世界の森林が減っている理由。開発途上国の伐採が原因なの?

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世界の森林 減っている理由

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は、世界の森林が減っている理由は
開発途上国の伐採が原因なの?というお話。

管理人は元製紙会社社員。

環境問題にはうるさかったんですよね。

管理人が会社で働いていた頃は
ダイオキシン問題がありました。

パルプの漂白に塩素が使われるから
ダイオキシンが出るんだとか。

実際にはそんなことないんですが
騒ぐ人はいるんですよね~

正直迷惑でした。

まあ、その御蔭で脱塩ビとかで
新しいビジネスが出来ましたけど。

よく分からないダイオキシンブームが
過ぎてみたら塩素製造メーカーが

統合されたり吸収されたりして
寡占状態になってましたね。

逆手に取ったところは大儲けでしょう。

それはそうとして。

製紙会社の場合一番言われるのが
森林破壊の話なんですよね。

紙の原料は木材ですから
それが分かりやすいので。

それと、紙の場合は基幹産業ではないので
騒いで叩いてもいいということなんでしょう。

同じことを鉄、セメント、自動車なんかで
やったらどうなるのかと思いますが。

でも、森林破壊は実は
製紙会社の責任ではない。

少なくとも現在の国内製紙会社は
森林保護に力を入れています。

では、実際のところ何が問題なのか?

ということで。

この記事では、世界の森林が減っている理由は
開発途上国の伐採が原因ということについて

管理人の調べたことを
お伝えしたいと思います。

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世界の森林が減っている理由は開発途上国の焼畑農業

結論から言うと世界の森林が減っている
理由は開発途上国の焼畑農業だそうです。

結局、途上国で食料を得るために
農業をするがこれが焼畑農業。

森林を焼き払ってそこに作物を植える。

また、燃料として薪を使うので木を切る。

こういうことが広く行われて
森林が破壊されているそうです。

確かに、焼畑農業をやれば
森林は再生されないですよね。

ただこれもちょっと注意が必要で
本来の焼畑農業は計画的に

農地の移動をしながら
行っていたようです。

考えてみれば熱帯雨林で焼畑やっても
放置していればあっという間に草ぼうぼう。

それが小規模なら森林破壊なんて
ならないと思うんですよね。

なので、本当に問題なのは
焼き畑のように見える開発らしい。

森林を焼き払って農地でなはなく
商業施設にしてしまうとかですね。

そういうことを大規模にやると
森林破壊が進んでいく。

管理人の感じでは、途上国の
農民が悪いのではなくて

途上国を無理やり開発している
企業に問題があるのかなと。

もしくは政府。

だいたい、ささやかに暮らしている農民は
森林を破壊するパワーなんてない。

そんなに大規模な焼畑ができるとは思えない。

山林に火を付けたからって
条件が揃わないと燃えません。

ましてや熱帯雨林で毎日雨が
降るならそこまで大きくならない。

本当に食べるために必要な程度の
畑を得るためで環境破壊になるのか?

これはかなり疑問がありますね。

管理人は自然の回復力のほうが
強いんじゃないかと思いますけどね~

なので、やっぱり本当の森林伐採の
問題は大規模開発ではないかなと。

ただこれ、住んでいる人がいい生活を
したいからやることなので止められない。

少なくとも日本の人が口出し
できる問題ではないでしょう。

文明化といって搾取する構造が
問題だとしたらかなり根深い。

そんなに簡単な問題ではないですね。

世界の森林が減っている理由は製紙会社ではない

これは元製紙会社社員として
言っておきたいことの一つです。

森林が減るのは製紙会社が
原因ではないということ。

確かにかつては森の木を切って紙に
するから森林破壊していたでしょう。

しかし今は違います。

環境問題があるというのもありますが
製紙会社は自前で植林しています。

管理人の考えではこれやらないと
原料確保が出来なくなるんですよね。

正直言うと環境問題とかよりも
原料確保のためにやってます。

製紙会社にとって本当に
怖いのは木材資源の枯渇。

原料がなくなると製造できませんから。

それでも、化石エネルギーと違って
木材は管理すれば再生できる。

石油や天然ガスは採掘したら
それまでということになりますが

木材の場合は植林すれば
また木が生えてくるわけですから。

そういう意味では製紙産業は
循環型ということが出来ます。

古紙もリサイクルしているし
木材も植林して育てますから。

ところで。

管理人が昔教えてもらった
植林の状況なんですが。

木材自体は製紙に適したものを
畑のように植林するそうです。

たとえば、ユーカリなら7-10年で
紙の原料に使えるようになる。

平地に畑のようにユーカリの木を
植えて育ったら重機で刈り取る。

山林から木を切り出すよりも
圧倒的に効率がいいそうです。

大規模な機械が使えるから
人件費もかからない。

結局のところ、環境問題なんて
関係なく経済的だから植林する。

下手に山の木を切るよりも平地で
植林したほうが安くなる。

どうも単純に企業の論理で利益に
なるからやってるだけみたいですね。

説明のやり方によっては環境にやさしい
事業展開をしていますといえますが

現実的には自社で原料を確保しないと
リスクがあるし何より利益になる。

そういうことなんじゃないかと思います。

管理人のまとめ

今回は、世界の森林が減っている理由は
途上国の伐採が原因?、というお話でした。

これははっきりとは結論が出ません。

焼畑が悪いと言われますが小規模の
焼畑農業で森林破壊につながるのか?

これにはかなり疑問があります。

熱帯雨林の回復力は相当なもの。

そう簡単に森林が減るとは思えない。

管理人的には大規模開発をしている
ところが問題じゃないかと思いますね。

それと、製紙会社は原因じゃない。

昔は森林伐採していたでしょうけど
今は自前で植林しています。

そうしないと原料が確保できないし、
その方が結局コストが安くつく。

まあ、環境対策と言うよりも自社の
利益のためにやってるわけですが。

それでも、結果的に森林を守っているなら
いいことなんじゃないかと思いますね。

この記事が、世界の森林が減っている
理由の参考になればと思います。

緑、守りたいものですね!

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