ポスカに合う紙は?上質、ケント紙などの表面性の良いもの!

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ポスカ 合う紙

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、ポスカに合う紙はなにかというお話。

ポスカは三菱ポスカ。

ポスターカラーのように鮮やかに
描くことが出来るからポスカ。

こういうやつですね。

 

 

三菱鉛筆 水性ペン ポスカ 細字 丸芯 7色 PC3M7C

 

これはアマゾンで出てきた商品紹介。

紙でも、金属でも、プラスチックでも写真でも
何にでも描けるということになってます。

乾けば重ね書きも出来るし
下の色も透けないようです。

水性なのに乾けば水に流れないとか
スグレモノということですね~

こんなポスカですが合う紙とか
合わない紙とかがあるんでしょうか?

ということで。

この記事では、ポスカに
合う紙はなにかについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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ポスカに合う紙はケント紙、上質紙、模造紙など表面が滑らかな紙

結論から言うとポスカに合う紙はケント紙、
上質紙、模造紙などの表面が滑らかな紙。

逆に、画用紙のように表面が粗い紙は
あまり合わないということになります。

いくら何にでも描けると言っても
表面がザラザラしているのは難しい。

しかし、表面が滑らかなら大抵
うまく描けるということです。

管理人としては、表面性の問題と
同じようににじみ防止も気になります。

一応にじまず何にでも描ける
とはなっているんですが

水性ペンの場合紙がにじみ防止を
していないときれいに描けない。

にじみ防止というのは専門的には
「サイズ」といいますがこれが

十分に効果を発揮しているかどうかが
水性ペンがキレイに描けるかのポイント。

たとえば、万年筆は水性インク。

これはノート用紙のような筆記用紙なら
普通に書けますがコピー用紙だとにじむ。

水性ボールペンもそうですね。

なので、ポスカもサイズの効いていない
紙にはちょっと使いにくいかもしれません。

まあこれも書き方にもよるので
一概には言えませんが。

たとえば、書道で墨汁を使って
書くときに一気にかけばにじまないが

ゆっくり過ぎるとにじむように
書き方でも変わるということです。

油性ペンなら紙ににじむことは
気にしませんが水性ペンはにじみやすい。

そういう意味では、上質系の紙は
基本的にサイズが効いているので

ポスカで描いてもにじみにくいし
描きやすいと言えるでしょう。

画用紙は水彩画なんかでにじませて
使うのでサイズがあまり効いてません。

表面が粗くてサイズが効いてないので
なおさら描きにくいのかなと思います。

紙のサイズ度について

ここからは余談です。

紙は素材として親水性。

水を吸いやすいということです。

その紙に吸い取られた水はパルプ繊維に
沿って吸収されることになります。

このとき、インクが水性インクだと色が
ついたままパルプ繊維に沿って吸われる。

つまり、にじむ、ということですね。

こういう現象を抑えるために
紙にはサイズ剤を添加します。

基本的に水をはじくような薬品です。

古くから使われているのはロジン。

日本語では松ヤニですね。

松ヤニは漢字では「松脂」と
書くくらいですから油性で水をはじく。

これをパルプ繊維に定着させて
にじまないようにするわけです。

なお、このときに単純にロジンをパルプと
混ぜただけでは定着しないので

硫酸バンドという薬品を
定着剤として添加します。

この硫酸バンドが酸性。

なのでこのシステムが
酸性抄紙と呼ばれます。

紙がいくらにじんでも構わないなら
ロジンを添加することもないので

硫酸バンドを添加する必要もなく
酸性抄紙になることもないわけです。

一方中性抄紙というのはロジンではなく
AKD(アルキルケテンダイマー)と呼ばれる

ものをサイズ剤として使用することで
にじみを防止しています。

これは中性から弱アルカリ性で
効果を発揮する薬品なんですね。

硫酸バンドを添加することもありますが
若干量なのでPHは中性になります。

AKDと同じような効果を持つ薬品は
他にもあってASAというのもありますね。

日本ではAKDの使用が多いですが。

それで、抄紙系を中性にするために
よく使われるのが炭酸カルシウム。

炭カルですね。

炭カルは水中では一部がカルシウムイオンと
炭酸イオンに電離するので弱アルカリになる。

今の国内で生産されている
上質紙はほとんど中性抄紙。

だからサイズ剤はAKDが多いと思います。

実は中性抄紙で製造するときに
やっかいなのがAKDの扱いでした。

AKDは定着剤が要らない代わりに
反応性が高いので取り扱いが面倒。

温度が上がってはいけないとか
設備が必要だったと思います。

今は設備も薬品も改善されて
大きな問題はないと思いますが。

かつてはそういう面倒なところもあって
普及には時間がかかっていましたね。

それはそうとして。

ポスカのような水性ペンを使う場合は
サイズが良く効いていないとにじむので

AKDの添加量も増やしてペンサイズの
基準を守るように製造していました。

地味に技術が必要な紙だったですね。

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管理人のまとめ

今回は、ポスカに合う紙は
なにかというお話でした。

結論から言うと上質系の表面が
なめらかな紙がいいということでした。

たとえば、ケント紙、上質紙、模造紙。

逆に表面の粗い画用紙は良くない。

それ以外の品質としては水性ペンなので
にじみ防止のサイズが効いている方がいい。

ということでした。

また、サイズ剤についても
お話させていただきました。

ポスカは紙はもちろん、プラスチック、
金属、ガラス、写真など何にでも書けます。

アート的なものやPOPなんかにも
使いやすいみたいですね。

この記事が、ポスカに合う紙の
参考になればと思います。

ポスカで楽しいPOP作って下さいね!

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プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
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