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管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。
今回のお話は、シールをプラスチックから
剥がしたいがどんな方法があるかについて。
最近、どんな商品にでもシールが貼ってます。
コンビニやスーパーで商品を買うと
ほとんどバーコードがついてます。
管理人が子供の頃はそんなのなくて
だいたい現金で手渡しでした。
よく考えれば千円もしない商品を
カードで買うこともなかったなと。
みんなカードなんて持ってませんしね。
それで、どんな商品にもシールが
貼っているということなんですが、
これって使うときには
剥がさないといけないわけですよ。
いくら自分しか使わないものでも
値段がついたままはちょっと、ですよね。
それでシールを剥がすんですが
上手く剥がれるものとそうでないのがある。
シールが貼られている商品が
紙や金属ならシールはがし液が便利。
しかしプラスチックのときはどうするか?
ということで。
この記事では、シールをプラスチックから
剥がしたいがどんな方法があるかについて
管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。
シールをプラスチックから剥がしたいならお湯か食器用洗剤が便利
結論から言うと、お湯か
食器用洗剤を使うのが便利。
やり方は簡単。
まず、商品をお湯につける。
お湯の温度はプラスチックの耐熱性の
問題もあるのでぬるま湯でいいです。
その状態で数十分以上放置。
シールがふやけたらこすって取る。
粘着物が残っていたら、セロテープとか
ガムテープでペタペタと取る。
こんな感じですね。
シールが紙の場合なら
これでだいたいうまくいくでしょう。
お湯につけることが出来ない場合は
濡れタオルとか濡れたキッチンペーパーなどで
シールを濡らして、ふやけたところを
こすって取るという感じですね。
やりやすい方法でやればいいと思います。
もう一つの方法としては
食器用洗剤を使うというのがあります。
やり方は以下の通り。
まず食器用洗剤をシールに垂らす。
それをラップで覆う。
しばらく放置して擦り落とす。
という感じです。
この場合、粘着剤は汚れのようなものですから
洗剤の界面活性剤が剥がしてくれるんですね。
ただしこの方法、後でキレイに拭かないと
洗剤がヌルヌルしますからご注意を。
お湯で上手く行かなければ
試してみるといいと思います。
シールをプラスチックから剥がすとき「シールはがし液」は使わないほうがいい
ちなみに。
紙に貼っているシールを剥がすときは
シールはがし液がしが便利なんですが。
プラスチックに貼っているシールを
剥がすときには使わないほうがいい。
その理由はシールはがし液は有機溶剤で
プラスチックを溶かすことがあるから。
専門的に言うとその成分はアセトン、
MEK、酢酸ブチルなどの混合液。
マニキュアを剥がすときに使う
除光液の成分と似ています。
そして、プラスチック製の雑貨は
ポリスチレンが使われていることが多い。
このポリスチレン、安くて硬くて透明で
何かと使いやすいんですが溶剤に弱い。
だから、かなり数多くの雑貨に使われます。
特に安物には。
もしも気が付かずにシールはがし液を
使ってしまったら部分的に溶けたり
白くなったりしてしまいますから
注意が必要ということです。
それから、ポリカ、アクリルという樹脂も
溶剤には弱いので注意したほうがいい。
日用品ではあまり使われないと思いますが。
その他の身近な樹脂でいうと
ポリプロピレン(PP)は溶剤に強いです。
ただ、粘着剤もくっつきにくいので
シールは剥がしやすいでしょう。
いずれにしても、プラスチックに貼っている
シールを剥がすときにシールはがし液を
使うのは良くないので、地道に水や
洗剤で剥がしたほうがいいと思います。
シールの材質が紙以外の場合
ここからは余談です。
ここまでプラスチックに貼ってある
シールの剥がし方についてお話しました。
ただしこれは基本的にシールが紙の場合。
もしもシールの材質も
プラスチックだとどうするのか?
あまりないケースだとは思いますが
少し考えたいと思います。
まずは、紙のシールと同じように
お湯につけたり洗剤を使う。
この場合、シールが紙ならシールの
上から水や洗剤が浸透するのですが
シールがプラスチックだと水や
洗剤は横からしか浸透しません。
これで上手く行けばいいのですが
上手く行かなかった場合はどうするか?
考えられる方法は2つ。
一つはドライヤーで加熱する、
もう一つは氷などで冷やす。
基本的に粘着剤が粘着性を発揮するのは常温。
なので、高温や低温では剥がれやすい。
それを利用するということです。
この場合やりやすいのはドライヤーでしょう。
上手く行けば加熱することで粘着剤が
柔らかくなって剥がしやすくなります。
ただし、あまり加熱しすぎると
商品のプラスチックが変形するかも
知れませんからそこは加減しながら
加熱して少しずつ剥がすのがいいかなと。
冷却するなら氷とか保冷剤とか
冷蔵庫ですが商品の大きさによっては
冷蔵庫に入らないかも知れませんから
やり方を考えないといけないでしょう。
また、あまり急激に冷やすと
プラスチックが割れる可能性があります。
管理人としては、まずはお湯や洗剤で
やってみてダメならドライヤーがおすすめ。
冷却してプラスチックが割れたら
なんにもなりませんから。
ちなみに。
爪で無理やり剥がすのもいいですが、
プラスチックが傷つくかもしれません。
ポリスチレンの場合、鉛筆の芯でいうと
「2H」くらいの硬さなんですよね。
人間の爪もだいたいそれくらいなので
やり損なうと商品に傷がつくかも。
特に透明なものは傷が目立ちますから
シールを剥がすときは優しくしましょう。
管理人のまとめ
今回のお話は、シールをプラスチックから
剥がしたいがどんな方法があるかでした。
管理人のおすすめはお湯につける、
食器用洗剤を垂らしてラップで覆う
というような方法でシールがふやけたら
指などでこすり取るという感じですね。
上手く行けばお湯につけて
おくだけでツルッと剥がれます。
それでも剥がれないならドライヤーで
加熱して粘着剤が柔らかくなったら剥がす。
なお、シールはがし液はプラスチックを
溶かすので使わない方が良いと思います。
基本的にプラスチックに貼ったシールは
紙に貼っているものより剥がれやすいはず。
丁寧に剥がせばキレイに剥がれるでしょう。
この記事がシールをプラスチックから
剥がすときの参考になればと思います。
プラスチックの商品、大切に使って下さいね!