約束手形の紙は廃止!資金調達が容易になり役目は終わった?

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約束手形 紙

 

管理人の紙コンサルこと、べぎやすです。

今回は約束手形の紙は廃止!
資金調達が容易になり役目は終わった?
というお話。

管理人は基本的に技術職。

なので、実を言うと約束手形
暑かったことがありません。

同僚が集金のときに必ずかばんを持つのは
絶対に落とさない工夫だとは聞きましたが。

約束手形の1枚が何千万円
とかあるわけですからね~

管理人なんて、人生ゲームの
約束手形しか知らないのに。

 

人生ゲーム

 

なんだか、最後まで持っていると
まずいのが約束手形だった気が。

それはそうとして。

この約束手形は「紙」なんですけど、
こおれが2026年を目処に廃止だとか。

そんなこと出来るんですか?

ということで。

この記事では、約束手形の紙は廃止!
資金調達が容易になり役目は終わった?
ということについて

管理人なりに調べたことを
お伝えしたいと思います。

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約束手形の紙は電子記録債権に移行?

そもそも約束手形の定義なんですが。

ウィキペディアによると。

==ここから==

約束手形(やくそくてがた)とは、振出人が、受取人またはその指図人もしくは手形所持人に対し、一定の期日に一定の金額を支払うことを約束する有価証券のことである。略称 : 約手(やくて)。

==ここまで==

ということだそうです。

一種の借用書ですよね。

ただし、現実的にはお金と同じ。

紙の約束手形の場合は
紙の現金みたいなもの。

紛失等の管理はお金と同様
厳重にしないといけない。

もちろんリスクもある。

そんな面倒なものやめたらいいじゃないか、
と思うんですがやめない理由もあるわけ。

はっきり言って、すべての企業の決済が
即時現金なら手形なんて不要なんです。

しかし現実問題そうはいかない。

資金繰りの問題がありますからね。

どの企業も手持ちの現金以上の
投資はしないなら話は簡単です。

しかし、そんな会社は少ないでしょう。

メーカーのように原料を仕入れてから
製品を販売して代金を回収するまで

時間がかかる業態だと
そんなのは無理ですよね。

起業したときにはカネ余り、
というのなら別ですけど。

借金で起業して利益が出たら
返済していく形も多いですから。

もっと極端なのは米農家ですかね。

収穫は年1回なのに田植えから
稲刈りまで出費が続くわけです。

なのでサイトが210日、なんて出てくる。

その場で現金を払えないから
手形にしておくみたいな感じ。

収入が入れば精算すると。

現金収入がない業種では
どうしても必要なんです。

逆に、屋台のたこ焼き屋なら
そういうのはなくてもいい。

仕入れた粉はその日に現金になる。

まあ、うまく売れたらですけどね。

そんな感じで、紙の約束手形は
不要な業界ならすぐに廃止出来る。

しかし、商習慣によっては
そう簡単にはなくならない。

お金に余裕がある会社はいいんです。

現金を払えばいいだけですから。

しかし、ギリギリでしのぐ
会社はそうは行かない。

資金がショートしないようになんとか
手形で回しているわけですよね。

これ、苦しい会社多いと思いますね~

それに。

電子化なんていっても、
それは相手のあること。

こちらが対応できても取引先が
対応できなければ意味がない。

そういうシステム的なところに
お金を掛けられるのかどうか?

これも難しいと思うんですよね~

管理人的には農業、林業、漁業といった
一次産業従事者が対応できるのか疑問。

会社組織にしているならともかく
個人事業主だとどうなのかなと。

サポートする人がいればいいですが
そうでなければ電子化は難しいかも。

協同組合が肩代わりすれば
心配ないかも知れませんが。

でもやっぱり紙の約束手形廃止は
抵抗ある気がするんですけどね~

約束手形の廃止は資金調達が容易になったから?

先程までとは逆のお話なんですが。

一次産業でも資金調達が
容易になったのも事実。

これはネットのおかげです。

ひとつはクラウドファウンディングですかね。

企画に対してお金を払う。

必要な費用が集まれば
その分生産して販売する。

という感じ。

普通の農業なら種を購入するところから
借金ですがクラウドファウンディングなら

最初に資金があるので借金をして
生産する必要はないわけです。

こうなると約束手形は不要。

最初から運転資金がありますからね~

見積もりが甘いとかは論外として
普通に利益が出るようにすればOK。

それに、個人から集金したなら
銀行に利息を払う必要もない。

この仕組を利用できれば
メリットも大きいですね。

ただし。

これにはとても大きな問題がある。

それは集客。

いくらクラウドファウンディングをしたい
と思っても集客できなければ無理なんです。

基本的にネットで集客になるので
そこで宣伝できる仕組みが必要。

ブランドがあればやりやすいですが
宣伝がうまく行かないと成功しない。

イベントを盛り上げるスキルが
ある人が必要になるんですよね。

資金調達の方法は色々増えてますが
それが本当にデキる人はいるのか?

約束手形の廃止、仕組み的にはできそうですが
運用できる人が揃ってるのか気になりますね~

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管理人のまとめ

今回は、約束手形の紙は廃止!
資金調達が容易になり役目は終わった?
というお話でした。

管理人の考えでは約束手形の紙は
そう簡単にはなくならないかなと。

「紙」、は無くなったとしても
約束手形的なものは残るかなと。

商習慣として残るというのもあるし
手形でないと支払えない業種もあるし。

クラウドファウンディングなど
資金調達方法は増えたんですが

じゃあそれを使いこなせる人が
どれだけいるのかと言うのも問題。

そういう環境が整えば約束手形
自体が廃止されると思いますが。

この記事が、約束手形の紙の
廃止の参考になればと思います。

約束手形、うまく廃止できるといいですね!

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