新聞社の生き残りは可能か?幕末の江戸幕府みたいに見えるが

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新聞紙 生き残り

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は新聞社の生き残りは可能か?
幕末の江戸幕府みたいに見えるが、
というお話。

管理人は元製紙会社社員でした。

実は。

製紙会社にとって新聞紙はドル箱。

管理人が勤務していた会社では屋台骨。

これがなければ会社は潰れる。

それくらい重要な紙なんですよね。

なにしろ、新聞紙用だけの部署があって
大型マシンが最低でも3台ありましたから。

他の紙がどんなに赤字でも
新聞紙があればなんとかなる。

そういう紙なんですよね~

だから新聞社は神。

本当に食わせてもらってるという感じ。

今はどうか分かりませんが、
かつてはそうだったんですね~

そもそも。

渋沢栄一が明治時代に抄紙会社、
今の王子製紙を立ち上げたのは

新聞紙が必要だからという
話を聞いたこともあります。

日本には和紙があったのですが
安価で大量生産には向かない。

だから西洋式の抄紙機を導入したと。

まあ、それほどに製紙会社にとって
新聞紙は重要な紙ということです。

ところが。

これほどの新聞社が危機なんだ、と。

生き残れるのかが議論されるんだ、と。

大変な時代になったと思います。

あれ程の優秀な人が集まっていて
企業としてもすごいのになぜ?

そして。

新聞紙に支えられている
製紙会社にも大問題。

いったい何が問題なのか?

ということで。

この記事では、新聞社の
生き残りは可能か?について

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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新聞社の生き残り!今のままでは難しい?

管理人の調べたところによると。

新聞社の生き残りは難しいらしい。

特に紙の新聞は厳しいんだとか。

まあそれは理屈ではなく実感として分かります。

新聞に限らず印刷、出版用紙は
どんどん減ってますからね~

媒体としてスマホが登場して
紙の役目が終わった感じもします。

今だと若者はテレビも
見ないし新聞も読まない。

情報収集はネットで十分。

そういう感じになってますから。

ただですね、コンテンツの需要は減ってない。

面白いものがあれば見るんです。

それは、ネット配信サービスが
これだけ増えてることから分かる。

ネットでしかやってないとなれば
そこに入会して見る人はいます。

紙媒体はネットに比べて不便だから
衰退しているというのはホントかなと。

でも、管理人からするとこれってなんだか
面倒から逃げているようにしか見えない。

まあ、紙媒体で出来ることはだいたい
ネットでも出来るしその方が便利です。

しかし、そこは本質か?

なんだか疑問が残るんですよね~

色々言い訳はあると思うんです。

広告収入が減ったとかですね。

確かにこれもネットが発達して
広告がそっちにシフトしました。

テレビも広告激減してます。

でも、物は売れてないのか、
というとそんな事はありません。

売れるものはやっぱり売れてます。

売れていればもっと広告するでしょう。

なので、広告媒体として紙の新聞に
魅力がなくなった方が問題かなと。

新聞の折込チラシは不特定多数に
配布するから効率が悪いとかも

それはホントかな?って思うんです、
年配者は新聞読んでるんだし。

ネットとは違うターゲットが
あるんじゃないのかなと。

もっとうまくやれることが
ある気がするんですよね~

新聞社の生き残り。何が出来るのか?

そもそも新聞って、あれだけの宅配サービスと
印刷技術があるのにうまく使えていない。

しかも、膨大なリアルの
リストを持っているのに。

管理人のような素人からするとなにか
やりようがあると思うんですけどね。

新聞なら提携も集金も簡単でしょうし
細かなサービスもしやすいでしょう。

新聞社の本業の情報発信は当然として
それに付随しているサービスの活用。

そういうのを考えればまだまだ
地域社会でやれることがあるかなと。

あれだけのインフラを使わないのは
もったいない気がするんですけどね~

やれる人がいてもさせることが
出来ないのかも知れませんが。

新聞社の生き残りの本当の問題は規制?

ここからは管理人の考えです。

新聞社の生き残りで本当の問題は
結局、「情報の規制」だと思います。

今も相当言論統制がありますよね。

色んな所からややこしいことを言われて
書くべきことが書けなくなっている。

そういう感じがしますね~

多くの人がおかしいと思っていることが
新聞に載らずにネットで出てくる。

こうなると新聞の信頼が無くなる。

そうすると購読者が減ってしまう。

かつて田中角栄は、

「新聞には信用できるものが3つある。
死亡記事に株の値段、
それにテレビの案内欄だ。
この3つにウソはない。」

と言ったそうですが。

今この言葉を読んでも同じ感想です。

本当に書くべきだと思っていることを
書いているのか?というところですね。

個人が発信できる時代になって
You Tubeなんかは玉石混交です。

そういう意味で本当の真実を伝える
新聞の役目は重要なはずなんですが、

新聞社として取り上げるべきことを
記事にしているのかなと思うわけで。

世間からズレているのが部数減の
本当の理由ではないのかなと。

本当はそうだったのかということを
隠さずキチンと報道していれば

やっぱり新聞の情報は頼りになると
信用も出てくると思うんですが。

お金を払っても読みたいと思うような
記事があれば部数は減らない気がします。

本音を言うと。

新聞社の人はもっと書きたいことが
あるはずだと思っています。

しかし、やりたいようには出来ない。

こういう状態を見るとタイトルの
「幕末の江戸幕府みたいに見えるが」

というところに行き着くんですよね、
中の人ももどかしいのではないかなと。

あれだけの人材や力があるのだから
危機感を持っている人も多いハズ。

まだまだ色々できそうなのにこのまま
ネットに飲み込まれてしまうのか?

あれだけの組織があるのにちょとと
力のある個人に負けてしまうのか?

幕末の江戸幕府、幕府側は政治のプロ、
明治政府の役人は政治の素人でした。

しかし本物のプロのはずの幕府は負けて
素人の明治政府が革命を成功させた。

ジャーナリズムのプロの新聞社が
個人のYouTuberに負けてしまうのか?

本当にそれでいいのかって思いますね~

管理人のまとめ

今回は、新聞社の生き残りは可能か?
幕末の江戸幕府みたいに見えるが、
というお話でした。

管理人の考えでは今のままでは
新聞社の生き残りは厳しいかなと。

ただ、体質の問題もあるので
簡単に変革は出来ないでしょう。

元製紙会社社員としては新聞紙は
超重要なアイテムなの困るんですが。

ネットが出てきて時代の流れで
というのは分かるんですけど。

それだけか?

どうも自分ではなんともならない、
と言う気がして仕方がありません。

なにしろ、新聞なんか見なくても
困らないという人が多いんですから。

新聞社なんて優秀な人材が
沢山いるのにどうしてなのか?

幕末の江戸幕府と同じような感じ。

あれだけ守られているし購読料も
自分で決めることが出来るのに。

それでもどんどん部数が減るとは。

やっぱり本当のことを書いてないと
思われているから何でしょうかね?

命がけで不正を暴いた昔の人が
今を見たらどう思うかなとか。

それは新聞に限ったことではないですが。

管理人からすると。

新聞記者がYouTuberに負けるなんて
ありえないと思うんですけどね~

この記事が、新聞社の生き残りを
考える参考になればと思います。

新聞社、頑張って欲しいですね!

(参考)
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