製紙工場は発電所を持っている?大規模なら構内にあります!

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製紙工場 発電所

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、製紙工場は発電所を
持っているのかというお話。

管理人は元製紙会社社員で
製紙工場にも勤務してました。

製紙工場というのは規模は色々ですが
管理人は大きいところにいました。

そこでは発電所があったかというと
当然のように自家発電してました。

電気の購入もしていましたから
併用していたということですね。

ではなぜ製紙工場には発電所があるのか?

ということで。

この記事では製紙工場が発電所を
持っていることについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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製紙会社が発電所を持っている理由

製紙会社が発電所を持っている
理由はいくつかあると思います。

管理人が考えている理由は
動力のコストダウン。

なによりもこれです。

営利企業ですからね。

電気は電力会社から購入してますが
やっぱりそれなりにコストがかかる。

それを自家発電にすれば
少しでも安く出来るわけです。

電力会社からすれば、大口取引で
割引している上に安い夜間の

電気だけ使うあまり利益に
ならない相手なんだと思います。

しかし、公共企業の電力会社と
私企業の製紙会社では立場が違う。

自衛のためには自家発電というわけ。

管理人がいた頃は工場のほとんどの設備を
カバーする電力を自家発電した上で安い

ときだけ電力会社からの電気を
使うというスタイルでしたね~

多分、最近は電気が余れば売ることも
出来るので売電もやるのかなと思います。

こういうのって、電力会社からすると
腹立たしいでしょうけど近隣住民には

災害時のバックアップとしては
結構重要なことだと思います。

普段、環境には悪影響を与えている
製紙工場、そのくらいはしないとね~

製紙会社はなぜ発電所を持つことが出来るのか

ところで。

製紙工場で発電所を持っているのは
大規模な工場だとお話しました。

ではなぜ大規模な工場は
発電所を持つことが出来るのか?

小さな規模と何が違うのか。

これをちょっとお話してみます。

まず、発電所を持つことが出来るのは
それだけの電力を消費する事が必要。

規模が大きいということはそれだけ
安定して電力が消費されるということ。

ここが重要です。

電力は安定して生産することが重要ですが
そのためには安定した消費が必要なんです。

作っただけ流さないといけない。

よほど性能の良い蓄電池があれば
そうでもないでしょうがそうはいかない。

スマホのバッテリとは違いますからね。

大規模になれば発電所の生産する電力と
製紙工場で使う電力のバランスがとりやすい。

そういうわけで大規模な製紙工場は
大規模な火力発電所を持ってます。

もう一つ重要なことは燃料です。

石炭ボイラー、重油ボイラーなどで
熱エネルギーを得るわけですが

そのときに単純に石炭とか
重油だけを燃やすわけではない。

特にクラフトパルプ工場がある場合は
黒液と呼ばれるもの、主にリグニンですが

これを燃料にして燃やしますので
相当の熱エネルギーがあるわけです。

もちろん工場内から出てくる廃棄物も
焼却処分しますけどそれだけじゃない。

色々なところから出てくる熱エネルギーを
使って発電するということなんですね。

少しでもエネルギーを回収しようというわけ。

小規模な工場ではこうは行きません。

まあ、最近だと太陽光発電で発電して
バッテリを使って蓄電するとかありますが

効率を考えると火力発電で24時間
電気を作って使うほうがいいわけです。

大雑把に言うと、製紙工場は化学プラント
でもあるのでそこで出てくる熱エネルギーを

有効活用するためにも発電所を
持っているという感じですかね。

本音は、安い重油や石炭から電気を作って
高い電気を使いたくないのでしょうけど。

管理人のまとめ

今回は、製紙工場は発電所を
持っているのかというお話でした。

管理人の勤務していた会社は大きな
工場で発電所も持ってましたね。

石炭や重油を燃やして自家発電するし
パルプ製造工程で出てくる熱も使って、

廃棄物の焼却処分したときの
熱も利用する感じでした。

火力発電所で電気を作るとなれば
ある程度の規模が必要なんですが

その供給量以上の安定した需要が
あるのでこういうことが出来るわけです。

いわゆる規模のメリットと言うやつでしょう。

管理人がいた当時はまだ電力の
自由化はされていませんでした。

しかし今だと余った電気は
売っているのかなと思います。

夜間のやすい電力は電力会社から
購入して昼間は高い値段で売る。

多分そういうことをやってると思います。

いずれにしてもこんな事ができるのは
大規模でパルプから一貫生産していて、

輸入した原料を港からスグに運べるような
そういう工場ということになるでしょう。

だから大手の製紙会社の主力工場
以外はなかなか難しいとは思います。

内陸部にあって規模も小さい工場では
発電所の設置自体無理ですし。

小規模なら太陽光発電もありますが
あれは安定した電力供給には程遠い。

小規模な工場は普通に電気を
購入するのかなと思いますね。

今後どうなるかは分かりませんけど。

この記事が、製紙工場が発電所を
持つ理由の参考になればと思います。

紙は莫大なエネルギーを使うんです!

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プロフィール
べぎやす

元製紙会社社員。
技術者として入社し16年間勤務する。
開発技術部門、営業管理部門、現場管理部門など様々な部署を転々としたあと独立。
紙に関するコンサルタントとして今に至る。

詳しい運営者情報はこちらからご確認いただけます。
>>https://kamiconsal.jp/profile/

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