく備蓄するなら話は少し変わります。
家庭に余っているおむつを活用するのはとても合理的ですが、防災専用に備蓄するなら専用の簡易トイレのほうが保管効率は高いです。
おむつは空気を多く含むため意外と場所を取ります。
そのため、
- 余ったおむつを活用する → おすすめ
- 防災用に新規購入する → 専用簡易トイレも比較検討
という考え方が良さそうです。
紙おむつは簡易トイレに使える。吸水の仕組みは?
ここからは余談です。
紙おむつってものすごい量の水を吸収する。
そういう材料を使っているからなんですが
それはどういうものなのか気になりました。
管理人は紙おむつには関わってないんですが
最初は水を吸収するのはパルプだったか?
そういう記憶だったんです。
しかし、今では吸水性ポリマー。
高吸水性高分子、ともいいますけど。
英語ではSUPERABSORBENT POLYMERS。
略称はSAP。
この成分はポリアクリル酸ナトリウムだとか。
アクリル酸、なので結構柔らかいんですね。
ややこしいんですけど、アクリル板なんかに
使われるアクリル樹脂、PMMAとは違います。
アクリル板に使われるアクリル樹脂は
メチルメタクリレートと呼ばれるもの。
メチル、があるかないかが違います。
メチル基ひとつの違いが樹脂としては
全く違うものになるようですね。
それはそれとして。
このアクリル酸ナトリウム、いわゆる
高分子電解質と呼ばれる親水性ポリマー。
なので普通は水に溶けます。
それぐらい相性がいいということです。
そしてこのアクリル酸ナトリウムを
ゲル化させることでに不溶性にする。
この場合、ゲル化というのは
ポリマー分子を3次元化すること。
イメージとしては。
ポリマーが長い鎖だったとして
真っ直ぐで分岐がないものとか
枝分かれしても樹状に広がっている
というのはまだ水に溶けるんですが
枝分かれして橋がかかってしまうと
ポリマーの鎖が解けてくれない。
そうですね、ハシゴをバラすなら
力ずくで壊すしかないようなもの。
こうなるともう水には溶けないんですね。
その代わり親水性なので
水はものすごく吸水します。
水がポリマーに入るのは浸透圧。
ポリマー内部の電解質濃度を
外側に近づけるためだとか。
それで。
ポリマーが膨潤するといいますけど。
高吸水性ポリマーの場合この比率が
数百倍-千倍にもなるんだそうです。
高吸水性ポリマーが1gあれば
水1000gを吸収する感じですね。
ただし、ここで面白いのが実際の尿との違いです。
紙コンサル的にはこのあたりが結構興味深いところなんですが、高吸水性ポリマーは真水には非常に強い一方で、塩分を含む液体になると吸水量が下がります。
尿にはナトリウムやカリウムなどの電解質が含まれていますから、水道水の実験結果をそのまま当てはめることはできません。
だからこそ、
「おむつ1枚で何回も使う」
のではなく、
「1回ごとに交換する」
くらいの使い方が安全なんですね。
災害時は漏れないことが何より大切です。
吸水量の限界まで使うよりも、余裕を持って交換したほうが結果的に衛生的です。
また、おむつの吸収面積も意外と重要です。
パンツタイプのおむつを丸めたまま袋の中に入れると、尿がおむつ以外の場所へ流れてしまうことがあります。
そのため簡易トイレとして使う場合は、両脇を開いて平らなシート状にしておくほうが吸水面積を広く取れます。
災害時に慌てないためにも、余っているおむつがあるなら一度広げてみて構造を確認しておくと安心ですね。
ただし、使用後の保管には少し注意が必要です。
紙おむつ自体は吸水性能に優れていますが、防臭性能を目的に作られているわけではありません。
使用済みのおむつを普通のゴミ袋に入れて数日保管すると、アンモニア臭が漏れてくることがあります。
特に災害時はゴミ収集が止まる可能性がありますから、
- 袋の口をしっかり縛る
- 可能なら二重袋にする
- 防臭袋を利用する
- フタ付き容器で保管する
といった対策をしておくと安心です。
また、使用済みのおむつや中の吸水ポリマーをトイレへ流すのは絶対に避けましょう。
高吸水性ポリマーは大量の水を吸って膨らむため、排水管の詰まりにつながる恐れがあります。
簡易トイレとして使ったおむつは、自治体のルールに従って処分するのが基本です。
さらに、防災用品として長期間保管する場合は保管年数も確認したいところです。
未開封のおむつでも、一般的には製造後3年程度が品質維持の目安とされています。
高温多湿や直射日光を避けて保管し、古いおむつを防災用に使う場合は一度吸水状態を確認しておくと安心ですね。
管理人のまとめ
今回は紙おむつは簡易トイレに使える?
子供用でも十分な吸水性ありというお話。
結論から言うと子供用の紙おむつでも
簡易トイレに使うのは十分ということ。
結局は大人用でも子供用でもペット用でも
使っている吸水性ポリマーは同じですから。
特にサイズアウトして余ってしまった子供用おむつがあるなら、防災用品として活用する価値は十分あると思います。
災害時の簡易トイレとして使う場合は、
- おむつは平らに広げて使う
- 二重袋方式で設置する
- 1回ごとに交換する
- 防臭対策を考えて保管する
このあたりを意識すると、より実用的になります。
あと、吸水性ポリマーについても
少しお話をさせていただきました。
ポリマーのゲル化については
学生の頃勉強したことがあります。
当時は何の役に立つのかと思いましたが
こういうところでも応用があるんですね。
紙おむつはSAPのおかげで
普及が進んだと思います。
吸収するのが紙のままだったら
重くて不便で仕方なかったので。
でも大人になってからは紙おむつ、
お世話になりたくないですけどね~
この記事が、紙おむつが簡易トイレに
使えるかの参考になればと思います。
紙おむつ、うまく保管して下さいね!
(参考)
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