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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回は、マニュアルは紙か動画か?
両方をうまく使い分けるのが重要!
と言うお話。
管理人もマニュアルを作ったことがあります。
もう20年以上前のことですけど。
その当時はようやく社内で
パソコンがつなげるという時代。
今のようなネット環境はありませんでした。
なのでその時のマニュアルは紙。
動画なんてまだまだでしたね~
もちろん、VTRはあったので
外注すればできなくはない。
マナー教室はブラウン管の
テレビで見てましたからね。
しかし、今のようにスマホで簡単に
動画が撮影できるなんて全く無理。
自由に動画編集が出来るなんて
夢のような話だったわけです。
今だとAIがアニメで動画を作りますけど。
本当に隔世の感がありますね~
このマニュアルですけど面倒なものでした。
作ってないと騒がれるし
あっても読んでもらえない。
特に紙のマニュアルって最初に読まずに
分からなくなってあとから読まれる。
管理人が作ったマニュアルは
物流ソフトのマニュアルでしたが
結局操作が分からなくなったら
担当者が呼ばれてたと思います。
ないがしろにされてましたけど
無いと問題になるという感じ。
まあ分かりにくい書類の代表と
思われてましたからそれも仕方ない。
当時はそう割り切って作った記憶があります。
しかしながら。
今ではマニュアルもかなり
分かりやすくなっているはず。
というか分かりやすくしないと
文句を言われると思います。
ここで問題。
マニュアルは紙か動画か。
どちらがいいのか?
ということで。
この記事ではマニュアルは紙か動画か?
両方をうまく使い分けるのが重要!
について
管理人が調べたことを
お伝えしたいと思います。
マニュアルは紙か動画か。両方を併用すべき
管理人の考えを率直に述べると、マニュアルは「紙か動画か」という二者択一で考えるよりも、むしろその両方を併用することが、より効果的だと思っています。
つまり、一方だけに頼るのではなく、紙と動画、それぞれの良さを生かしながら使うという視点が大事だと感じるのです。
どちらがわかりやすいか、どちらがより利便性が高いか、という点を踏まえて選択や組み合わせを検討すべきです。
例えば、折り紙の折り方を誰かに教えるとしましょう。
折り紙は手の動きが連続していて、動的なプロセスで成り立っているため、一見すると動画で見たほうが理解しやすいように思えます。
実際に、「動き」が見えることで、どのように折るのかが感覚的につかみやすいという利点もあります。
しかし、現実には動画を一度見ただけで即座に折れるようになる人はごくわずかです。
多くの人は、動画を再生し、途中で止めて巻き戻して、何度も繰り返し見返すことで、ようやく折り紙を折れるようになるわけです。
では、静止画がたくさん掲載された紙のマニュアルだけで済むかというと、それも難しいところがあります。
紙のマニュアルは、どうしても「読む」という作業が主体になるため、最初のハードルが高く、とっつきにくいと感じる人も少なくありません。
だからこそ、まずは全体の流れを動画でざっくりと掴み、そのあとで疑問点や細かい手順を写真入りの紙のマニュアルで確認する、というステップが有効です。
実際に自分で何かをできるようになるためには、そういったプロセスが必要になるのではないかと考えています。
このように、ひと通りのやり方を説明する動画と、要点を押さえた写真やイラスト付きの紙のマニュアル、両方があることで、学習や理解が深まります。
もちろん、説明する内容によって最適なマニュアルの形式は変わってくるとは思いますが、多くの場合においては、やはり両方をバランスよく組み合わせるのがベストだと感じています。
昔は、写真の掲載も限られていて、文章ばかりのマニュアルが主流でした。そのため、読みにくく、わかりにくいことも多かったです。
最近では、動画だけで構成されたマニュアルが増えてきており、それはそれで便利な面もあるのですが、動画の場合、確認したい箇所がすぐに流れてしまって、見逃すことも多いです。
もちろん、一時停止や巻き戻しを駆使すれば問題ないという考えもあるでしょうが、それでもポイントごとに整理された写真などがあると、理解度は格段に上がります。
動画の内容を静止画としてまとめて、紙に印刷したり、パワーポイントやPDFのスライド形式で並べるだけでも、かなり見やすくなるはずです。
要するに、動画と紙の両方を用意して、それぞれの特性をうまく活かすことが、最も効率的なマニュアルの形だと思います。
マニュアルは紙か動画か。紙は書き込みができる
ここまでの話をまとめると、マニュアルというのは紙と動画、両方を適切に組み合わせて使うのが理想的である、ということになります。
こうした考え方は、改めて整理すると当たり前のことのように思えますが、実践している現場は意外と少ないかもしれません。
動画のマニュアルは、直感的にわかりやすく、初心者でも入りやすいという大きなメリットがあります。
ただし、実際にそのまま真似してみると、意外と難しく、手が動かないということがよくあります。
そのため、結局のところ紙のマニュアルが必要になる場面が多くなります。
紙のマニュアルであれば、必要な部分をすぐに見つけて確認しやすいですし、操作の流れを一覧できるという利点もあります。
さらに、紙のマニュアルのもう一つの大きなメリットは、「書き込みができる」ことです。
マニュアルを読みながら、自分で気づいたことや補足情報を書き込むことで、より深い理解が得られます。
また、動画の説明だけでは覚えきれない内容も、自分で紙にメモを取ったり、まとめたりすることで記憶に残りやすくなります。
これは、他人の言葉をただ聞くだけでなく、自分の手で書くという行動によって、内容を自分のものにする効果があるからです。
視覚と聴覚だけでなく、実際に手を動かすことで、より多くの感覚が刺激され、学習効果が高まるのです。
マニュアルというのは、操作や作業手順を覚えてもらうためのツールである以上、五感を活用したアプローチが有効になります。
その意味でも、動画だけで終わらせず、紙に書き込んで自分用にカスタマイズする作業は、とても重要です。
そして、紙に書き込むことで、それが自分だけのオリジナルマニュアルになります。
自分専用のノートやガイドブックのような感覚が芽生え、より身近な存在として活用できるようになるのです。
「自分のものになった」という実感を持てることも、長く役立つ知識として定着するために、欠かせないポイントだと思いますね~。
管理人のまとめ
今回はマニュアルは紙か動画か?
両方をうまく使い分けるのが重要!
というお話でした。
マニュアルは紙か動画か。
結論は両方。
考えてみれば当然ですが。
普通に考えれば動画のほうが
分かりやすいので動画優先か?
その動画のポイントを分かりやすく
紙で解説するのがいいのかなと。
管理人的には、紙だけのマニュアルは
ちょっと良くないような気がします。
分かっている人が思い出すときには
紙だけでいいと思うのですが
これから覚える人には動画と
紙の両方が必要かなと。
一番いいのはやって見せることですが
それはなかなか大変なことになる。
道具が色々使えるようになったのだから
少しでも分かりやすいように使い分ける。
それがマニュアルを作る側の
責任かなと思いますね~
この記事が、マニュアルは紙か
動画かの参考になればと思います。
マニュアル、うまく作ってくださいね!
(参考)
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